できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日(7月26日)のプリキュアの話です。

2020-07-26 19:33:27 | プリキュア話

今回も夜になってしまいましたが、今朝見たプリキュアの話を書いておきますね。

さて、今回はちゆ(キュアフォンテーヌ)の実家、旅館沢泉での「女将修業」の物語ですね。今回の話は、3世代同居のちゆの家での朝食風景からはじまりました。まあ、女将(祖母)・若女将(母)から、仲居さんが休むから人手が足りないという話を聴いて、ちゆと弟(「とうじ」(=湯治ですかね?)という名前だそうですが)が手伝おうという流れが描かれました。

まあ、のどか(キュアグレース)、ひなた(キュアスパークル)は「ちゆの女将修業姿、似合ってそう」とか、「気になるから見てみたい」って感じです。また、部屋の掃除なども器用にちゆはこなすので、他の仲居さんたちからも一目おかれていましたね。あと、ちゆのパートナーのペギタンも、風呂掃除などを陰ながら手伝っていましたが・・・。

ただ、女将(祖母)は「ここからが本番」といって、ちゆに「あの部屋にはお香を」「この部屋には花を」と次々に指示を出します。「どうして部屋ごとに指示がちがうの?」と、ちゆは不思議に思うのですが・・・。実際にお客さんを迎えてみて、理由がわかります。御年輩で常連のお客さんの来る部屋や、新しいお客さんの来る部屋など、お客さんの違いにあわせて、お香やお客さんの好きな花などをおいていたのです。「お客さんの好みを察して対応するなんて、すごい・・・」と、ちゆは女将(祖母)のすごさに気付きます。

そんななか、親子連れの外国人客・スミスさん一家がやってきます。「どこか子どもが喜びそうな場所を紹介してほしい」というスミスさん一家を連れて、ちゆは街中を案内します。でも、スミスさんの娘・エミリーは、なんかイライラしています。ただ、展望台のある公園にエミリーちゃんは興味を示しました。

そんなちゆの苦労している姿を、のどか・ひなたは見ていました。それでちゆを、いつもの海に誘い出します。そこでちゆは「エミリーを笑顔にしたい!」と大声で叫びます。「叫んだら、スッキリした」と。たのしそうな雰囲気がしないエミリーを、どうおもてなししたらいいのか…。そういう悩みをちゆが語ったときに、ちゆは自分が海が大好きということに気付き、「エミリーの好きなものってなんだろう?」と考え始めます。

宿に戻って足湯につかっているエミリーに、ちゆはそっと隣に座って話しかけます。エミリーはブランコやおいかけっこのできる公園が好きだけど、日本の公園は嫌いだと言います。その理由は「日本に引っ越すのが嫌だ」ということ。「友だちがいない。友達ができるか不安だ」ということのようです。そこで、ちゆはエミリーをさそって、公園に遊びに行くのですが・・・。

そこへ急に雨が降ってきて、シンドイーネがメガビョーゲンを連れてきて、公園をむしばみはじめます。当然、プリキュア3人は変身して、「ここはあの子が笑うかもしれない大切な公園」と言って、力をあわせてメガビョーゲンを倒します。そして「雨のエレメントボトル」をプリキュアたちは手に入れます。

ラストのシーンですが、エミリーとプリキュアたち3人、とうじで、公園で遊ぶシーンが描かれます。そこに近所の子どもも入ってきます。エミリーが喜んで帰る姿を見て、ちゆは「いいおもてなしができた」「私は(旅館)沢泉が好き」と思って、そこで今回は終わりです。

まあ、このところどうものどか・ひなたにスポットライトがあたる回が多かったので、どこかでそろそろちゆに注目する回が来ると思ったのですが…。それが今回だったという感じですね。なお、予告編によると、次回はひなたのパートナー・ニャトランが中心になる物語のようです。

ということで、今日のプリキュアの話、終了です。

 

 


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今日(7月19日)のプリキュアの話です

2020-07-19 20:36:26 | プリキュア話

夜になってしまいましたが、今日(7月19日)朝に放送されたプリキュアの感想とか、あらすじとかをまとめておきます。こうやってプリキュア本編の話が書けるようになったことが、うれしいですね。

さて、今回のプリキュアのテーマは「永遠のともだち(友情)」。歴代のプリキュアがこれをテーマにしてきたような気がするのですが…。今年の「ヒーリングっとプリキュア」の3人はどうやってこのテーマと向き合うのかがポイントですね。

まず冒頭では、最近のプリキュアたちの活躍で、エレメントボトルの棚がもうすぐいっぱいになることが語られます。確かにそうですね。もしかしたら、エレメントボトルが棚一杯になったら、次の新しいプリキュアがでてくるんですかねぇ。一応CMを見ている限りでは、新プリキュアは「アースウィンディハープ」という道具を使い、「風のエレメント」さんが関係し、変身するためには子犬のラテ(ヒーリングアニマル)が必要な感じですが…。

その上で、どうやらプリキュアたちの暮らす街には「永遠の大樹」があるのだとか。その大樹の下で友達であることを誓い合うと、永遠に友達で居られるのだという言い伝えがあるとか。そこでプリキュアたち3人は、自分たちも誓い合うために、その大樹のところへ出かけます。

でも、その「永遠の大樹」に実際に行ってみると、哲也というおじいさんに「もうこの木は寿命。先日の嵐でやられた。近々切られることになっている。おわりかけのつまらん木だ。永遠なんて信じるな」とプリキュアたちは言われます。のどか=キュアグレースは、その哲也じいさんの目が悲しそうで、何か特別な思い入れがあるのではないかと察します。

そこで「永遠の大樹」に居る「木のエレメント」の声をプリキュアたちが聴くと・・・。昔、この大樹の下で友情を誓い合った3人がいたけど、長い時の流れで日出夫・史の2人と哲也1人に分かれた。その1人が悲しい目で木を見ていたという話をしてくれました。そこで「2人をさがそう」という話になり、どうやらプリキュアたちの暮らす街にある喫茶店「純」に行けばなにかわかりそうだ…ということになります。

実際に喫茶店「純」に行くと、どうやら3人の友情の話は、先代のマスターの頃の話。また、日出夫と史は今は夫婦で、喫茶店の常連客の様子。プリキュアたちが来ているときに日出夫と史の夫婦が現れたので、「いっしょに行って、哲也さんに会ってほしい」とプリキュアたちは伝えます。「でも、大樹には行けない、今さら顔をあわせても・・・」というのが、日出夫・史の答えでした。

プリキュアたちは「永遠の友情なんてないのか?」と悩みます。哲也じいさんは40年ぶりにこの街にもどってきたようだけど、すぐに帰る、もういいよ…とも言っています。そんな哲也じいさんの姿を見て、またプリキュアたちは落ち込むわけですが…。でも、ずっと友達でいたいという気持ちを確認して、不安を鎮めるために、「この大樹の前で、私たちだけでも誓おう」といって、プリキュアたち3人で永遠の友情を誓います。その様子を見た「木のエレメント」も納得します。

プリキュアたちは「まだ、あきらめてない!」といって、さっそく「大樹ありがとうフェス」の準備を3人で始めます。学校の担任にも相談して、「やってみなさい」と後押ししてもらいます。街のなかに自分たちが用意したポスター(制作はひなた=キュアスパークル担当の様子)を貼ると、日出夫と史が現れて、フェスに行くことにします。

フェス会場には、「永遠の大樹」にいろんな思い出のある人たちが集まっています。日出夫と史は、哲也と遠く離れていますが、同じくフェスに来ています。そんなところにバテテモーダがメガビョーゲンを出現させ、「永遠の大樹」を蝕みます。そのバテテモーダの行為に対して許せないと思った日出夫と史、哲也は、抗議をします。こうやって3人は再び会えて、友情が確認できました。その日出夫・史・哲也の友情を確認した姿を見て、3人のプリキュアは変身。バテテモーダとメガビョーゲンを倒します。

しかし…。メガビョーゲンに蝕まれているあいだに、「永遠の大樹」の寿命は尽きてしまいました。「ありがとう」と言う前に逝ってしまった…と哲也じいさんは言うわけですが、でも、その大樹の割れ目から、新しい葉っぱが出ていました(木のエレメントの力ですね)。そして日出夫・史・哲也はプリキュアたちに「喫茶店純のコーヒーを飲まないか?」と声をかけます。「友情の誓いが永遠になりますように」という願いを3人でその新しい葉っぱにこめて、今回の物語はおわりですね。

「まあ、なんてきれいな物語なんでしょう・・・」という感じですが、いいまとめ方だなあって思いました。寿命の尽きた「永遠の大樹」から新しい葉っぱが出たというところで、命の「再生」という視点も、この「永遠の大樹」のストーリーにはこめられていますね。

ちなみに次回の物語ですが、ちゆ=キュアフォンテーヌの実家の旅館の話。「女将修業」がテーマになるようです。


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今日(7月12日)のプリキュアの話です。

2020-07-12 22:19:45 | プリキュア話

夜遅くというか、寝る前になってしまいましたが、今日のプリキュアの話を書いておきます。

先月末からいよいよ本格的に本編の放送が再開されるようになってきて、今のところ、ひとりひとりのプリキュアを軸に、プリキュアたちの人間的な成長を描いていこうとしているようですね。再開後の初回はひなた=キュアスパークルがプリキュアを続ける自信をなくしかけたことを、他の仲間が支えたり…。先週分はのどか=キュアグレースの病気がすっかりよくなって、すこやか市のまつりにみんなで参加する話だったり…。

今週の放送分もその延長線上で、元気になってみんなとかかわれるようになったのどか=キュアグレースが、はじめてパートナーの妖精(地球のお医者さん見習いでもありますが)のラビリンとケンカしてしまう、さて、どうやって仲直りしようか…という、そういう物語でした。例年だとやはり春先というか4~5月くらいに出てくる展開の物語ですね。やはり本編をていねいに描きながら、中断した分の遅れを取り戻そうとしている感じです。

ただ、CMを見てますと、4人目のプリキュアが「音楽と風」をイメージするプリキュアで登場することは、どうやら近いようです。また、今日の物語になったハーブガーデンも、「ひょっとして、なにか今後の物語に関係する?」と思って見てしまいました。あと、劇場版映画(春の分。新旧引継ぎみたいな分)も遅れていましたが、いよいよ公開は秋、10月末に決まったようですね。また、その分、通常は秋に上映していた劇場版映画を、来年春にまわすようです。

まあ、こういった話はさておき、今日の本編の物語です。まず冒頭は、のどか=キュアグレースが学校に持っていくのを忘れていたリコーダーを、妖精のラビリンが届けるところから始まります。その帰り道に、ラビリンは不思議な置物を見付けます。

その置物はすこやか市のハーブガーデンの置物で、だるまとラベンダーをかけあわせた「ラベンだるま」というもの。ラビリンは他の妖精(ペギタン、ニャトラン)が「ダサい」というけど、自分はその「ラベンだるま」が気に入って、ハーブガーデンに会いに行きたい様子。そこで、のどかとスタンプカードをもってハーブガーデンに行き、6回までスタンプをためて、その「ラベンだるま」をもらいます。

ところがその帰りに道にニャトランとひなたに出会ったので、ラビリンは「こんなの、別にほしくない」と急に言い始めます。「どうしてそんなウソをいうの?」というのどかと、はじめてラビリンは仲たがいをします。その夜、のどかは「体調が悪くないのに、こんなつらい気持ちになるのは初めて…」と思います。

次の日、ちゆ=キュアフォンテーヌは、のどかに会います。そこで「きのうのこと、聴いた」とちゆはいい、「どちらかがまちがっているというわけじゃなくて、ただ、ニャトランに(ラベンだるまのことを)知られたくなかっただけでは?」と伝えます。一方、ニャトランはペギタンに謝ったあと、「のどかとちゃんと話せよ」と伝えます。

そんなとき、メガビョーゲンがハーブガーデンに現れます。今回はダルイゼンが出撃してきました。それを3人のプリキュアと妖精で迎え撃つわけですが、ラビリンと仲たがいしているのどか=キュアグレースは変身がうまくできません。パートナーの妖精との関係がうまくいかないと「キュアタッチ」ができず、プリキュアに変身ができないようです。そこでやむなくキュアフォンテーヌ、キュアスパークルだけでたたかうのですが、苦戦します。

その苦戦しているさなかに、ヒーリングアニマル(見た目は子犬)のラテが、のどかとラビリンを呼び出し、「ワン」と声をかけます。どうやらラテなりに「お説教」をしているようです。のどかは「ごめんね、ラビリンの気持ちがわかってなくて…」と謝ります。一方ラビリンは「のどかが悪いんじゃなくて、一人でなんかムカッとしたラビリンが悪い」と謝ります。「ずっと苦しかった。ケンカしたことより、そのあとのずっとひとりで居たときのほうがつらかった」「(ラビリンを)きらいになんかならない、友達やめたくない」ということで、二人の気持ちを再確認。そこであらためて「キュアタッチ」ができて、キュアグレースうに変身。3人で攻撃をして、ハーブガーデンに現れたメガビョーゲンを追い払います。

ラストの場面ですが、もう一度、ラビリンとのどかでハーブガーデンに通い、もう1個、「ラベンだるま」をもらいます。そして「ケンカしない方法は見つからないけど、仲直りの方法はいろいろある」ということを、ふたりでブランコに乗りながら話をして確認する・・・そんな終わり方でしたね。

来週は予告編を見る限り、すこやか市にある「永遠のともだち」であることを確認する木の話のようですね。この「ずっとともだち」「永遠のともだち」って、プリキュアシリーズが一貫して大事にしてきたテーマのようにも思います。今回のラビリンとのどかの関係とも、どこかでつながっている話ですね。

 


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最近読んだ本の紹介です(3107冊目~3122冊目)

2020-07-10 11:29:33 | 本と雑誌

気付けばまた1か月ほどたってしまいましたね。だいぶん読んだ本がたまってきたので、またまた本のタイトルと著者名、出版社名程度ですけど、紹介しておきます。

さて、今月「地理」という文字の入ったタイトルの本が多いのは、今年度(2020年度)から「社会科地歴科教育法Ⅰ・Ⅱ」という科目を担当しているためです。また、前期は「地理教育」中心の「社会科地歴科教育法Ⅰ」を開講しています。なので、どうしても授業準備のためにいろんな文献を読むことになるので、「地理学」や「社会科地理的分野」あるいは「高校地歴科の地理関連科目」についての本が増えるわけですね。

当然ですが、後期は「歴史教育」中心の「社会科地歴科教育法Ⅱ」の担当になるので、おそらく来月以降は「日本史」「世界史」や「社会科歴史的分野」「高校地歴科の歴史関連科目」についての本が増えることになるでしょう。

ちなみに今年も含め、ここ数年「社会科公民科教育法Ⅰ・Ⅱ」という科目も担当しています。なので「政治学・法学」や「経済学・社会学」「哲学・思想、宗教学、倫理学」関係の本や、「社会科公民的分野」「高校公民科」に関係した本も、いろいろと読んでいます。

社会科・地歴科・公民科の教科教育法担当になると、読むべき本がどっと増えるので、準備がたいへんです。でもその分、私の視野も広がるので、メリットも大きいのですが。

あと、代替授業(いわゆるネット授業)でパソコンに向かうのにくたびれたときに、まったく仕事と関係のない分野の本を読んでいるというのもありますね。今回の「お遍路さん」とか、今年の朝ドラのモデルになった作曲家・古関裕而の新書本なんかがそうですね。こういう本を読むと、いい気分転換になります。

ということで、以下、最近読んだ本の紹介です。

3107冊目:徳水博志『震災と向き合う子どもたち』新日本出版社、2018年

3108冊目:地理教育研究会『知るほど面白くなる日本地理』日本実業出版社、2016年

3109冊目:宇田川勝司『なるほど日本地理』ベレ出版、2014年

3110冊目:宇田川勝司『なるほど世界地理』ベレ出版、2016年

3111冊目:碓井照子編『「地理総合」ではじまる地理教育』古今書院、2018年

3112冊目:尾形希莉子・長谷川直子『地理女子が教えるご当地グルメの地理学』ベレ出版、2018年

3113冊目:千葉県高等学校教育研究会地理部会編『新しい地理の授業』二宮書店、2019年

3114冊目:大津和子『グローバルな総合学習の教材開発』明治図書、1997年

3115冊目:愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター編『四国遍路の世界』ちくま新書、2020年

3116冊目:小山俊樹『五・一五事件』中公新書、2020年

3117冊目:形部芳則『古関裕而―流行作曲家と激動の昭和』中公新書、2019年

3118冊目:日本史史料研究会監修、白峰旬編著『関ヶ原大乱、本当の勝者』朝日新書、2020年

3119冊目:桃崎有一郎『京都を壊した天皇、護った武士 「1200年の都」の謎を解く』NHK出版新書、2020年

3120冊目:山極寿一『スマホを捨てたい子どもたち』ポプラ新書、2020年

3121冊目:日下雅義『平野が語る日本史』角川ソフィア文庫、2020年

3122冊目:石毛直道『世界の食べもの 食の文化地理』講談社学術文庫、2013年

 


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教職員や子どものメンタルヘルスが気になるなら「もっと休ませるべき」なのでは?

2020-07-05 22:02:33 | 受験・学校

下記の内容は、昨日(7月4日)にフェイスブックに書きこんだ内容に手を加えたものです。

知人の小学校教員が見つけてくださった文科省の教職員のメンタルヘルスに関する通知文を読んで、「これ、そんなに教職員の過剰な心身の負担が気になるなら、夏休みを長くするとか、授業時数確保にこだわるなと言うべき」と思ったし、「教職員だけでなく、子どもの心理的な負担も軽くするべきでしょ? そっちの通知はしたの、文科省?」とも思いましたので・・・。

<以下、フェイスブックに書きこんだ内容の転載部分です>

○○さん(知り合いの小学校教員の名前=住友注。伏字にしますね)のところからシェアします。

「新型コロナ対応」にかかわる教職員のメンタルヘルスについて、配慮を求める文科省の文書です。

まずは教組関係者、教委関係者、学校の管理職、そして現職教職員のみなさんに読んでいただきたい文科省の文書ですね。

あわせて、これ、子どもだっていま、めちゃくちゃ疲れている子どもや、心理的にパンパンにはりつめた状態になっている子どもが多くなっているはず。

だから子どものメンタルヘルスについても、教職員と同じように「配慮」が必要なはずです。

もっというと・・・。だから私は5月の頃から、「教科書も学習指導要領も捨ててしまえ」「授業時間数確保とか学力向上なんかにこだわるな」といい、「学校に来ることができた子どもと教職員で、とにかく充実した日々をつくることを最優先しろ」って言うてきたわけで・・・。

「そういう大きな勘違いをしてる教育施策を全部やめたら、少しは子どもも教職員も、メンタルヘルス面でいい状態になるんじゃないか?」と思ったりもします。

そして「7月末まで1学期をやるのはしかたないとしても、夏休みは8月の3週間程度では短いと思う。以前と同じで、せめて約1か月、8月31日までにしろ」と言いたくなります。

本気で子どもと教職員の「メンタルヘルス」が大事というなら、「しょうもない学力向上策も授業時数確保策も、ICTの充実も全部ストップさせて、とにかく休ませろ。早く、それをやれ」ですよ。私、そういいたくなりますね。

※○○さんが紹介してくださった文科省の文書のリンク先は、以下のとおりです(下記の文書名をクリックすれば、文科省のPDFファイルに行けると思うのですが・・・)。

「新型コロナウイルス感染症への対応に伴う教職員のメンタルヘルス対策等について(通知)」

 


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今日(7月5日)のプリキュアの話です。

2020-07-05 21:34:27 | プリキュア話

先週(6月28日)放送分から、新型コロナ対応でしばらく「再放送」でしのいでいた今年のプリキュア本編の話が再開されました。

今日7月5日の放送分は、前回から再開された本編の続きで、なおかつ「今後の展開」を予想させる重要な回になったように思います。ということで、簡単に今回の放送分の内容をふりかえっておきます。

まず、今回はのどか=キュアグレースの病院の診察場面からはじまります。のどかは医師から「良好、元気すぎるくらい。本当に病気だったの? 今は心配ない」と言われます。両親とともにのどかは喜んで病院を出るのですが、ふと「自分はどうして元気になれたのだろう?」とのどかは疑問に思います。

のどかたちが街に戻ると、今日は「すこやか市」(=プリキュアたちの暮らす街)のおまつりだとのこと。ひなた=キュアスパークルも姉といっしょにパンケーキの店を出していて、「私が焼いた!」というパンケーキをひなたはのどかに食べてもらいます。そんなところへちゆ=キュアフォンテーヌが通りかかり、実家の旅館もお客さんがいっぱいで、手伝っているという話を聴きます。

そんな3人がおまつりをいっしょに回ることになり、街中に出ると「すこやかまんじゅう」のお店に出会います。この「すこやかまんじゅう」は野菜6種を使ったまんじゅうで、3人のプリキュア(+妖精さんたち)は足湯につかりながらそれを買い、いっしょに食べます。そこでのどかは「すごく元気って病院で言われて、うれしかった」とちゆ、ひなたに伝えます。ひなたやちゆは、「この街でパワーアップしたのでは?」「温泉パワーでは?」と答えます。

「すこやかまんじゅう」を食べ終わって他の店もまわろうとしたとき、その「すこやかまんじゅう」のお店に異変が起こります。どうやら、まんじゅうを蒸す機会が故障したようで・・・。そんなとき、他の店から「まんじゅうを蒸すぐらいならうちでもできるから、手伝うよ」という声がかかります。プリキュアたちも「なにかお手伝いさせてください」と言って、「すこやかまんじゅう」の店を使います。

どうしてこんな風にみんなで協力しあっているのだろう・・・と、のどかは不思議に思うのですが、「この街は、もともとそういう街。昔からみんなで協力しあって、困難を乗り越えてきた」という話を聴いて、納得します。「自分も、このすこやか市の元気の力をもらっているかも・・・」と、のどかは思い始めます。

その一方で、グアイワルに「子分になれ」と言われたものの、「誰が子分になるか、さっさと自分が手柄をたててやる」といって、先週も登場したバテテモーダが現れます。バテテモーダが携帯式の扇風機にナノビョーゲンをくっつけ、「メガビョーゲン」に巨大化して、街を襲わせます。

バテテモーダが巨大化させたメガビョーゲンがすこやか市のおまつり会場を蝕もうとしたとき、3人のプリキュアたちが現れます。扇風機の風の力が強くてなかなか接近できないのですが・・・。先週手に入れた雷のエレメントをつかってメガビョーゲンにショックを与え、「このみんなの元気がつまっている場所を蝕むことは許さない」と言って、3人の気持ちをそろえて「ヒーリングオアシス」という合体技を出します。それによってメガビョーゲンを浄化し、バテテモーダを追い払います。

浄化後の携帯式の扇風機には風のエレメントが居たのですが・・・。その風のエレメントが「プリキュアに久々に出会えた」といいます。その風のエレメントの話では「のどかたちの前のプリキュアで、昔々、ティアティーヌ(=子犬のラテの母親)のパートナーだった。すこやか市に住んでいて、音楽が得意だった」と語ります。それを聴いたのどかは、「この街でプリキュアは生まれた。私もみんなを元気にするプリキュアになりたい」と言います。

そして、ラストの場面ですが。妖精さんたちがおまつり会場での「大声コンテスト」のチラシを見付けてきたので、3人のプリキュアも出場します。のどかは「わたし、すごく生きてるって感じ!」という大声を出して、優勝します。その優勝の商品は「すこやかまんじゅう100個」で、妖精のラビリンがどうやらこれをほしがっていたようでした。

それでですね・・・。今日の放送内容のなかで、重要な気づきがありました。先ほどの「昔のプリキュア」の話です。ちょうど今日の放送分で流れたCMのなかに、新しいプリキュアらしい人物が描かれていました。すでにツイッターなどでは、「どうやら近々、新しいプリキュアが登場しそうだ」という情報が流れていました。また、毎年夏休み前くらいに敵がパワーアップして、今までのプリキュアの力だけでは勝てなくなってくる頃から、新プリキュア登場をにおわせる物語展開がはじまったりします。

ということで、今年もその流れをとっているようなのですが・・・。いかんせん、新型コロナ対応のために5月から6月半ばまでの放送分が抜けています。なので、プリキュアの制作陣は、夏休み頃の新プリキュア登場までの物語を今年はどうやってつなぐのかという、いきなりの「難題」をクリアする必要に迫られているように思います。きっと「おとなの都合」といいますか、スポンサー企業との関係で、新プリキュア登場は避けられないのでしょうね。すでにCMも、新プリキュアの情報も流れていますし…。となれば、放送再開後の先週分以降のストーリー展開に何か一工夫をして、新プリキュアがでてきても違和感がない流れをつくって、ということになりますね。

ちなみに次回は、どうやらのどかと妖精のラビリンの間でケンカをするようですが・・・。そのケンカも、もしかしたらその「難題」をクリアして、新プリキュア登場という流れをつくるために必要な設定なのかもしれませんね。次回放送分は、そのあたりの事情に注目しながら見ていきたいと思います。


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