Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

京都画壇・鈴木派の隆盛

2016-01-06 23:21:40 | Weblog
赤穂市立美術工芸館 2015年11月12日~2016年1月11日

 鈴木松年って今蕭白とか言われてたし、絵が南北合宗だし、興味あるけど作品を複数見る機会がなかなかない。赤穂は松年のおじいさんにあたる人の出身地で、そうすると支援者もいたりしてご縁が続く。美術工芸館は塩田主の寄贈がもとになってて、その塩田主も支援者だった。こちらでは前にも展覧会やってたのね(図録買ってきた)。松年さえ作品を複数見る機会が少ないところに父百年の作品もあって、大作や名品というよりもっとパーソナルな普通の作品があって面白かった。鈴木松年は大展覧会があってもいいと思うけど……。南画から新南画とか考えるのにもよさそうだった。
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明治のやきもの 幻の京薩摩

2016-01-05 23:27:39 | Weblog
美術館「えき」KYOTO 2016年1月2日~1月31日

 京都市内でもわざわざ所蔵先の清水三年坂美術館へはなかなか行けず、便利で開館時間も長いこちらだったので拝見。そうかこれが京薩摩というものか。明治らしくとんでもなく細かい。ザ・輸出工芸って感じ。こういうの好きなので堪能しました。清水三年坂美術館にも行きたい。
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さるづくし―干支を愛でる―

2016-01-05 23:10:39 | Weblog
京都国立博物館 2015年12月15日~2016年1月24日

 やっぱテーマ展って、ものがたくさんある館で日ごろからの展示で気づいたり、自分の得意なことに結び付けたりしてやるのがいいね。干支の展覧会って、十二支ものはともかく動物にばらつきがあって大変な年もあると聞いたことがあるけど猿は数もあるし、庚申信仰とか牧谿猿とかネタもあってやりやすいのかな?担当者が得意なのか絵巻あたりがよくできていた。森狙仙は猿が得意なので展示されててよかった。狙仙もちゃんと応挙と比べなおすとよさそう。牧谿猿って毛を重視したり、顔を重視したりいろんな受容があって面白かった。
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