できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

9月24日分のプリキュアの話です。

2023-09-26 11:39:02 | プリキュア話

先ほどは9月17日放送分のプリキュアの話を書きましたが、今度は9月24日放送分のことを書きます。

さて、9月17日放送分について、ラストで、かつて敵だったミノトンがプリキュアたちに浄化され、改心してお礼を言う場面があったこと。また、そのことをふまえて、かつて敵だった存在が改心して、これからプリキュアたちになんらかのかたちで絡んできそうなこと。そのことを私は書きましたが…。この9月24日放送分ではさっそく、お金に苦労する美大生になったかつての敵・バッタモンダーが、ましろちゃん(キュアプリズム)の絵本作家になりたい夢を励ます物語が描かれます。この何年かそうなのですが、「かつて敵だった存在が改心して、プリキュアたちの手助けをする」というパターンが、毎年の物語のなかで現れますね。

では、実際にバッタモンダーがどうやってましろちゃんを支えていくのかを見ていきますと…。まず9月24日放送分の冒頭では、バッタモンダーが木造の古いアパートで、カップめん食べながら、プリキュアたちへのリベンジを考えているシーンが描かれます。また、どうもそのバッタモンダーの部屋のとなりには、カバトンらしき人物もいますね。ただ、バッタモンダーはお金に困っているようで…。建設現場の警備のアルバイトに出かけます。

他方でましろちゃんは「プリンセスの花園」という絵本を仕上げて、他のプリキュアたちとともにソラシド市の図書館に行きます。これで10冊目の絵本のようで、その絵本の読み聞かせを図書館でやるようです。ましろちゃんは歩きながら、他のプリキュアたちに「絵本作家になりたい」という夢を語ります。その話をアルバイトに行く途中のバッタモンダーが聞きつけ、「夢をぶっつぶす」と誓います。

さて、図書館での読み聞かせですが。女の子たちは静かに聞いてくれているのですが、男の子たちは「つまらない」といって、部屋を出ていきます。その様子を見て落ち込むましろちゃんに、保育士志望のアゲハさん(キュアバタフライ)は、「気にすることない。絵本が嫌いな子もいるから」と伝えます。

そのあと、プリキュアみんなで花畑に行きます。でもましろちゃんはみんなといっしょに居る気になれず、少し離れた場所でスケッチをすると言います。そこで白いちょうちょのスケッチをしようとしたら、ちょうちょが逃げていきます。そこへ、美大生・紋田と名乗る人物(=バッタモンダー)が現れます。

美大生・紋田が「自分で描いた絵」というものをスマホで見て(=バッタモンダーがネットで拾った絵ですが)、ましろちゃんは「私は全然ダメ」といって、さっきの図書館での出来事を話します。「絵本作家になれたら…」というましろちゃんに、美大生・紋田は「自分の作品をつくるなら、悪く言われることもある。それは避けられない」と伝えます。

その美大生・紋田にましろちゃんは「(悪評がでたとき)いつもどうしているの?」と聞きます。紋田は「なんとも思わない。覚悟があるから」と。そんなところに、他のプリキュアたちが集まってきます。ましろちゃんは「紋田さんの絵をみんなに見てもらう」というのですが、ソラちゃん(キュアスカイ)が見ているのは白いスケッチブック。アゲハさんは問題に「どこかで会った?」と声をかけます。そしてエル(キュアマジェスティ)は、紋田のアタマの上にバッタが止まっているのを見て「バッタ、バッタ」と言います。それを聞いて、紋田はびっくりして逃げ出そうとします。

そんなときにスキアヘッドが現れ、公園で遊んでいる人のスケボーにアンダークエナジーを注ぎ、「キョーボーグ」にします。プリキュアたち4人が先に変身したあと、エルが紋田のアタマの上のバッタを逃がして、キュアマジェスティに変身します。

キョーボーグは今まで以上の強敵で、かなり動きが素早くて、プリキュアたちの力では簡単に止められません。キュアマジェスティの力でも、キョーボーグはなかなか止まりません。「どうすれば…?」と思うプリキュアたち。でも、キュアスカイたちは「相手が強くても、いつもどおりたたかう。大切なものを守るため」と、あらためてたたかう覚悟を示します。そのとき、キュアプリズム(ましろちゃん)は「紋田さん、わかったよ!」と思います。このあと、キュアウィングに力を集めて空からキョーボーグを封じ込め、ラストはマジェスティ・クルニクルン(=9月17日に登場した5人の合体技のためのアイテム)を使って、キョーボーグを浄化します。その様子を見て、紋田は「前より強くなってる!」と驚きます。

ラストの場面ですが…。紋田=バッタモンダーは、「これでキュアプリズムの夢はつぶした」といったんは思うのですが、ましろちゃんが紋田の前に現れて、「紋田さんのおかげで、自分の気持ちがはっきりした」と伝えます。ましろちゃんは「みんなが自分の絵本を面白いと思わなくても、私は絵本が大好き」「これからも絵本を書き続けて、絵本作家を目指す。目標に向かってがんばる」「紋田さんもすてき」というのです。それを聞いて紋田は「応援されるの、はじめて~」と思う。そこで、今回の物語はおわりです。

まあ、こんな感じで、美大生・紋田=バッタモンダーと気付かないましろちゃん(キュアプリズム)が、紋田の悪意のある発言をいいように誤解するなかで、ましろちゃんの絵本作家になりたい気持ちを高めていく。紋田=バッタモンダーは、ましろちゃんのその誤解のおかげで、自分が何かの役に立ったと実感する。そういう物語に今回、仕上がっていますね。なかなか、面白い展開だと思います。このあとも美大生・紋田が登場するのか? ミノトンやカバトンも改心した姿を見せるのか? いろいろと興味深いですね。ちなみに次回(10月1日)は、スポーツが得意なソラちゃんが、野球というスポーツのことがよくわからないまま、野球部の助っ人になる話のようです。


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9月17日分のプリキュアの話です(だいぶん遅れてしまいました)

2023-09-26 11:14:50 | プリキュア話

別のところでも「近況報告」として書いたとおり、このところの仕事の忙しさと心身の疲れで、プリキュアの話をブログで書くのが2回、とんでしまいました。これからまずは9月17日放送分のプリキュアの話を書いておきます。そのあと、9月24日放送分の話を別に書きますね。

さて、9月17日放送分のプリキュアですが、この回は、最近登場したプリンセス・エル=キュアマジェスティとともに、プリキュア5人の合体技が出せるようになるまでのプロセスを描いた回でした。また、ちょうど劇場版映画の公開の時期にもあたっているので、エンディングのダンスが劇場版になっていました(=歴代プリキュア全員集合のダンスで、映画の主題歌が流れる)。

9月17日放送分は、まずエルがましろちゃん(キュアプリズム)といっしょに、自分がキュアマジェスティに変身して、ぬいぐるみをやっつける遊びをするところから始まります。ましろちゃんは、エルをたたかいに巻き込むことが本当にいいのかどうか、心配しているのですが…。そんなところへ、スカイランドの湖に何かが出現したというヨヨさん(ましろちゃんの祖母、スカイランド人の科学者)からの連絡が入ります。

プリキュアたちがスカイランドに行くと、ヨヨさんから湖に遺跡が現れたことを知らされます。その遺跡には入り口が見当たらず、不思議な文字が書かれているのだと。ヨヨさんはプリキュアたちから離れて、その遺跡のことを調べにスカイランドに戻っていたのでした。

そこで今度はプリキュアたちが遺跡に行くと、なんと、エルの力で入口が開きます。その不思議な文字は、「すべての人を救う、究極の力を手にする運命の子」と書かれていたようです。その運目の子=エルということですね。

プリキュアたちはこのあと、その遺跡のなかにそろし、そろりと入っていきます。ましろちゃんは「あぶない」と思い、エルは連れていけない、自分たちで行こうと思うのですが…。アゲハさん(キュアバタフライ)はましろちゃんに、エル自身が自分の運命と向き合おうとしているのだから、プリキュアたちはエルを守ってサポートしようと声をかけます。そして肝心のエルが「いっしょに行こう、ましろ」というので、ましろちゃんは「ダメって言えない…」と思います。

その後、遺跡のなかを進むと、「正当な継承者にだけ道開く」という扉があります。ここでもエルがいると扉が開きます。「心配しすぎかな…。やっぱりいや」と思うましろちゃん。そして、遺跡の最後の部屋にプリキュア5人が入ると、エルの姿をした絵を見つけます。その部屋には本があって、「究極の力、マジェスティ・クルニクルン」と書いてあります。ただ、エルの力でその本を開こうとしても、封印がされています。

そんなとき、プリキュアたちを遺跡に連れてきた大きな鳥(遊覧鳥というのですが)の前に、凶暴化したミノトンが現れます。凶暴化したミノトンを前に、エルを含めたプリキュア5人が変身します。どうやらミノトンは、アンダークエナジーをまとめて飲み込んで凶暴化したようですが、その反動で時々、息切れがするようです。それでもミノトンはより凶暴化しようと思い、アンダークエナジーのボトルをまとめて飲みます。どうやら新たな敵・スキアヘッドが、ミノトンを凶暴化させて送り込んだようです。

そんなとき、クルニクルンの力が目覚めます。「プリキュアの力をひとつに重ねたとき、クルニクルンの力が現れる」という声がします。そこで5人のプリキュアは封印された本に手を重ねるのですが…。キュアプリズムがキュアマジェスティ=エルを心配する気持ちが強すぎて、ひとつになれません。「たたかいにまきこみたくない」というキュアプリズムに対して、キュアマジェスティがミノトンからの攻撃を防ぐバリアをはって、他のプリキュアたちを守ります。「エルちゃんのこと、信じてほしい。ましろちゃんが言ってくれたあのときと同じ」というキュアスカイ(そらちゃん)。そのことばを聞いて、キュアプリズムは以前、キュアスカイに「(エルを)助けたいという気持ちは同じ」ということを思い出します。すると封印された本があらためて反応し、5人の気持ちがそろいます。そして、封印された本=マジェスティクルニクルンから、5人の合体技=マジェスティック・ハレーションが出て、ミノトンは浄化されます。ミノトンが浄化された姿を見て、スキアヘッドは「知識の宮殿はウソつかない」と一言残して去っていきます。

そのあと、浄化されたミノトンは、プリキュアたちに「武人の心を思い出させてくれた、その恩は忘れない」とお礼を言って去っていきます。そして「プリズム、だいすき」「私もよ、マジェスティ」というシーンが入って、今回の物語はおわりです。どうやらこれまで敵だった存在のなかで、なにか改心した存在が今後、物語のなかに登場してきそうな予感です。

こんな感じで、前回(9月10日)放送分からのつづきで、キュアマジェスティ(エル)のことを心配するキュアプリズム(ましろちゃん)の思いが、どうやらこのところ、プリキュアの物語の軸になっていますね。この9月17日分の次、9月24日放送分でも、キュアプリズムが物語の軸になっていました。次は9月24日放送分のこと、別のところで書きますね。


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半月くらいブログ更新が途切れてしまいました。近況報告です。

2023-09-26 11:04:45 | 今日のぼやき

今日は9月26日(火)。前回のブログ更新が9月10日(日)だったので、半月ちょっとこのブログ更新が途切れてしまいました。ほんと、申し訳ないです。

なにしろこの半月ほど、心身ともにへとへとになるくらい、いろんなことやってました。来月から大学の後期(3Q・4Q)の授業がはじまるので、そのための教職員の打ち合わせや学生向けのガイダンス・履修相談がありますし…。この時期に教育実習に行ってる学生がいるので、岡山市内の中学校まで様子を見に行きましたし…。ほかにも兵庫県内の教育委員会関連で研修講師の仕事が入ったり、学会運営関連でネット会議が入ったり、何年ぶりかで全国学校事故・事件を語る会に顔を出したり…。こういうことを全部やりながら、家では遅れている原稿執筆や授業準備もすすめています。

こういう生活を約半月過ごしますと…。毎年この時期に疲れがたまって口唇ヘルペスがでるのですが、今年はそれがひどい状態。ここ3日くらいはそのヘルペスがつらくて、最低限の仕事をする以外はゴロゴロしてました。でも気力体力回復のためにゴロゴロして過ごせば、その分、原稿執筆や授業準備が遅れてしまうわけですが。

まあ、このような次第で、「なんでこんなにやることあるねん? 9月末まで夏休みやぞ!」といいたくなるくらい、仕事が次々に入っていて、少々バテ気味です。このあと自分の心身の回復具合と相談しながら、9月17日・24日と2回分のプリキュアの話を書くつもりですが…。もしかしたら遅れるかもしれません。その点をご理解ください。

 


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9月10日のプリキュアの話です。

2023-09-10 15:42:31 | プリキュア話

今日は9月10日(日)。昨日やっと先週9月3日分のプリキュアの話を書いたところですが、もう今朝の放送分のことを書くことになりました。ということで、さっそく今朝放送分のプリキュアの話を書いておきます。

「たまたま」なのですが、今朝放送分は先週放送分の「翌日」という設定で物語がはじまります。プリキュアたちが昨日(=つまり9月3日放送分)のことを考えながら、プリンセス・エルを囲んで朝食をとっているところから物語スタート。スキアヘッドという新たな強敵が現れ、プリンセスを守れなかったことを悔やんでるプリキュアたち。エルを守るためにもっと強く並べば…と思うプリキュアの脇で、エルが「マジェスティ、エル」と言います。「キュアマジェスティって誰?」と思うプリキュアに、「エルだよ、キュアマジェスティ」という意味です。

その言葉を聞いて、戸惑うプリキュアたち。確かに「運命の子」だから、エル=キュアマジェスティというのはあり得る。でも、最強のプリキュアに変身する力が、ほんとうにエルにあるのだろうか…。そう思ったプリキュアたちはエルに「変身できる?」と聞きます。そこでエルは、スプーンを変身用のミラージュペンにして、「エル、強いの」といいながら変身しようとします。でも、変身できません。誰もウソだと思っていないけど、なぜか変身できない…。そこでアゲハさん(キュアバタフライ)は、「どうすれば変身できるか、いっしょに考えよう」とエルに伝えます。他の3人のプリキュアは、その間に自分たちの力を高めることに専念します。

さて、その後エルはアゲハさんといっしょに、プリキュアたちの特訓の様子を見ます。ソラちゃん(キュアスカイ)の拳法の特訓を見て、自分もそのマネをすれば変身できると思いますが…。やはりトレーニングでは無理。続いて、プリキュアたちの栄養補給のためにフルーツヨーグルトをつくるましろちゃん(キュアプリズム)の様子を見て、ヨーグルトを食べたらエルは変身できると思いますが…。ただ酸っぱいだけでうまくいかず。そしてツバサくん(キュアウィング)が航空力学を研究して、空からのたたかい方を考えている様子を見て…。ツバサ君のミラージュペンで変身しようとしますが、やはりだめ。何度やっても変身できないので、エルは泣き始めます。ただツバサくんは「きっとプリンセスだけのミラージュペンがあるはず」と伝えます。アゲハさんは「きっとそのペンは、エルちゃんにしか見つけられない」といって、なぐさめます。

そんなとき、ツバサくんの仲間の鳥たちがプリキュアの家に現れ、街中で巨大化したミノトンが暴れていることを知らせます。どうやらスキアヘッドが、アンダーク帝国のカイゼリンに「すべてお任せを」と言って、ミノトンにアンダークエナジーを投入。巨大化させてプリキュアを倒そうとやってきたのです。これを見て、プリキュアたちは変身します。

ただ、今回はミノトンとスキアヘッド、様子が少し違います。どうやらプリンセス・エルがキュアマジェスティに変身する力を得たがゆえに、もはやエルを連れ去ることにはこだわりがない様子。そのかわり、エルと4人のプリキュアをまとめて消し去ろうとしています。巨大化したミノトンは強力で、プリキュアの攻撃でもびくともしません。「最強になったワシの攻撃、あきらめろ」というミノトンに、「私たちは絶対守る」といってプリキュア4人でバリアをはって防戦しますが…。そのバリアも破られようとします。「ここまでやるとは。でも、始末するのみ、もう力は残っていない」といって、ミノトンは最後の一撃をプリキュアたちに加えようとします。

すると…。「ソラ、ましろ、ツバサ、アゲハ。いやいや…。ダメ~!! みんな大事、大好き、エルも守る!!」と急に言い始めます。そのあとエルの胸のなかから、ミラージュペンが現れます。「エルもプリキュア!!」と言ったあと、エルがキュアマジェスティに変身します。そう、ミラージュペンは、変身したいと強く願う自分の気持ちが形になったもの。キュアマジェスティになったエルは「信じてくれてありがとう」と言って、ミノトンに攻撃をはじめます。

キュアマジェスティはすばやい動きで、ミノトンに攻撃をはじめます。その様子を見て、プリキュアたちは「速い!」といって驚きます。そしてミノトンの動きをキュアマジェスティが止めたとき、「今よ!」と言います。そのあとは、キュアスカイ・キュアプリズムのアップドラフトシャイニングでミノトンは浄化されます。ただ、浄化されたミノトンを、スキアヘッドは「まだまだ、たたかってもらう」といって連れて帰ります。

キュアマジェスティに変身して疲れたのか、エルは自分のゆりかごにもどって寝てしまいます。「こんな小さなからだに、あんな力があったとは」と、プリキュアたちは驚きます。「これからはいっしょにたたかおう」という他の3人のプリキュアの脇で、なぜかましろちゃんだけは少し心配そうにしています。

こんな感じで、今朝の放送分は終了です。まあ、当然といえばそうなのですが、エンディングに登場するプリキュアは、キュアマジェスティでした。それから、エンディングの歌のバックに、もうすでにキュアマジェスティが入っていました。どうやら次の週末公開の劇場版映画にも、キュアマジェスティは出る様子。なので、今週から物語に登場させたわけですね。ちなみに次回予告では、プリキュアたちはスカイランドにもどって、遺跡の調査をする様子。そこにエルを連れて行くのですが…。ここでどうやら「ほんとうに連れて行っていいの?」と、今朝放送分のラストでましろちゃんが心配そうにしていたことがつながるようです。

ということで、今朝放送分のプリキュアの話、おわります。


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9月3日のプリキュアの話です。

2023-09-09 22:48:06 | プリキュア話

気づいたら今日は9月9日。あしたは9月10日ですねえ。ほんとこの約2週間ほど、めちゃくちゃ忙しくて、9月3日に見たプリキュアの話をブログに書く時間がなかなか取れませんでした。

というのも、毎年恒例のある私立大学教職課程科目の夏休みの集中授業(3日間で15コマ)があったり、日本生活指導学会の研究大会があってそっちに土日顔出していたり…。他にもある自治体教委の会議に出たり、地元・兵庫の教組の研究会に出たり、締め切りを大幅に過ぎた原稿を仕上げるべく、その参考資料を集めにとある図書館にこもっていたり…。これに大学に顔出す用事もありまして…。こんな感じで、ドタバタ約2週間ほどを過ごしておりました。ちなみに今日も午後から姫路市内で、地元教組の研究集会での講演をしておりました。

そんなわけで、もうだいぶん日にちがたってしまいましたが、9月3日分のプリキュアの話をブログで書いておきます。

さて、この9月3日放送分のプリキュアですが、「今回からいよいよ後半の物語スタート」という感じです。特にこの日の放送分では、新しいプリキュアが・キュアマジェスティが登場することがはっきりしました。また、このキュアマジェスティ登場には、プリンセス・エルの成長が深くかかわっていること。そういうことを予感させる物語になっていました。

実際に9月3日放送分の物語を見ていくと…。まず冒頭では、ましろちゃん(キュアプリズム)がプリンセス・エルとお絵描きをしているところへ、ソラちゃん(キュアスカイ)が声をかけ、ましろちゃんを呼びだします。誰もいなくなったところで、エルがましろちゃんの書いた絵に落書きをします。それを見て、もどってきたソラちゃんに、エルが叱られます。そんなソラに、エルは「きらい」と一言。

「どうやら、エルちゃんはプチいやいや期なのでは?」「エルちゃんは、自分のことを描いてほしかったのよね」というアゲハさん(キュアバタフライ)に対しても、エルは「アゲハ、きらい」と一言。ツバサくん(キュアウィング)は「なんとかプリンセスにはごきげんをなおしてほしい…」と願うのですが、そんなときにヨヨさん(=ましろちゃんの祖母)が「これに行ってみては?」とチラシをもってきます。それは、プリキュアたちの暮らす街(ソラシド市)の写真館で、子ども服の写真撮影をやっているチラシでした。

そのチラシをもって、エルをつれて、さっそくプリキュアたちは写真館に行きます。写真館に行くと、プリキュアの衣装を見つけたエル。4人のプリキュアを見て、どれを選ぶか迷いますが…。結局エルは「みんな好き」といって、4人のプリキュアの衣装を全部着て写真撮影をします。

その写真館からの帰り道、アゲハさん運転の車のなかで、エルは眠ってしまいます。寝言で「ソラ、だいすき」というエルに、ソラちゃんは「私も」と伝えます。「世界が平和になったときに、エルちゃんはスカイランドに戻って、みんなのプリンセスになる」「でも、自分たちはエルちゃんが大きくなるのをずっと見ていたい」「いつか離れ離れになるけど、でもそれは今日じゃない。離れる日が来るまで見守っていく」と。そんなことをプリキュアたちが話しているときに、突然、車の前に何者かが現れます。

そこで現れたのは…。感情がなにもない、冷たい目をした新たな敵。どうやら今までプリキュアたちとたたかっていた敵・ミノトンは、「エルを連れてこいと命じたはず」と敵のボス(「陛下」と言われていた人物)に叱られます。ミノトンは武人として「強さを追い求めている」ようですが、「陛下」に「そんなことは関係ない」と雷を落とされ、ミノトンは消えていきます。そのかわりに「頼れるのはお前だけ」と「陛下」に言われて現れたのが、この新たな敵です。

この新たな敵は、プリキュアたちの乗った車を山のなかの駐車場に勝手に移し、おまけにプリンセス・エルをアンダーク帝国に送ってしまいます。4人のプリキュアはさっそく変身して、この新たな敵とたたかって、エルを取り戻そうとします。

ここで、新たな敵は自分の名前をスキアヘッドと名乗り、自分は陛下=カイゼリン・アンダークの命令で動いていること、スキアヘッドが求めていることは「真実のみ」だということを伝えます。そして、エルにはプリキュアたちがスキアヘッドに攻撃され、倒されようとしているところを、アンダーク帝国から見せます。

エルは遠くからいっしょうけんめい「プリキュアがんばれ」と応援しますが…。プリキュアたちがバリアをはってもスキアヘッドにやぶられ、プリキュアたちが技をくり出して攻めてもよけられ、結局、4人とも倒されてしまいます。それでも、エルの「だいすき」という声に反応したプリキュアたちは、キュアスカイがキュアプリズムを、キュアバタフライがキュアウィングを引っ張るかたちで立ち上がります。それでもスキアヘッドは、プリキュアたちは無力だと言います。

そんなとき、急にエルから光がでて、黒い雲におおわれた空が晴れわたります。このとき、新しいプリキュア・キュアマジェスティが登場。スキアヘッドに攻撃を加えます。スキアヘッドは自分の知識の宮殿に、新たなプリキュアのことを記録するといって、消えていきます。そうすると、プリキュアたちの乗った車がもとどおりになり、エルも戻ってきて、4人のプリキュアと再会します。

「エルちゃん、こわかったね。守れなくてごめんね」と泣くましろちゃんに、「泣かないで、ましろ」と声をかけるエル。「絶対に離さない。エルちゃんを守るために、自分たちは強くなる」というソラちゃん。ここで、今回9月3日の放送分はおわりです。

こんな感じで…。いつかエルとプリキュアたちが別れる日がくることを示しつつ、新たなプリキュアの登場とエルとの間になにかつながりがあることも示して、今回の放送分はおわりました。いよいよ激情版映画の公開も間近ですし、だいたい毎年夏休みの前くらいに新しいプリキュアが登場することが多いので、「そろそろ、新メンバー登場か?」というところでしょうか。ちなみに次回(あした放送ですけど)予告では、「キュアマジェスティが何者か?」が話題になっていました。あと、エンディングに登場するプリキュアは、キュアグレースでした。

ということで、今回のプリキュアの話、おわります。


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