長崎道ノ尾温泉「道の尾温泉」(長崎県西彼杵郡長与町)
ここに来たのは、今回が初めて。
12月の初め、日は差すもののすこし寒い日にひとっ風呂浴びにきた。外観からして、なんか入口付近がごちゃごちゃしている。
この写真の左のほうに、なかなかいい感じのオブジェが映っている。
「長崎県下 道ノ尾温泉場」
その由緒については、
道ノ尾温泉のHPに詳しいが、泉質や繁盛ぶりもさることながら、掘削手法が
「竹と矢じり」というところがめっちゃ気になるぞ。
「源泉は長崎県公認の飲用許可を得ており、そのままでも美味しいミネラルウォーターとして飲むことができるのが他の温泉とは一線を画くした大きな特徴」
九州は温泉王国といわれるが、長崎の市街地の中では温泉が湧いているとは聞かない。昔ながらの銭湯もだんだんと減り、個人的には湯船で足を延ばせるから有りだと思うローリー温泉でも貴重な存在だ。
そんななかで、この誇らしげな一文!なかなかである。
一見してわかるこの吹っ切れている感じは、100%民間の資本でやっている!に違いない。やれることはとにかくなんでもやる、という姿勢にはただ好感しか湧いてこない。
しょせん、風呂なんである。気取ったりスカしたりしててもどーしようもないのだ。
受付の方に許可をとってこの辺りは写真を撮ってまわったが、さすがに浴室内は写真なし。浴室内は細長く、水色のタイル張りでそんなに広くはない。敷地を考えればそんなもんだよね。お湯は熱くはない。なんというか、普段使いすべき温泉だな。
大衆浴場、という言葉がしっくりくる。
【道ノ尾温泉】
住所/〒851-2127 長崎県西彼杵郡長与町高田郷284
電話/095-856-2631
営業時間/9:30~23:00(木曜休館)
料金/大人600円、こども320円、幼児160円
URL/www.michinoo-onsen.jp/
(H30.5.13現在)