一部で、すでにWBO総会で承認された、という話が出ていたカード、
井上尚弥vs河野公平戦が正式発表されました。
年末の世界戦ラッシュ、主にTV局の要望から、普段は出ないような予算が出て?
色々豪華なカードが実現してきたものですが、井上尚弥の場合は色々難しい側面もあるようです。
強豪選手、対立王者たちから断られてばかり、という話は、実際はどうかわかりませんが、
年末という特殊な時期に、井上のホームで対戦となれば、先方がより良い条件を求めたりもするでしょう。
あれこれあった?末、可能性あり、とされる名前が挙がっては消え、WBA王座を失ったばかりの
同国人と対戦することになりました。
出来ればもう少し前に、WBOとWBAの統一戦として実現していて欲しかったとは思いますが、
国内の新旧対決としては充分、今でも興味を引くカードではあります。
記事にもあるとおり、非常に対照的なキャリアを持つという意味でも。
予想となると、井上がベストならスピードとパワーで圧倒すると思います。
しかし仮にベストでも、河野を簡単に倒しきれるかどうかはわかりません。
もしそうなったら、やはり井上はその桁外れの実力を、改めて示したということになるでしょう。
で、もし前の試合のような状態だったら、となると、それは大変なことになる...かもしれません。
あまり想像したくないことではありますが。
予想はおいて、ファンとしての希望、願望でいけば、国内の興行事情、TV局との誼に縛られた話は、
この河野戦において快勝することで打ち止めにし、米国進出へのステップにしてほしい、というに尽きます。
河野を軽視するわけではないですが、世界の115ポンド級が、ロマゴンとクアドラス再戦や、
エストラーダの転級や、果てはゾウ・シミンさんまでがロマゴン戦希望を謳い上げ...と
あちらの西海岸では、あれこれ賑々しくトピックスが出ているのに対し、こちらはいつまでも...です。
試合を観戦しに行って、写真撮ってきて、それだけですからね。
仮にロマゴン戦が実現して、それが日本での開催になるとしても、それまでにあちらのリングで
一度くらいは、実際に試合をして見せないことには、前向きな展望など持てるはずがないと思います。
日本のプロモーター諸氏も、井上尚弥の実力を信ずるなら、一試合くらい興行面の権益を「捨て」て、
その代わり、その後に大きな実入りを狙って勝負する、くらいの決断をしてもらいたいものですね。
まあ、ひょっとしたらそこに不安を抱いているのかもしれませんが。
改めて、そういう後ろ向きな想像を蹴散らすような復調ぶりで、容易ならざる粘り強さを持つ
前王者の河野公平を破ってくれたら、本当に嬉しいことです。
前の調子で、いきなり現在の他団体王者とぶつかるのは不安でしたが、
さりとて河野とやるというのも、また違った困難ではあるでしょう。
だからこそ是非に...という気持ちです。
しかし、河野公平もある意味、挑戦者の立場で、吹っ切れた気持ちで、果敢にぶつかってくることでしょうね。
正直、難儀なことやな...と、井上ファンとしての立場で思います。
井上の状態次第で、容易ならざる試合になるであろう、と想像していますが、はてさて。
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八重樫東の相手は、ひょっとしたら日本人から選ばれるかな、と思っていたら違って、
11月29日に決まる暫定王者と対戦とのこと。
IBFが指示したって話になってますが、またえらい無理言うものですね。
ホンマかいな...とまず最初に思いましたが。
メインが日本人対決になったしわ寄せが、こっちに来たんかな、とか。
メリンドとファーラン、東洋上位の対決ですが、どうなりますか。
ファーランが来てくれた方が、八重樫にとっちゃ楽でしょうが、はてさて。
この日はタパレスvs井上拓真もあって、まずまず豪華なトリプルになりました。
またも有明ですが、頑張って観戦しに行く予定です。
前座にはまたあれこれとあるのか、ないのか。
井上浩樹がそろそろ、ひと山作るような試合に出るかどうか、でしょうかね。
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で、大晦日京都は島津アリーナで、と噂だったTBS興行、おそらくメインカードが発表されました。
当ブログではずいぶん前から待望久しかった、夢の対決が実現です。
しかし、凄いコメントするもんですね。ツッコミ待ちですか、と言いたくもなろうというものです。
試合自体にはさほど興味はありません。正月三が日のうちに、録画したやつを見ることになるでしょう。
正直、同時に開催されるであろう、あとひとつ(或いはふたつ)の方に、気を取られてしまっていることでしょうが。
そういえば、岐阜のフェンテスvs田中戦は、また関西では放送無しでしょうか。
そろそろなんとかしてもらえませんかねぇ。
毎日放送に要望メールでもしようかな。
肝心の試合に関しちゃ、もっと近づいたら楽しく予想したいですが、
よりにもよって、こんな日本まで一日中大統領選やるに決まってる日に発表せんでも・・・
と思いますが。
こういうところが、いちいち日本ボク界の・プロ興行としての無造作なところだやなあという感じですが。
今日が選挙当日なんて分かり切ってんだから、
一日ずらすとかそんくらいの先読みできないんすかね。
・・・・まあ井岡さんサイドは、なんかこの大統領選の話題に乗じて、
どさくさでこっそりやっちゃえ♡
って戦略も見え隠れしますが(謀笑
しかし・・・
一翔さん自ら、京都には縁もゆかりもありませんがとか言っちゃってますが、
あんなにお客呼べる地元大阪での自主興行が打てずに、
関係ない人さまの興行に出向させられてる時点で、
・・・そんなのもう自主興行打てない後ろ暗いことがありま~~す☆
って白状してるようなもんだと思うのですが・・・
こんなの京都に来られても、ウオズもTBSも扱いに困るんじゃないですかね。
他人様の興行でもしっかりメインなんでしょうか。
大みそかまでに、さらなる新潮爆弾とかがさく裂した日にゃ・・・
あ、
田中の試合って関西じゃ見れないんですか。
・・・なんかお気の毒な話ですが、
いろんな部分で綻びだらけのTBS大みそか祭りですわなあ。
しかし大橋祭りはまた有明か・・・
あの大箱をちゃんと埋められる戦略とか立てられるんですかね。
毎度毎度、どんどん客が減ってくような感じですが、
そこらへんもプロの興行師として、ちゃんと勝算と戦略もって、プロもなりなんなりやってほしいもんですが。
熱気むんむんの超満員の会場と、ガラガラの緩い空気の会場じゃ、
選手のテンションも、発揮できる力も、
全然違ってくると思いますし。
・・・本当にただフジのお台場に近いからって理由だけで、
あんな行き辛い大箱選んでるんじゃなかろうか(疑念
大森がもしハスキンスを京都に呼ぶようだとほんとTBSに脱帽です。またグスマンの強打がみれるの嬉しいし、内山コラレスは瞬きすらできない、山中モレノ級の年間最高試合クラスの内容期待してます。
三浦が決まらなかったのが残念で仕方ないですが、それでもボクシング史上最高の年末になることが嬉しい限りです。
言われてみれば確かに、ですね。いつ発表すんのかな、と思っていたらよりにもよって。まあ、別に世間様に広くボクシングを見てもらおう、なんて気もないんでしょうけどね。もしそんな気が業者の方々にあったらば、他にやらないかんことがいくらでもありましょうし。
TBSは大森が台頭してきた時期から、WOZジムにビジネスを持ちかけ、その絡みから昨年のタパレス戦も組まれました。残念ながら結果が悪かったですが。協栄、井岡以外にも人はあり、という体勢を少しずつ整える過程が今なのかもしれませんね。井岡ジムの事情については、従来通り、あの報道に対して反論していない時点で、何割引かの話にせよ何かあるのだろうと思わざるを得ません。まあ国税局査察部の「動き」が、年内には無いのだろうという見込みで、とりあえず今回はやっとこか、という話なんじゃないすかね。他ジム主催興行に出るのも、その先にやらねばならない「切り離し」の予行演習なのかも知れませんし。全部単なる想像ですけど。
有明って、フジテレビから近いんですか。そりゃ楽ですね。一時、京橋のIMPホールってとこで、よみうりテレビ放送の大阪帝拳興行が続いたことがありますが、同じ事情なんですね。こんな話、関西以外じゃ誰にもわからんですか(笑)
>れい れなーどさん
びっくりマウス(笑)ねえ...シュールな笑い、っていうのとも少し違うし。何というか「変な人」になっちゃいましたねえ。本人の内心は違うんや、っていう話も聞きますが、さすがにきついです、いつまでもコレでは。
まだ全部ではない?かもですが、出ただけでもあれこれと賑やかですね。うまいこと分散してくれんものかな、とは思いますが、帝拳勢以外の上位陣ほぼ総出、みたいなノリですものね。やっぱり楽しみではありますよね。
井上河野は、成立過程がどうあれ、何か「やればいいのに、なかなかやんない」ことも多い日本のボクシング界としては、割と腑に落ちるカードではありますね。井上の現状がやや不安な反面、そろそろ復調を示してほしいし、もしそうなれば河野というのは、色んな意味で「良い相手」かもしれません。逆の目が出たときに一番怖い、質悪い(失礼)という感じもしますが。
ハスキンスの来日というのは、正直想像していませんでしたが実現するのでしょうかね。コラレス内山再戦は、会場に行くつもりで予定を立てております。小國の世界戦が直に見られないのは悲しいですが...。
それぞれ、結果はともかく、まずは内容で「最高」のものを見たいですね。結果はあくまでその次で。高望みせず、あくまで控えめに、そう願っております(笑)
リー・ハスキンス来日の確度はどの程度なんでしょうかね。今に至るまでまともなソースが一切ないのに噂ばかり日に日に高まって「本当かよ?」と思っていたのですが。WBAスーパー王者のウォーレンが、マクドネルとの試合がなくなって空いている筈だから、そちらの方がまだ可能性あるのでは? と思っていました。ハスキンスは岩佐とやった頃は「日本開催も覚悟」する程度の存在だったのが、今では英国ボクシング界の一員に仲間入りした感があり、対するウォーレンは明らかに試合枯れに陥る感じのキャリア・出自に見えたので。
山中がやるのにはリスクばかり高くて旨みがないので帝拳はやらせたがらないが、どうでも本拠地京都でやりたいウォズは形振り構わないのでは、とも。まあ、蓋を開けて見なければわかりませんが、個人的には結果がわかりきっている他の二試合ではなくこっちがメインになるでしょう。一発あるのでほどよくチャンスがあり、それと同等以上のリスクがある、本来の世界戦らしい雰囲気になりそうですからね。ハスキンス想定でも3:7で不利だと思いますが、小國・グスマン(0.5:9.5)ほどの絶望的な差でもないでしょう。
八重樫、随分無茶な相手選びですが、そもそも本来年末縛り自体が無茶なのだという話ですからね……多分メリンドが勝つでしょうが、本当に実現して、試合が成立するのか、IBFが仕方なく『急造』挑戦者によるお茶濁しを認めるのか、現状そちらの方が興味があります。ここ最近の八重樫の試合は井上ほどではないが不安定なので、それに関しては何とも言えません。
選手を見る目の「位置づけ」がどうか、によって話は変わってきますね。年末の紅白を見ない視聴者層の争奪戦から始まった、年末特別予算の拠出?がボクシング界に向けられる現象が、果たしていつまで続くものやら知りませんが、一度絡め取られてしまうと後が大変そうです。井上の場合、一昨年のナルバエス招聘というヒットがあったものの、今回はいかにもな国内枠の話ですね。ただ、井上の現状からすると、いきなり本当の世界戦線参入なるか否かを計る物差しとしては、良いカードかなと思ったりもしますが。
ハスキンスについては「本当に来るのかなあ」と思いますが、ウォーレンとなるとさらに縁遠いような気がしますね。それにそもそも勝ち目が...と思っていたら今日、井上拓真負傷欠場の話が報じられましたね。タパレスが有明から京都に旋回、ということが、ひょっとしたらあり得るかも知れませんね。何せ普通じゃ無いことが起こるのが、ここ数年の事例ですし。