駿河の白隠さん

静岡市美術館　2018年2月10日～3月25日
佐野美術館　2018年5月26日～7月1日

　静岡会場の内覧会に潜入してきました。沼津、三島が白隠の地元なのですが、静岡会場と三島会場の巡回なのか！新鮮である。図録は共通で、展示品は両方に出るものと片方にしか出ないものがあって、静岡会場は美術史的に、三島会場は画題の注目するとのこと、調整大変そう。池大雅とかも出てて面白かった。背景を墨で塗りつぶすのは中国の拓本とか拓本と同じような作りの版画の影響かなと思うが、伊藤若冲作品に使われた拓版画という単語が若冲のメジャー化とともに普通名詞化してるのにちょっと驚いた。

アートのなぞなぞー高橋コレクション展

静岡県立美術館　2017年12月23日～2018年2月28日

　高橋コレクション展て方々でやってるけど結構違う味付けでやってるのかしら。共通点のある近代や近世の作品とともに展示している。そもそも高橋コレクションて現代美術でもわりと受け入れやすいタイプのものだから公立館での展示も受け入れやすそう。静岡県立美術館の展示室ってウォールケースがいっぱい作ってあって、前に壁を出してもド現代には苦労してるなという感じではあった。