できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(8月27日)のプリキュアの話

2023-08-27 20:47:15 | プリキュア話

今日は日曜日。いつもどおりプリキュアと仮面ライダーを朝から見て、部屋の掃除してました。ということで、今朝のプリキュアの話を書いておきます。ちなみに仮面ライダーギーツは、今日が最終回。来週から新シリーズになりますね。

さて、先週で関西圏の高校野球中継もおわったので、今日の放送分から通常どおりのスケジュールに戻ります。また、8月末=子どもたちの夏休みもおわりということで、今日の放送分は「夏休み最後のおたのしみ」として、プリキュアたちが海水浴に出かける話になっていました。

まず冒頭ですが、アゲハさん(キュアバタフライ)運転の車で、プリキュアたちがプリンセス・エルを連れて海に向かうところからはじまります。スカイランドで湖を見たことはあっても、ソラちゃん(キュアスカイ)は海を見ること自体が初体験。実際に海に来てみて、その大きさに驚きます。そして「早く泳ごう」と言われてソラちゃんは海に入るのですが…。残念ながら、泳げません。どうやらスカイランドの湖では、ソラちゃん、がんばって湖の底を歩いていたようです。

そんなわけで「海で泳げるようにならなければ」「いままで海でのたたかいがなかったのがラッキー」といって、ソラちゃんは他のプリキュアに泳ぎを習おうとします。さっそくツバサくん(キュアウィング)が、人間の姿から鳥のようなプニバード族の姿に戻って、泳ぎのコツを教えようとするのですが…。でも、ソラちゃんは「手がつばさのようになるかな?」といって疑問を抱きます。続いてアゲハさんが、保育園の子どもに泳ぎを教える要領で、まずはソラちゃん、プリンセス・エルと「カニさん、ちょきちょき」とかいいながら、浜辺を歩こうとします。「でもこれじゃあ、どれだけ時間がかかるか…」という感じ。最後にましろちゃん(キュアプリズム)が、昔、スイミングスクールで習ったときのことを思い出して、「力を抜いてふわり浮く」「海に身をゆだねる」と教えるのですが…。でも、ソラちゃんは力が入って緊張したまま、コチコチでからだがかたまってしまいます。

いろいろやってもうまくいかないので、「もう、いっそ海を楽しもう」と、ましろちゃんはソラちゃんに声をかけます。そこで、まずはシュノーケリングの道具をソラちゃんに渡して、いっしょに海にもぐって魚を見ます。初めて見る海のなかで、いろんな色の魚が泳いでいる姿をましろちゃんとみて、ソラちゃんは「きれい」と思います。また、その間にアゲハさんが浮き輪を借りてきて、ソラちゃんは浮き輪で泳ぎます。そのあとはスイカ割り(これはソラちゃん、スイカの気配を感じたといって、見事に割る)、ビーチバレー、かき氷と、ひたすら海辺の遊びを楽しみます。そして、砂浜にツバサくんを埋めてあそんだりもします。ソラちゃんは「海はやっぱり、スカイランドにはないもの。夏休みの最後に来られてよかった」と思います。「あそびすぎた! 泳ぐ練習しなくちゃ!」とも思いますが、ましろちゃんからは「海が楽しかったら、大丈夫」と言われます。

そんななか、敵のミノトンが、プリキュアたちの遊ぶ浜辺にやってきて、筋力トレーニングを開始します。ミノトンはトレーニングの最中にプリキュアたちを見つけ、「修行もせずにあそんでいるとは何事か!」と勝手に怒り出し、浮き輪のランボーグを出して、プリキュアたちを攻撃しはじめます。さっそくプリキュア4人は変身して、防戦をはじめます。

ただ、浮き輪のランボーグは、海の上にプリキュアたちをひきつけます。泳げないキュアスカイは、キュアウイングに助けてもらって、岸辺の岩の上を歩くかたちで攻撃をします。また、キュアプリズム・キュアバタフライが浮き輪のランボーグにパンチを加えますが…。浮き輪なので、なかなか沈みません。そんななか、浮き輪の空気を抜くことをキュアスカイが思い付き、実行します。でも、浮き輪にはさまれるかたちになってしまいます。キュアウィングが助け出そうとしますが、キュアスカイは海に落ちてしまいます。

海の底まで落ちていこうとするなかで、キュアスカイは、ましろちゃん(キュアプリズム)に言われたことを思い出します。「力を抜いて、ふわり。空に浮くような感じ」「楽しかったでしょ、海? だったら泳げる」と。そのことを思い出したとき、キュアスカイのからだの力が抜け、浮かびはじめます。すると海の上に浮上し、3人のプリキュアが浮き輪のランボーグにつかまっているところに出ます。キュアスカイは必死で泳いで3人を助け出し、キュアバタフライからパワーをもらって、浮き輪のランボーグにパンチします。「海のすばらしさを教えてくれたチームの輪」があるから、浮き輪はもう必要ない。そういうキュアスカイとキュアプリズムの2人で、アップドラフトシャイニングを出して、浮き輪のランボーグを浄化します。

ラストの場面ですが、プリキュアたちは海に沈む夕日を見ています。そんななかで、ましろちゃんは海外で暮らす両親あてに、「夏休みももうすぐ終わり。この夏休みはみんなといっしょで最高。楽しいことがありすぎ」と手紙に書きます。ここで、今回の放送はおしまいです。

まあ、こんな感じで、プリキュアたちの夏休みもおわりですね。そしていよいよ9月は、劇場版映画公開。プリキュアの放送中に流れるCMも、劇場版映画の告知が入り始めました。ちなみに次週予告では、プリンセス・エルが新たな敵につかまって苦戦する様子。また、今回エンディングのプリキュアは、キュアプレシャスでした。


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お盆休みの北海道旅行のこと~帯広・糠平温泉・釧路に行ってきました~

2023-08-26 11:58:59 | 旅行

早いもので、今日は8月26日(土)。私たち家族の何年ぶりかの家族旅行から、もう1週間ちょっとたちました。

新型コロナ禍の行動制限もいまは解除されていますし、娘も無事にこの春から大学生になったので、夏休みが比較的ゆったりしています。なので、今年は8月14日(月)~18日(金)の4泊5日で、北海道へ家族旅行に出かけました。

実際の行き先は、1日目が伊丹空港から新千歳空港を経由して帯広へ。2日目が帯広市内から糠平温泉へ。3日目に糠平温泉から帯広経由で釧路入り。4日目は釧路からトロッコ列車に乗って、釧路湿原を見てきました。そして5日目の午後、釧路空港から羽田空港、伊丹空港経由で我が家に戻りました。こんな感じで、今まで行ったことのない北海道東部をまわる旅になりました。

出発の8月14日は、台風7号が近畿に接近中という状況。伊丹から飛行機が飛ぶかどうか心配だったのですが、なんとか午前中の新千歳行きが出発してくれました。北海道での旅行中も、台風の影響を受けてあまりいい天気ではなかったのですが…。それでも、5日目の釧路はきれいに晴れて、美しい景色を見ることができました。

ということで、旅行中に撮った写真をいくつか、このブログにも掲載しておきます。

帯広駅(2日目の朝に撮りました)

糠平温泉の宿の朝食(3日目朝に撮りました)

釧路港の炉辺焼き(3日目夜に撮りました)

釧路湿原を展望台から見ました。お天気がよくなかったのですが…(4日目のお昼ごろ)

釧路市内、幣舞橋(ぬさまいばし)のあたり。霧がかかっていました(4日目夜に撮りました)

釧路港のフィッシャーマンズワーフ付近(5日目の朝に撮りました)

 


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最近読んだ本の紹介(3541冊目~3571冊目)

2023-08-23 19:18:25 | 本と雑誌

前回よりもかなり短期間のうちに、本を30冊くらい読みました。たぶん夏休みで、ゆっくり本を読む時間がとれたからだと思いますが。なので、またまた著者名と本のタイトル、出版社名、出版年程度ですが、ここで紹介しておきます。

3541冊目:小川仁志『不条理を乗り越える』平凡社新書、2022年

3542冊目:田中伸幸『牧野富太郎の植物学』NHK出版新書、2023年

3543冊目:多田将『核兵器入門』星海社新書、2023年

3544冊目:渡辺憲司『江戸の岡場所』星海社新書、2023年

3545冊目:保阪正康『戦争の近現代史』幻冬舎新書、2023年

3546冊目:畑中章宏『関東大震災』幻冬舎新書、2023年

3547冊目:明石順平『全検証コロナ政策』角川新書、2023年

3548冊目:岡田晴恵『感染症・微生物学講義』小学館新書、2023年

3549冊目:国立歴史民俗博物館(監修)『新書版 性差の日本史』インターナショナル新書、2021年

3550冊目:岡野直『戦時下のウクライナを歩く』光文社新書、2023年

3551冊目:吉見俊哉編著『検証コロナと五輪』河出新書、2021年

3552冊目:安藤優一郎『徳川時代の古都』潮新書、2023年

3553冊目:山崎雅弘『アイヒマンと日本人』祥伝社新書、2023年

3554冊目:鈴木康久・肉戸裕行『京都の山と川』中公新書、2022年

3555冊目:川田稔『武藤章』文春新書、2023年

3556冊目:岩井秀一郎『今村均』PHP新書、2023年

3557冊目:小山美砂『「黒い雨」訴訟』集英社新書、2022年

3558冊目:筒井清忠『天皇・コロナ・ポピュリズム』ちくま新書、2022年

3559冊目:山下清海『日本人が知らない戦争の話』ちくま新書、2023年

3560冊目:栗原俊雄『東京大空襲の戦後史』岩波新書、2022年

3561冊目:志賀賢治『広島平和記念資料館は問いかける』岩波新書、2020年

3562冊目:渡辺尚志『武士に「もの言う」百姓たち』草思社文庫、2022年

3563冊目:森達也『虐殺のスイッチ』ちくま文庫、2023年

3564冊目:安田浩一『なぜ市民は“座り込む”のか』朝日新聞出版、2023年

3565冊目:内田樹・想田和弘『下り坂ニッポンの幸福論』青幻舎、2022年

3566冊目:若松英輔『光であることば』小学館、2023年

3567冊目:日本教育学会国際交流委員会編『ウクライナ危機から考える「戦争」と「教育」』教育開発研究所、2022年

3568冊目:加藤直樹『TRICK 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』ころから、2019年

3569冊目:加藤直樹『九月、東京の路上で』ころから、2014年

3570冊目:岡田直(監修)『地図で読み解く阪急沿線』三才ブックス、2023年

3571冊目:筧裕介、issue+design『認知症世界の歩き方 実践編』英治出版、2023年

 

 


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8月20日のプリキュアの話です。

2023-08-23 18:51:56 | プリキュア話

今日は8月23日(水)。夏の甲子園の高校野球は、今日が決勝戦。慶応高校が優勝しましたね。さて、毎年のことですが、その高校野球中継の関係で関西圏だけ、日曜日朝のプリキュアと仮面ライダーの放送スケジュールが変更されています。今年も変更されていましたので…。私はネット配信の動画で、8月20日放送分のプリキュアを見ました。ということで、8月20日放送分のプリキュアの話、書いておきます。

この8月20日放送分(以後「今回」と略)ですが、他地域と関西圏では夏の甲子園での高校野球がおわるまで放送スケジュールがずれるので、「少々放送スケジュールがずれても、あまり違和感なく秋には本編に戻れる」ような内容になっています。この点は、ここ2~3回の放送内容と重なっていますね。

今回は、ソラちゃん(キュアスカイ)が、外出中に急に雨が降ってきたので、だれも住んでいない洋館で雨宿りするところから物語が始まります。そこで雨宿りしていると、何者かの声がする。そこでソラちゃんが様子を見に行くと、ネコのぬいぐるみが落ちている。そのネコのぬいぐるみが急に立ち上がって、「連れて行って」という。それに驚いたソラちゃんは、大急ぎで家に帰る。家に帰ると、ソラちゃんの帰りを心配していたましろちゃん(キュアプリズム)が迎えるのですが…。「ソラちゃんのうしろに何かいる!」と。それは、さっきのネコのぬいぐるみでした。どうやらプリキュアたちの家までついてきたようです。

ツバサくん(キュアウィング)によると、この街はずれの洋館は、このところ「空き家」だとのこと。「おばけ!」「もう洋館に近づきたくない!」といって、ネコのぬいぐるみに拒否反応を示すソラちゃん。でも、プリンセス・エルは「だいじょうぶだよ」とネコのぬいぐるみに声をかけ、だきつきます。その様子を見て、ソラちゃんは「ヒーローは困っている人に手をさしのべなければ。私でよければ力になる」と、ネコのぬいぐるみに声をかけます。

そのあと、ましろちゃん・ソラちゃんで、ふわふわになるまで、ネコのぬいぐるみをきれいに洗います。また、ネコのぬいぐるみがエルと遊んでいる間に、プリキュアたちは「洋館に住んでいた人を探そう」という話し合いをします。そして、エルは気づいたらネコのぬいぐるみといっしょに寝ます。その様子を見て、ましろちゃんは「ぬいぐるみって抱っこすると安心する」「幼い子にとって最初の友達みたいなもの」とソラちゃんに伝えます。それを聞いて「今まで修行ばかりしてきた。こわがらないようにしないと」とソラちゃんは答えます。

次の日、街中を歩いている女の子とその母親を見かけて、急にネコのぬいぐるみが飛んでいきます。その日の夜、ソラちゃんはぬいぐるみといっしょに寝ます。夢のなかでソラちゃんに、ネコのぬいぐるみが話しかけてきます。「友達とあの女の子が似ていた。ずっといっしょにいたのに、その友達は引っ越しした。ひとりぼっちはさみしい」と。それを聞いたソラちゃんは「私が探す! 見つからないときは、私がずっとそばにいる」と伝えます。それを聞いたぬいぐるみは、「ありがとう。でも、迷惑をかけられない。洋館であの子を待つ」と。そして夢から覚めると、ソラちゃんの前からネコのぬいぐるみは消えていました。

「どこへ行ったの? 友達を探すと約束したのに」といって、ソラちゃんは洋館に向かいます。ほかのプリキュアたちも、後を追います。その様子を、ミノトンが見ています。ミノトンは「自分と勝負しろ」といって、洋館をランボーグにして、プリキュアたちを洋館に閉じ込め、攻撃を始めます。

洋館のなかで、キュアスカイが騎士のランボーグと対決しているときに、他の3人のプリキュアは古時計のランボーグとたたかっています。そんなキュアスカイを助けるように、ネコのぬいぐるみが洋館からの出口をつくります。そのぬいぐるみを抱えて、「いっしょに行きましょう」といってキュアスカイは外に出ようとします。そこに他の3人のプリキュアも合流し、いっしょに外に出ます。そして、キュアプリズムが打ったプリズムショットを、サッカーのようにキュアスカイがキックして、洋館のランボーグにぶつけます。そのあと、タイタニックレインボーでキュアバタフライ・キュアウィングが洋館のランボーグを浄化。ミノトンはその様子を見て、去っていきます。

このあと、ネコのぬいぐるみといっしょにプリキュアたちは洋館のかつての住人を探そうとするのですが…。そのとき、洋館のそばに停車したタクシーから、母娘が居りてきます。その女の子が「お気に入りのぬいぐるみ」「マロンさん、大丈夫?」「おいていってごめんね」と、ネコのぬいぐるみに気付いて、声をかけます。その様子を見て、ネコのぬいぐるみ=マロンを、ソラちゃんは女の子に返します。ましろちゃんはソラちゃんに「さみしい?」と聞きますが、ソラちゃんは「マロン、うれしそう」と答えます。マロンはソラちゃんに「ありがとうニャー」と言います。そんなソラちゃんの横にましろちゃんが立って、「ぬいぐるみっていいよね」といって、今回の物語は終わりです。

まあこんな感じで、「別に夏休みでなくても大丈夫」と思うようなストーリーだったのが、今回の内容。なので、毎週日曜日の放送予定が関西圏だけズレても、この内容だと別に困らないという感じです。と同時に、ネコのぬいぐるみをめぐる物語になっていたので、どことなく、劇場版プリキュアのような印象を抱いたりもしました。ちなみに次回はプリキュアたちが「海に行く」話で、どうやらソラちゃんは初体験のようです。あと、今回のエンディングのプリキュアは、キュアサマーでした。ということで、8月20日=今回のプリキュアの話、おわります。

 


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今日(8月13日)のプリキュアの話

2023-08-13 15:19:02 | プリキュア話

今日は8月13日(日)。先週から夏の高校野球が始まったので、関西圏ではプリキュアと仮面ライダーの放送予定が変更されています。なので今日も私、プリキュアと仮面ライダーを見たのですが、どちらもネット配信されている分を見ました。

さて、今日放送分のプリキュアですが、保育士志望のプリキュア、アゲハさん(キュアバタフライ)がメインになる回でした。そのアゲハさんにカリスマモデルのお姉さんがふたりいて、そのモデルのお姉さんたちといっしょに、プリンセス・エルを連れて、アゲハさんがファッションショーに出る話です。その物語のなかで、アゲハさんのちょっと悲しい、でもそれがあるから今があるみたいな過去の話が展開されます。

冒頭ですが、プリキュアたちがプリンセス・エルを連れて、子ども服の店を回ります。どのお店にいっても、プリキュアたちが選ぶ服に「いや、いや」というエル。なかなかエルがお気に入りの服が見つからず、プリキュアたちは困ります。ただ、そんななかで、アゲハさんだけは「服にこだわりを見せるなんて、成長している姿」とエルのことを受け止めます。

そんななか、街中にカリスマモデルの早乙女まりあ・かぐや姉妹と、マネージャーの加古さんがやってきます。街にいた若い女性たちは、大騒ぎ。「カリスマってなに? ヒーローみたいなもの?」というソラちゃん(キュアスカイ)の脇で、ましろちゃん(キュアプリズム)は、早乙女姉妹からサインをもらいます。その早乙女姉妹は、プリキュアたちを見て「アゲハから話を聞いている。妹のアゲハがいつもお世話になっています」と言います。

実は早乙女姉妹、アゲハさんと離れて暮らしていますが、実の姉妹。幼いころに両親が別れて暮らすことになり、父方に早乙女姉妹、母方にアゲハさんが引き取られたのだとか。ただ「親は親、私たちはやりたいことやるだけ」と早乙女姉妹。そんな早乙女姉妹を見て、プリキュアたちは「ノリがアゲハさんそっくり」と思います。

さて、マネージャーの加古さんはアゲハさんに「モデルやらないか?」と伝えます。それを聞いてツバサくん(キュアウィング)は、「モデル、やってみたら?」と言いますが…。アゲハさんは「以前、中学生の頃にやってみたけど、今の私は保育士になりたい」と答えます。

その加古さんがプリンセス・エルを見て、急に「磨けば光る原石発見!モデル界のプリンセスになれる!」と言い始めます。実はあすのファッションショーで、早乙女姉妹デザインの子ども服を着るモデルを探しているのだとのこと。エルもその子ども服の画像を見て、「これかわいい、これ着たい」と言い始めます。アゲハさんは「エルちゃんの気持ちを大事にしよう。私がフォローする」といい、エルのファッションショー出演が決まります。

そのファッションショー当日。早乙女姉妹がステージにあがっているところに、エルがかわいい服を着ていっしょにステージにあがります。でも、エルは緊張したせいか、ステージで固まって泣きだしはじめます。その様子を見て、アゲハさんはステージ脇から飛び出し、「動物さんみたいな雲がいっぱいある」と、エルに空の雲を見て話しかけます。すると、エルは泣き止みます。

ですが…。普段着のまま、結局、早乙女姉妹・エルといっしょに、アゲハさんもファッションショーのステージにあがってしまうことに。「こうなりゃ、思いっきり楽しまなくちゃね」といって、アゲハさんもこのまま、ファッションショーに登場。結局、三姉妹プラスエルのファッションショーがはじまります。

そんななか、暑い中、水分補給をしながらからだを鍛えたミノトンが、ステージの照明をランボーグにして、加古さんと早乙女姉妹を攻撃し、ファッションショーの妨害をはじめます。ここでプリキュアたちは変身。「楽しさは無用」というミノトンに対して、キュアバタフライは「アゲアゲをさげるな!」といって怒ります。

そのあと、ファッションショーの会場から広い野原へミノトンとランボーグをいったん飛ばして、あらためてプリキュアたちが攻撃。ただ、キュアウィングやキュアプリズムの攻撃を、ミノトンとランボーグははじき飛ばします。

ここでキュアバタフライは、「みんなで笑うって最高!」「(悲しいことに出会ったりして=ここで、両親が別れて、自分たち姉妹も別れて暮らすことになったシーンが描かれます)いつも笑えるわけじゃない。でも、そんなときこそ、笑顔が大事。みんなの笑顔のためにがんばる(=ここで早乙女姉妹のファッションショーの様子も描かれます)。笑顔が最高。そんな風になりたい」と語ります。両親が別れて暮らしたため、お姉さんたちとは別の生活をすることになり、その後も保育士志望で別の人生を選ぼうとしているけど、でも「笑顔が大事」という気持ちだけは同じ。そんなキュアバタフライ=アゲハさんの思いが語られてますね、ここで。

そしてキュアバタフライは、ミックスパレットをつかって「守りの力」をアップし、キュアウィングを強化。そのキュアウィングがキュアスカイをとばして、思いっきりランボーグに体当たりさせます。するとランボーグが倒れたので、ここでキュアバタフライとキュアウィングの合体技・タイタニックレインボーを出して、ランボーグを浄化します。ランボーグが倒されたあと、「さらに鍛錬して出直す」といって、ミノトンは去っていきます。

ラストの場面ですが。早乙女姉妹と加古さん、プリキュアたちで、ファッションショーの様子をふりかえります。ツバサくんたちは「エルが登場して、ショーがもりあがった。さすがプリンセス…」という話。一方アゲハさんは「お姉ちゃんたち、すごい」といい、早乙女姉妹は「アゲハがステージに出たら、子どもたちがノリノリ。やっぱり保育士(志望)だね」と。そして三姉妹で「お互いにがんばろう」といって、今回の話はおわりました。

まあ、こんな感じで、何かと日ごろ「アゲアゲ」を強調するアゲハさんの裏側に、ちょっと悲しい記憶があったことが、カリスマモデルをしている早乙女姉妹(実の姉たち)の姿とともに描かれたのが、今回でしたね。少し「おとな目線」の物語にもなっているような、そんな印象を受けました。また、今回の物語なら、関西圏だけ放送スケジュールが変更になっても、本筋の物語の流れからは大きくずれないことになりますね。

なお、今回のエンディングに登場するプリキュアは、キュアブラック。「プリキュア20周年なんてありえない~」といって登場してきました。また、次回放送分の予告では、プリキュアたちがぬいぐるみに関する怪談話を聞くような内容。これもまた、高校野球中継で関西圏だけ放送スケジュールが変わっても「まあ、なんとかなる」ような内容ですね。

ということで、今日のプリキュア話、おわります。


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今日(8月6日)のプリキュアの話です。

2023-08-06 21:29:30 | プリキュア話

今日は8月6日(日)。広島に原爆が落とされて、78年目の日です。朝から子どもたちがプリキュアを見ることができるのは、平和な社会あってのこと。どうか、こういう平和な社会がいつまでも続くことを願ってやみません。この場をお借りして「核兵器廃絶」「戦争だけでなく他の問題の改善・緩和も含めて、子どもたちが安心して暮らせる平和な社会づくりを」という願いを伝えたいと思います。

それから、今日からいよいよ甲子園球場では、夏の高校野球がはじまりました。関西圏では毎年のごとく、この高校野球が終わるまでは、他地域とは異なったスケジュールでのプリキュアの放送が行われます。ひとまず今日は開会式前だったのでプリキュアの放送がありましたが、来週はお休みの様子。でも他地域は放送しているので、ネット配信はあると思われます。そこで私も次週は、ネット配信でプリキュアを見ようかと考えています。

そんなわけで、今日放送分(以後「今回」と略)のプリキュアの話ですが…。まあ、「この内容だと、夏休み中のいつ放送になってもいいよね?」という感じ。おまけに今回は、プリキュアたちの新たな敵・ミノトンが登場しない回でもありました。

さて、今回ですが、まずは冒頭、プリキュアたちがそれぞれに夜の花火大会を楽しみに待っている場面からはじまります。ソラちゃん(キュアスカイ)が「花火大会楽しみ~。落ち着かない~」といってる脇で、ましろちゃん(キュアプリズム)はネイルをやっている。アゲハさん(キュアバタフライ)は保育園の実習のダンスを考えて、「アゲ~!」とか言っている。その脇で、ツバサくん(キュアウィング)は花火の本を読んでいる。まあ、こんな感じです。

そんなとき、プリンセス・エルがミラーパッドをいじくり始めます。「それ、大事なものだから、さわっちゃだめ」とプリキュアたちがエルを止めようとしたとき、プリキュア4人はミラーパッドの中に吸い込まれてしまいます。

ミラーパッドの中に吸い込まれたプリキュアたちは、ピンクットンという案内役に出会います。このピンクットンから、「ここで特別なトレーニングをして、課題をクリアすればもとに戻れる」といわれます。そこでピンクットンからトレーニング課題を選ぶカードを、プリキュアたちは選ぶのですが…。それがピンクットンにシャッフルされて、4人とも慣れない課題をやらされます。

ツバサくんは、急いでハートマークにタッチしながらダンスをする課題(本来はアゲハさんが選んだ課題)が、スピードが速すぎて追いつけません。アゲハさんは、飛行機に関するクイズの課題(これは本来、ツバサくんの課題)がマニアックすぎて、なかなかできません。ソラちゃんはメイクの部屋に入って(これは本来、ましろちゃんの課題)、自分らしいメイクをするように言われるのですが、やり方がわからず困惑。そしてましろちゃんは、ひたすら長い階段をのぼる課題(これは本来、ソラちゃんの課題)がたいへんで、「他にルートはないの?」とピンクットンにいうと、高い塔の上からロープをたらされて、それをのぼるように言われて余計に困惑します。

そのころプリンセス・エルは、4人のプリキュアがいなくなったことに気付き、心配になります。そこへヨヨさんが通りかかって、エルはミラーパッドをいじっていたら4人がいなくなったことを話します。ヨヨさんは「大丈夫、きっともどってくる。それまで、いっしょにおやつつくりましょう」といって、エルをなだめます。どうやらヨヨさんの話では、エルからミラーパッドを取り上げようとするときに、プリキュアかエルのどちらかが、特訓モードのボタンを押してしまったようです。

一方、プリキュアたちは…。今度は「別のプリキュアだったら、どうしているか?」を考えて、それぞれの課題に取り組み始めます。アゲハさんは、ツバサくんが普段読んでいる飛行機の本を読んで、クイズに全問正解。ツバサくんは「アゲハさんならどうやって踊る?」と考えて、「アゲ~!」な気分でノリノリに踊ってみます。すると課題クリアできました。ソラちゃんは、ましろちゃんが「メイクに元気もらってる。いつもの自分に少しプラスして」という言葉を思い出して、メイクの課題クリア。そしてましろちゃんは、ソラちゃんが「ましろちゃんのペースで、いっしょにがんばろう」と言ってくれることを思い出して、一歩ずつ階段をあがっていきます。すると、先に課題をクリアした3人が、高い塔の上で待っています。「もう少しがんばれそう」と思って、ましろちゃんがのぼりはじめたとき、上から3人のプリキュアが応援します。ラストにましろちゃんが無事に階段をのぼりきったとき、「いままでもみんなに力をもらっていた。いっしょにいるってすごい」と思います。

ただ、無事に4人が課題をクリアして、高い塔の上にあるドアをあけてミラーパッドの外に出ようとすると…。ピンクットンが「最強モンスター」のカードを出してきて、外に出るのを妨害します。ここで4人はプリキュアに変身。それぞれの得意技を出して、モンスターを倒そうとします。まあ、最終的にはキュアバタフライがプレスをかけている間に、キュアスカイ&キュアウィングがアップドラフトシャイニングでモンスターを浄化。それで無事にドアが開いて、ミラーパッドの外に戻るのですが。

ミラーパッドの外に戻ったプリキュアたちは、ヨヨさんから「特訓どうだった?」と聞かれます。「おもしろかった」と答えると、今度はエルが「みんな、ごめんなさい」と謝ります。ただプリキュアたちは「今度はエルちゃんも行きましょう」と言って、笑います。そして、ヨヨさんが「あれを食べましょう」というと、ヨヨさん・エルがつくったフルーツポンチがでてきます。このあと、フルーツポンチをプリキュアたちとエル・ヨヨさんでいっしょに食べながら、花火大会を見るシーンでおわりです。

まあ、こんな感じで、今回のプリキュアは敵のミノトンがでてこない、平和な一日でしたね。また、夏休みのいつでも放送可能な内容になっていました。ちなみに次回放送分(関西圏はお休みですが)では、アゲハさんのお姉さんがファッションモデルで、エルを連れてファッションショーに出るという話。これも高校野球中継で少々放送日がずれても支障がなさそうな、そんな内容ですね。また、8月8日がアゲハさんの誕生日ということで、エンディングのプリキュアは「キュアバタフライ」でした。ということで、今回のプリキュアの話はおわりです。


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授業料不徴収は「教育費無償化」の「重要だけど一部分」にしかすぎない。なぜ大阪では、誰もそれを言わないのか?

2023-08-05 08:56:17 | 受験・学校

例の大阪の私立高校の授業料無償化に関して、最近、いろんな動きがでてきたようです。少なくとも昨日だけで、次のようなネット配信の記事がでました。

大阪府支出増で私学合意へ 高校無償化、反発受け譲歩(2023年8月4日、産経新聞配信記事)

https://www.iza.ne.jp/article/20230804-ANOSAXL45BODBGQMNBNLCOQ7OM/

生徒1人当たりの補助金最大5万円引き上げ 吉村知事が「授業料無償化」修正案を発表 私立高校の負担軽減 (2023年8月4日、朝日放送=ABC配信ニュース)

https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_21160.html

しかし、これらのニュース配信記事を読んでも、「あかんなー。議論の前提がそもそもまちがっているんじゃないか?」と思っています。それは、これまでの議論において、「授業料無償化」は「教育費無償化」のなかの「重要だけど一部分にすぎない」ということが、全然理解されていないということ。そのことを強く感じます。「こういう教育費無償化に関する原則論的な部分の確認がおろそかになっていて、選挙対策的な<高校授業料無償化完全実施>パフォーマンスが優先されている感が強い」ところに、大阪のこの議論の「いかがわしさ」を感じてしまいます。

それこそ義務教育段階においても今日、教材費や修学旅行費、給食費等々、保護者の費用負担が授業料以外の部分でいろいろと発生しています。憲法に定める義務教育の無償という理念を、教育基本法の方で「授業料不徴収」原則に狭めているので、このような費用負担が生じる。ただ、義務教育段階では経済的な困難に直面する子どもと保護者に対しては、就学援助制度を適用することもできる。また、かつては教科書無償配布制度をつくり、最近では各自治体で給食費無償化に取り組むなど、「教育費無償」の範囲を義務教育段階では拡大してきた歴史的経過もあります。

そう考えると、本来、高校段階での「教育費無償化」についても義務教育段階を参照しつつ、たとえば「授業料不徴収」原則の適用だけでなく、たとえば通学定期代の補助、教科書代やワークブック・参考書、さらにはひとり一台のパソコン・タブレット使用を含めた教材費の負担軽減、学校での昼食代の補助等々、その無償化を適用する範囲を広げていく議論をしていかなければいけない。

ところが、いま大阪で「私学を含めた高校無償化」と称してやっている議論は、まだまだ「授業料不徴収」原則をどう適用するかという話にしかすぎない。また、その「授業料不徴収」原則が公立・私立に関係なく、所得制限なしに適用されても、他の子どもと保護者の費用負担は残り続ける。

なおかつ、昨日あたりに大阪府側・私学側の妥協案みたいなものが出されて、授業料不徴収の範囲を当初案のひとり年額60万円から63万円に拡大(3万円増)した上で、ひとりあたりの学校運営費の補助を2万円増(両方合わせて5万円増)にしたところで、上記の記事によると、授業料不徴収を完全に実施できる私学は7割程度。逆にいうと残り3割は、「それでは足りない」ってことですよね。そう考えると、この妥協案、「教育費無償化の重要な一部分である授業料不徴収原則すら、不十分な適用しかできない制度設計だ」ということになります。

ちなみに、下記はツイッター上で見つけた画像ですが(@japasiaearthさんのアカウントより)、いままで大阪府知事で日本維新の会共同代表の吉村さんは、大阪で「私立高校無償で行ける」と、あちこちで言ってきたようですね。「今後も3割の私立高校で、授業料を徴収せざるをえない制度設計していて、ほんと、<私立高校無償でいける>なんて、よく言うよ」と私などは思います。

そして、「なぜマスコミ報道も含めて、<教育費無償化は授業料不徴収だけにとどまらない。授業料不徴収は教育費無償化の重要だけど一部分にしかすぎない>という話を、大阪では誰もしないのか?」と、私などは言いたくなってしまいます。

※以下、@japasiaearthさんのアカウントで見つけた画像。

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