愛知県美術館 2013年3月1日~4月14日
真面目ないい展覧会。勉強したかもしれない中国絵画を一緒に出してるのと近代への影響も見てる。最後が所蔵品の竹内栖鳳な構成はうまい。まあ何度も応挙展があるからできるプラスアルファでもあるでしょう(貴重な回顧展、という頻度ではなかなかそこまでは)。単館開催(でちゃんと人が入る見込みがあるのでしょう。東海圏における中日新聞には)なので展示替は少なく一般的には一度行けば十分と思われます。それだけにいくつかの有名な作品の不在が残念な感じもあります。個人的には初期の眼鏡絵が改めておもしろかった。特に島根県美のが。袁派+西洋の眼鏡絵が中国で発酵して日本に入ってきたみたいな。あと若冲も応挙も学んだ陳伯冲の貴重なカラー図版。応挙の作画って幅があるのかな、ちょっとわからないところも出てきました。大乗寺の襖絵の再現展示、造作素晴らしい。照明の変化は、照度がなだらかにかわらないので難しいですね。大乗寺、応挙のついでに呉春がちょっと出てるんだけど、応挙の弟子たちは応挙の人体の三次元的な把握を完全には受け継げてないんだな。それで呉春と芦雪が似て見えるのかもと思いました。
真面目ないい展覧会。勉強したかもしれない中国絵画を一緒に出してるのと近代への影響も見てる。最後が所蔵品の竹内栖鳳な構成はうまい。まあ何度も応挙展があるからできるプラスアルファでもあるでしょう(貴重な回顧展、という頻度ではなかなかそこまでは)。単館開催(でちゃんと人が入る見込みがあるのでしょう。東海圏における中日新聞には)なので展示替は少なく一般的には一度行けば十分と思われます。それだけにいくつかの有名な作品の不在が残念な感じもあります。個人的には初期の眼鏡絵が改めておもしろかった。特に島根県美のが。袁派+西洋の眼鏡絵が中国で発酵して日本に入ってきたみたいな。あと若冲も応挙も学んだ陳伯冲の貴重なカラー図版。応挙の作画って幅があるのかな、ちょっとわからないところも出てきました。大乗寺の襖絵の再現展示、造作素晴らしい。照明の変化は、照度がなだらかにかわらないので難しいですね。大乗寺、応挙のついでに呉春がちょっと出てるんだけど、応挙の弟子たちは応挙の人体の三次元的な把握を完全には受け継げてないんだな。それで呉春と芦雪が似て見えるのかもと思いました。
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