郵便受けを開けたら、招待状が入っていました。
ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会、
そして全国決勝大会表彰式と祝賀会の招待状。
指導者賞を受賞した指導者だけに送られてくるものです。
これを見て真っ先に思い浮かんだのが、生徒たち一人ひとりの笑顔。
みんな力いっぱいピアノに取り組みました。
そして生き生きとステージで演奏しました。
私の口からいうのも手前味噌なのかもしれませんが、
全員本当に上手になりました!!!!
半年前に受けたほかのコンクールでは予選落ちだったのに、
今回は受けた予選会場2か所ともで奨励賞をもらえた生徒。
本選で全国大会へあと一歩と迫る優秀賞をいただけたのは2名。
思いがけない素晴らしい賞にびっくりしていましたね。
本選会場2か所ともで安定した実力発揮で奨励賞をもらえた生徒。
ステージに一人で出ていくなんて恥ずかしいし心配だからイヤ~と引っ込み思案だった年長さんは、
お友達との連弾やソロのステージを重ねるごとにステージ大好きに変身。
予選も本選も立派に演奏できました。
コンクール初挑戦と2回目の初々しい女の子たちの連弾ペア、
予選通過を目標に頑張り、願いかなって本選の大舞台でも演奏しました。
本選から帰ってきて、「思ってた以上に自分たちは上手だったよ」とご満悦。
順当にいけば予選通過は確実と思っていた生徒の思いがけない失敗は、
私にとっても本人にとっても大きな学びになりました。
そして全国決勝に残っている生徒たち2人。
こちらはまだ熱い季節の真っただ中。
選ばれた子供たちの特別の英才教育なんかではなく、
あくまでも普通の子供の日常の一コマとしてコンクールをとらえ、
みんなで取り組んだ数か月は、厳しくも楽しい日々でした。
今年も指導者賞がいただけたのは、そんな日々があったから。
子供たちを支えてくださったご父兄の皆様に、心から感謝しています。
お盆休みがあければ、先日渡したアンケートも集まってくるでしょう。
今年の笑顔が、来年へと続きますように。