できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

昨日(11月27日)のプリキュアの話です。

2022-11-28 21:43:48 | プリキュア話

昨日(11月27日)は、久々の休みでした。とはいえ、午後からネット研究会があって、結局3時間弱パソコンとにらめっこでしたけど。今日も一日、家にいましたが…。締切迫る原稿の執筆と、夕方から眼科の定期検査に行くことになっていて、結局、プリキュアのことが書けるのが遅れてしまいました。とはいえ、早いうちに書いておこうと思います。

さて、昨日放送分のプリキュアですが、プリキュアたちの通う「しんせん中学校」(=たぶんこれって食べものの「新鮮」なんでしょうね)の文化祭の話。毎年のプリキュアでは、文化祭か体育祭の話がでるので、今年は文化祭の話ですね。その文化祭の話に、生徒会長としての最後の仕事をするあまねちゃん(=キュアフィナーレ)の成長話と、今年の謎解き話が絡む展開になっています。その今年の謎解き話のところで、以前、クッキングダムでつかまったブンドル団のナルシストルが登場する…という展開です。

まず、クッキングダムで何か道具を自分でつくりだし、クッキングダムの情報をにぎって、ナルシストルが逃げ出します。他方で、しんせん中学校では文化祭の準備の真っ最中。あまねちゃんは生徒会長として、実行委員たちに「最後まで気を抜かずにがんばろう」と声をかけます。そんなあまねちゃんの前に、なぜかナルシストルの姿が見えます。

一方、他のプリキュアたちは模擬店を出しています。ごはん(おにぎり)・ラーメン・パンの「炭水化物ましましセット」の模擬店を出しているので、それを食べにマリさんがやってきます。そしてマリさんは「ジンジャーの情報を知っている」という、あまねちゃんの両親(おいしーなタウンのフルーツパーラーを経営)の話を聴こうとします。

あまねちゃんの両親の話では、昔、よねさんの家にジンジャーが動物を連れて現れて、長い間滞在していたとのこと。「そのうちに自分と似たようなかっこうをした人が来る」といっていたと、あまねちゃんの両親はマリさんに伝えます。マリさんは「ジンジャーは、いつかクッキングダムの人が来ることを予想していたのだ」と理解します。ただ、これ以上のことはわからないので…。妖精さんたちは「コメコメの力を借りるしかない」と思い始めます。そんなときに、ナルシストルの姿がまた現れます。

このあと、マリさんやプリキュアたちは、たくみくんたちの模擬店のつくった「手打ちそば」を食べます。ゆいちゃん(=キュアプレシャス)がおいしそうに食べている姿を見て、なぜかたくみくんはうれしそうな表情。そんなとき、マリさんに「ナルシストルがクッキングダムを脱走した」という連絡が入ります。「セクレトルの侵入、ナルシストルの脱走。なにか関連があるのか?」と、クッキングダムの王様はマリさんに伝えます。

その頃、あまねちゃんの双子の兄たちは、文化祭の手伝いをしています。そこでなにかのリモコンがこわれたのに困っている生徒を見かけます。あまねちゃんの双子の兄は、その場を通り過ぎたナルシストルをつかまえて、リモコンを直すように頼みます。その様子を、あまねちゃんが見かけます。

そのリモコンをなおしたお礼に…と。その生徒=もえちゃんが、ナルシストルにリンゴあめを渡します。「オレさまにはあわない」というナルシストルに、あまねちゃんの双子の兄たちは「食べていたらわかる」といいます。言われるままに食べたナルシストルは、リンゴあめを「うまい」と感じます。「これは妹がつくった」とあまねちゃんの双子の兄が言うと、「その妹に会いたい」とナルシストルがいいます。ナルシストルはいままで「自分にあう食べものがなかった」ようです。

さて、ナルシストルがクッキングダムを脱走したことを、今度はブンドル団のセクレトルも知ります。そのセクレトルはしんせん中学校に現れて、ナルシストルをつかまえます。どうやらナルシストルは、自分が開発したなにかの装置で、自分を小さくしてクッキングダムと人間の世界を往復することに成功する様子。その装置をもったナルシストルをつかまえて、セクレトルはリンゴあめのレシピッピをうばい、ゴッソリウバウゾーを出します。

このゴッソリウバウゾーとセクレトルを見て、あまねちゃんは「ナルシストルを解放しろ」と言います。そこへ他のプリキュアたちも現れて、みんな変身。ゴッソリウバウゾーと対決します。

ただ…。「あの程度ならたいしたことない」とゴッソリウバウゾーに声をかけたナルシストルを、ナルシストルとゴッソリウバウゾーが襲います。そんなナルシストルを「私は、私の正義を貫く」といって、キュフィナーレが守ります。そのあとは、キュアフィナーレがゴッソリウバウゾーの動きを止め、妖精コメコメとプリキュア4人の合体技で、ゴッソリウバウゾーを倒します。

ナルシストルはキュアフィナーレを見て「まさか、自分をかばうとは…」と言います。キュアフィナーレは「私はやつらのしたことが許せなかった。ただそれだけ」といいます。そしてナルシストルは、自分がつくった物体の大きさを変える装置で、自らクッキングダムに戻ることを選びます。どうやらブンドル団に再び襲われないように…という思いの様子。そんなナルシストルに、キュアフィナーレはリンゴあめを渡します。

ラストの場面は文化祭終了の場面で、そこで、生徒会長としての最後のあまねちゃんのあいさつ。「みんなの支えがあって、生徒会長が続けられた。一度はやめたくなったけど、みんなのおかげ。ありがとう」と、あまねちゃんは伝えます。そんなあまねちゃんのあいさつが終わったあと、さっきの生徒=もえちゃんがリモコンを動かし、くす玉を割ります。すると、あまねちゃんへのお礼のメッセージが。どうやらもえちゃんと、あまねちゃんの双子の兄は、このくす玉をつくっていた様子。そこへナルシストルが現れて、リモコンを直したようでした。そしてクッキングダムに戻って自ら牢屋に入ったナルシストルは、文化祭でもらったリンゴあめを食べていたのでした。

まあ、こんな感じで、今年の謎解き話とあまねちゃんの成長物語を、クッキングダムを脱走したナルシストルがつなぐ…というのが、今回のプリキュアでした。次回はどうやらコメコメの力で20年前の「おいしーなタウン」に行き、ゆいちゃんがおばあちゃんに出会う…という展開になりそうです。どうやら次回は、今年の謎解き話の延長線上の回ですね。ということで、今回のプリキュア話、おわります。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は11月20日分のプリキュアの話です。

2022-11-26 21:36:28 | プリキュア話

2回分まとめてのプリキュア話。先ほどは11月13日分を書きましたが、今度は11月20日分のプリキュアの話を書いておきます。

この11月20日放送分は、中華料理屋・ぱんだ軒の娘・らんちゃん(=キュアヤムヤム)のところに、テレビ局のグルメ番組「むしゃむしゃパラダイス」の取材が来るという話。ぱんだ軒を営む父親は「じゃまするなよ」とらんちゃんに言うのですが…。

ちなみに、このグルメ番組のレポーターとして、ギャル曽根さんが「ギャル曽根さん」役で登場してました。もうひとりのレポーターとして「タテモッティ」も出るのですが、こちらのタテモッティは、グルメインフルエンサーとしてブログやSNSで、行ったお店の紹介記事を書いている女性の様子。ふたりとも、らんちゃんにとっては「あこがれの人」です。また、街中で取材を受けたゆあん&みつき(=あまねちゃん(キュアフィナーレ)の双子の兄)は、このギャル曽根さんとタテモッティの対応を「神対応」といってほめていました。

ちょうどその頃、学校で「なりたい将来の職業」についてのアンケートがあって、らんちゃんは「自分のつきたい将来の仕事ってなんだろう?」と迷っていた様子。どうやらこのグルメレポーターやグルメインフルエンサーに、らんちゃんは関心がある様子です。

ただ、このタテモッティのレポートには、ブンドル団のセクレトルも注目している様子。でもタテモッティは「料理は自分でつくったり、取材したりしないと」という考えに、なぜかセクレトルは反発しています。

さて、いざ実際にタテモッティとギャル曽根さんが取材が来ると、肝心の父親はこちこちに緊張して、ラーメンの話が全然できない様子です。そこで、らんちゃんが代わりにぱんだ軒のラーメンの味の説明をするのですが…。やっぱり日頃のように料理の紹介ができず、緊張してこちこちになり、言葉がでません。でも、タテモッティとギャル曽根さんは、すらすらとぱんだ軒のラーメンの味について説明をしていて、「さすがだな~」という感じ。その様子を見て、取材終了後、らんちゃんは落ち込みます。

あこがれのタテモッティに出会えたのに、自分はうまくしゃべれなかった。そんならんちゃんに、タテモッティは「私も最初はそうだった。でも料理のよさを伝えたくて、あきらめられなかった。一緒に料理の魅力を伝えよう」といいます。そして、らんちゃんはタテモッティの持っている分厚いノートに気付きます。そこには、いままで出会った料理の特徴が全部、メモされていました。「それだけ本気ってこと…」とらんちゃんがいうと、「取材にうまくこたえられなくて、落ち込むらんちゃんも本気ってこと」とタテモッティは伝えます。

そんななか、セクレトルがゴッソリウバウゾーを連れて、杏仁豆腐の店を襲います。杏仁豆腐のレシピッピを奪ったあと、そのお店を取材していたタテモッティのノートを、ゴッソリウバウゾーがふんづけてしあいます。らんちゃんはタテモッティがゴッソリウバウゾーにやられないように、うまく逃がしたのですが…。

ここで、4人のプリキュアがそろって変身して、ゴッソリウバウゾーと対決します。でも、ゴッソリウバウゾーの力で、杏仁豆腐を動物のかたちに固める型に他の3人のプリキュアがはめられて、逃げられなくなってしまいます。でも、キュアヤムヤムだけはその型にはまらず、他のプリキュアを自分の技で助け出そうとします。そして無事に他のプリキュアを助け出したあと、コメコメの力を借りて4人の合体技を出して、ゴッソリウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが…。らんちゃんが汚れてしまったタテモッティのノートを、ご本人に届けます。「せっかくのノートが…」というらんちゃんに、「これはお守りみたいなもの。ついてきてほしいところがある」とタテモッティが伝えます。そこは、さっきの杏仁豆腐の店。ここでタテモッティとらんちゃんのふたりで、杏仁豆腐の魅力を伝える取材をします。そしてタテモッティから「らんちゃんのことばのセンスはエキセントリック。誰にもマネできない。このままでいい!」って言ってもらいます。

ここで終わるのかな…と思ったいたら、まだ今回は続きがありました。ジンジャーのことを助三郎さんに聞きに行ったマリさんは、ジンジャーのもっていた財布に特徴があることを思い出します。それはマリさんの持っていた財布と似ているようです。その話を聴いて、妖精さんたちが同様します。どうやら今から20年くらい前に、コメコメ1世と妖精さんたちはこの「おいしーなタウン」にやってきたようです。でも、そこから先が思い出せない、なにかをジンジャーがつくっていたようだけど、記憶が封印されているようです。「知られてはいけないものをつくったからか?」とマリさんは考えます。

こんな感じで、ここ数回、今年の物語の謎解き話と、ひとりひとりのプリキュアのこの1年の成長の物語が、今は同時進行していますね。よく考えると、あと12月と1月の2か月で、今のシリーズのプリキュアもおしまい。1月はプリキュアたちとブンドル団の最終決戦になると思うと、12月までにひとりひとりのプリキュアの成長物語と謎解きに決着がつかないといけません。ということで、あした11月27日放送分は、生徒会長のあまねちゃん(=キュアフィナーレ)の最後の仕事、学校の文化祭にナルシストルが現れる話になる様子です。

ということで、2回分まとめてのプリキュア話、ここでおわります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと2回分のプリキュア話が書けます(こちらは11月13日分です)

2022-11-26 20:44:30 | プリキュア話

ああ、やっと2回分のプリキュア話が書ける…。

今日は久々の土曜日の休み。なにしろ今月は3週連続で、勤務校の集中授業や教組の教育研究集会への出席などで、土曜日に仕事が入りました。その分、日曜日はヘトヘト。もうプリキュアと仮面ライダーを見て、部屋の掃除をするだけで精一杯。なかなか疲れがとれない感じでした。もちろん火曜日~金曜日は授業や会議がありますし、月曜日は家に居ても授業準備していますし…。おまけに、平日の昼間の授業のウラで、千人規模の受講者のいる遠隔授業対応もしていたんですよね。そりゃくたびれるわ…。

そんな感じで、やっと11月13日と20日、2回分のプリキュア話を書くことができます。まずは11月13日分のプリキュアの話から書きますね。

まず11月13日分ですが、この日の放送分のメインは、ここねちゃん(キュアスパイシー)と両親の話でした。前に登場したイースキ島のマイラ王女(=ゆいちゃん(キュアプレシャス)にそっくり)からの依頼で、「おいしーなタウン」でフランス料理店を経営するここねちゃんの父親と、有名な料理評論家の母親が、イースキ島の新たな名物料理を考えることになったとのこと。そのために、ここねちゃんの両親がイースキ島に移住するかもしれない話になって…。ここねちゃんは「どうしようか? 他のプリキュアの仲間と離れたくない。でも、両親とも離れたくない」という気持ちで揺れるという、そういう回でした。

ちなみに、一応マイラ王女はネット通信で他のプリキュアたちにも、イースキ島の名物料理を考えるお手伝いを依頼していました。また、ここねちゃんがプリキュアに変身するときのパートナー妖精のパムパムは、移住する気まんまんです。でも、ここねちゃんには迷いがある様子。そんなここねちゃんに、マリさんは「自分の思いを一番に。自分がいちばん望む道を」とアドバイスします。

他方で、今年の物語の謎解きも徐々に進んでいるようで…。以前登場した板前の助三郎さんの情報にもとづいて、マリさんの料理の師匠だったジンジャー(=当時はクックファイターのリーダー)が、この「おいしーなタウン」に現れていたことがわかりました。また、そのジンジャーは、どうやらなくなったレシピボンを探しにこの街に来た様子。でも、レシピボンは見つかったのに、ジンジャーはこの街に長居をした様子。「いったい、ジンジャーはここで何がしたかったのか? それを調べる」と、王国クッキングダムの親衛隊長・フェンネルにマリさんは連絡をします。ちなみにジンジャーは、「クッキングダムからレシピボンを盗み出した人」と言われているそうです。マリさんはあらためて、板前の助三郎さんからジンジャーに関する情報を集めようとしますが、プリキュアたちには「ここねちゃんには内緒」にするよう頼みます。

さて、肝心のここねちゃんですが…。父親のフランス料理店で、魚フライの新作をつくろうといろいろとコックさんたちが工夫を始めています。「やっぱり現地の人の意見を聴かないと…」という父親に対して、ここねちゃんは「イースキ島に行くか、この街に残るか」で迷い続けている様子。そんなここねちゃんは、学校に持っていく弁当を忘れます。お弁当を忘れたここねちゃんに、昼休み、プリキュアたちはみんなの弁当を少しずつ分けてあげます。「こうやって分け合って食べるとたのしい」というゆいちゃんに、ますますここねちゃんは、迷ってしまいます。

そんなここねちゃんの様子を見て、送迎の運転手・轟さんが「イチョウ並木を見て気分転換を」とすすめます。ここねちゃんはイチョウ並木を見ながら、ここに残るべきか、イースキ島に行くべきか迷っている気持ちを、パムパムに伝えます。「いま、自分のまわりには、好きなことがいっぱいある」というここねちゃんに、パムパムは「みんな、ここねちゃんの味方だよ」と伝えます。ここでCMに入ります。

CM後、ここねちゃんの家では、ピタパンサンドが新たなイースキ島の名物になるかどうか、両親が試作品をつくっていました。その試作品を食べた意見を聴こうと、ここねちゃんに両親は話しかけます。「ずっと、自分はイースキ島に行くべきかどうか、迷っている…」というここねちゃんに、両親はここねちゃんの大好きなボールドーナツを家でつくります。こうすれば大事な話ができる…と。そう両親は思ったようです。

他方でブンドル団のセクレトルが現れ、フランス料理店のコックさんがつくったピタパンサンドから、レシピッピを奪います。そこで、ここねちゃんだけを残して、他のプリキュアが変身し、ブンドル団のゴッソリウバウゾーと対決します。「ここねちゃんがいなくても、私たちだけでなんとかする」というプリキュアたちですが、ゴッソリウバウゾーがつくりだしたボールドーナツのなかにみんな閉じ込められてしまいます。

そんなときに、ここねちゃんが登場。キュアスパイシーに変身して、ピタパンサンドのレシピッピを取り戻そうとします。ここねちゃんは「私は、友達とも離れたくない。イースキ島の料理づくりも応援したい」と、正直に両親に思いを話せたようです。そして、ここねちゃんの願いをかなえる方向で話がまとまったようです。その結果なのか、キュアスパイシーに変身したここねちゃんは、「みんなといっしょにいたい。みんなは大切な友達!」といって、ボールドーナツのなかに閉じ込められたプリキュアたちを解き放ちます。そして、コメコメの力を借りて、4人の合体技でゴッソリウバウゾーを倒します。

ラストの場面ですが、轟さんがイチョウ並木でひとりで休んでいる場面が描かれます。また、ここねちゃんが両親にまっすぐな自分の気持ちが伝えられたことを、他のプリキュアたちが喜びます。そして、先に母親がイースキ島に行って、新しい料理の工夫をしている姿を、ここねちゃんがネット通信でつながって知る場面が描かれます。

このあと、11月20日分の予告になるわけですが…。中華料理屋の娘・らんちゃん(キュアヤムヤム)がテレビのグルメ番組の取材を受けるという、そういう話のようでした。ということで、11月13日分のプリキュアの話、おわります。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このたびの尼崎市長選挙に思うこと ~阪神間から維新衰退の流れをつくり、大阪に伝えたい~

2022-11-21 23:01:27 | 国際・政治

※ほんとうは11月13日と20日、2回の日曜日のプリキュアの話を書くべきところですが…。それよりも今はこちらの話を伝えたいので、先にこちらを掲載します。後日、余裕ができたところで、プリキュアの話2回分をブログに書きます。

さて、下記の内容は今朝、フェイスブックに書いたことでもありますが、あらためてブログでも書いておきます。

ほんと、尼崎市長選挙での維新系候補の陣営の動き、ツイッター等で確認している限り「ひどすぎる」というしかありません。同じような選挙戦を二度と許してはいけないと思います。

春の西宮、秋の尼崎と市長選が続き、維新系候補が落選しています。このまま阪神間から大阪の方へ向けて、維新の政治の問題点を指摘して、是正していく。そういう流れが続くことを願ってやみません。

大阪のみなさん、私を含めて、阪神間にはみなさんを応援する人々がいます。いっしょに維新系の政治・行政の問題を指摘して、是正していきましょう。

<以下、フェイスブックで書いた内容を一部修正して転載したもの>

昨日は尼崎市長選挙の日でしたね。

尼崎の新市長、文科省からの出向者で前の教育長さんですが、私は尼崎市内の学校での「いじめの重大事態対応」の調査委員会レクチャーの際、直接お目にかかったことがあります。

まだ若い方ですが、私の調査委レクチャーの話をきいて要点を把握し、「調査委をじゃましないような教委事務局対応を心がけます」「文科省に戻ったら、そういう対応をするように児童生徒課に伝えます」と。そういう前の教育長さんでした。だから「センスいい人やなあ」とは思いました。

ただ、一部の支援者の方が持ち上げていたようには、この前の教育長さんを持ち上げる気に私はなれませんでした。というのも、今後市長になっても、教育長時代から引きずっている尼崎の教育課題の解決が迫られるわけで…。「それがどこまでできるのか?」ということが、新市長(=前の教育長)には問われます。やはり「そこは厳しく、言うべきことは言う」という姿勢が私には必要と思ったので、あえて支持者の方が持ち上げるようにはツイッター等では発信しませんでした。

「こちらの候補を過剰に持ち上げるのも、どうなんや?」と。相手の候補が後述するとおり「あまりにもひどい」面はあるにしても…。そう思ったからです。

他方で、今回の尼崎市長選挙でのあの維新系の市長候補と、その陣営の運動員。あれはなんですか? 春先の西宮の時以上に「ひどい」と思いましたね。「あれじゃあかんわ。絶対に落としたい」としか思えなかったです。

そういえば、もともと尼崎市長選挙へ立候補予定だった維新系の市議も、なにか政治資金面でのことでトラブル起こして、「いまはどこへやら?」ですよね。「いったい尼崎の維新系政治家って、なにしているのか?」ですよ。

また、そういう尼崎の維新の問題を是正することなく、市長候補を出し、国政政党・日本維新の会の代表クラスの幹部が尼崎入りして、維新系候補を応援する。「いったい、この政党、なにやっているのか?」としか思えませんでした。

ちなみに、誰が選挙プランナーで彼の陣営に入れ知恵したのかわかりませんが、あの「変なシルエットで候補者ぼかしつつ、見る人が見れば誰を推してるのかわかるような看板」が、また今回の尼崎市長選で多用されてました。

それこそ、まだ井戸兵庫県知事時代、確か数年前。大阪のテレビ局の情報番組によく出ていたコメンテーターが知事選挙に出たことがありましたが、あのときもこのコメンテーターをさりげなく売り込むために「変なシルエット」のチラシが使われました。あの時以来「これは維新系の作戦やな」と。もう、バレバレです。

おまけにあの陣営、そのシルエットの看板を街中で多用していて、尼崎の選管から注意されてもなかなかやめなかったとか。選管も困惑していたと、ツイッター情報で私のところへ届きました。「選挙違反」として警告されていたと聴きます。

さらに、ツイッターで配信された動画のなかで、この維新系候補は「自分は尼崎北部の出身で、家で南部に行くなと言われていた」という話をしたとか。後にその動画は削除されたようですが、露骨に特定地域の市内在住者への偏見を語っているような候補。それでいて「感動未来都市あまがさき」なんていう、ふわふわで中身のないフレーズで自分を売り込むなんて、「呆れる…ふざけるな…」と思いました。

なので、この数日、ツイッターで「#感動未来都市あまがさき」という維新系候補の使っていたタグを逆利用するかたちで、たとえば「選挙違反が続くような候補のどこに感動や未来があるのか?」とか、「市内の特定地域への偏見を語る候補に、感動も未来もない」など、積極的に文句を言い続けてきました。

そして、この維新系市長候補の応援に、国政政党としての日本維新の会の代表クラス(松井・吉村・馬場の3氏)が動員されたわけで。でも今回、維新系市長候補は落選。「いったい、日本維新の会・兵庫維新の会は、なにがしたかったのか?」「選挙違反までやるくらい、これだけ総力戦で維新は尼崎市長の座を選挙でとりにきたのに、倍近い得票差で敗退。これ、代表たちの責任問題になるんじゃないか?」と。そんなことも、ツイッターでつぶやいておきました。

ちなみに、今朝の大阪のテレビの情報番組。どの程度尼崎市長選挙のこと、報道したんですかね?(私、朝はいまNHKの朝ドラ「まいちゃん」のドラマしか見ないので…)。短いニュースでさらっと報道。まるで阪神タイガースが負けた日のスポーツニュースのような報道だったとしたら…。「あんたら、やっぱり隠れ維新推しやったのね?」というだけです。それも予想して、昨夜のうちにつぶやいておきました。

そして今後は阪神間から逆に大阪市内、そして府内へと、「維新衰退の流れ」を起こしていかないといけないな~って思います。毎日、大阪市内・府内に阪神間から通学・通勤している人たちは、大阪市内や府内で積極的に「尼崎市長選挙で維新は負けたで」「ひどい選挙やったみたいやな~。選挙違反ばっかりやで」とか、「西宮でも尼崎でも宝塚でも、維新の首長候補は拒否されてるわ」。そういうことをクチコミで伝えないといけないでしょうね。大阪のマスコミが伝えないなら、私たちが伝えるのみです。

<以上で転載・修正終了>


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近読んだ本をまとめて紹介(3443冊目~3470冊目)

2022-11-14 20:47:28 | 本と雑誌

気付けば今日は11月14日(月)。このところほんとうに忙しくて…。平日は通常通り授業があるのはもちろんのこと、これに加えて土日に集中授業とか、教組の研究集会分科会の共同研究者の仕事とかが入ったり、あるいはプリキュアの放送がお休みの回があったりとかして、このブログの更新が途切れていました。

ただその間もいろんな本を読み続けていたので、ここでまたいつものとおり、本のタイトルと著者名、出版社名程度ですが紹介しておきます。

ちなみに、今回はちくまプリマ―新書をけっこう読んでますね。この新書は「中高生向け」のはずの新書ですけど、これは大学生や私たちおとなが読んでも「かなり深い内容」がつまっています。このところ中学校や高校で新しい学習指導要領が施行されるのにあわせて、ちくまプリマ―新書はどうも、たとえば高校「歴史総合」や「地理総合」「公共」などの科目を意識した本を出しているみたいですが…。でも、先ほども書いたように、読んだおとなが逆に深く考えさせられるような内容になっています。

3443冊目:永尾俊彦『ルポ大阪の教育改革とは何だったのか』岩波ブックレット、2022年

3444冊目:茨木のり子『永遠の詩②茨木のり子』小学館、2009年

3445冊目:若松英輔『若松英輔特別授業『自分の感受性くらい』(別冊NHK100分de名著 読書の学校)』NHK出版、2018年

3446冊目:平井美津子・本庄豊『観光コースでない京都』高文研、2022年

3447冊目:羽田康祐『地図リテラシー入門』ベレ出版、2021年

3448冊目:牧田寛『誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?』扶桑社、2021年

3449冊目:若松英輔『言葉を植えた人』亜紀書房、2022年

3450冊目:若松英輔『読書のちから』亜紀書房、2020年

3451冊目:佐藤淳一『「たくましく生きよ」そして「共に生きる」』ワニ・プラス、2022年

3452冊目:石井美保『めぐりながれるものの人類学』青土社、2019年

3453冊目:茨木のり子『倚りかからず』ちくま文庫、2007年

3454冊目:若松英輔『悲しみの秘儀』文春文庫、2019年

3456冊目:金森修『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』ちくまプリマ―新書、2006年

3457冊目:若林芳樹『デジタル社会の地図の読み方作り方』ちくまプリマ―新書、2022年

3458冊目:宇野仙『SDGsは地理で学べ』ちくまプリマ―新書、2022年

3459冊目:山口裕之『「みんな違ってみんないい」のか? 相対主義と普遍主義の問題』ちくまプリマ―新書、2022年

3460冊目:小田中直樹『歴史学のトリセツ 歴史の見方が変わるとき』ちくまプリマ―新書、2022年

3461冊目:将基面貴巳『従順さのどこがいけないのか』ちくまプリマ―新書、2021年

3462冊目:若松英輔『日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える』NHK新書、2021年

3463冊目:鵜飼秀徳『仏教の大東亜戦争』文春新書、2022年

3464冊目:茨木のり子『詩のこころを読む』岩波ジュニア新書、1979年

3465冊目:コイケジュンコ(NPO法人ブリッジフォースマイル協力)『親を頼らないで生きるヒント 家族のことで悩んでいるあなたへ』岩波ジュニア新書、2021年

3466冊目:中沢孝夫『働くことの意味』夕日新書、2022年

3467冊目:佐藤洋一郎『京都の食文化』中公新書、2022年

3468冊目:細川重男『鎌倉幕府抗争史 御家人間抗争の二十七年』光文社新書、2022年

3469冊目:岡崎守恭『大名左遷』文春新書、2022年

3470冊目:太田尚樹『南洋の日本人町』平凡社新書、2022年


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする