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専門性のある仕事

2024年03月15日 | 三代目は見た
たまには真面目な話をしましょう。

いきなりですが、皆様、確定申告は終わりましたか?
今日が最終日ですよね。
私は昨日終わりました(e-taxの送信が)

知識が無いと「税理士に頼まなければならない」と思うかと。
これには2通りあって、
〇税金の仕組みが分からないから専門家に頼む

●法的に税理士に頼まないといけない(=誤解)
があると思います。

前者であれば、会計ソフトを購入すると80%は解決すると思います。
ただ、規模の大きな会社になれば、事務作業を行う手間、人件費も考えれば、税理士のほうが良いのかもしれません。
個人事業なら会計ソフトとGoogle先生がいれば問題無いでしょう。

後者。これが問題だと思いますけど、商売って、この後者が支えていると考えて良いと思います。
もちろん「税理士に頼まないと違法になる」と嘘をついたらダメですが、ハッキリ書けば「その程度の知識すらない」という人からカネを徴収するという意味です。

家電量販店も近いものがあると思います。
よく分からないから「とりあえず見に行く」
そして、店員に聞いて「専門家が奨めた」と安心して購入する。
同じ商品をネットで買えば安く、しかも早く届くとしても、ここには専門家がいませんね。

専門家に頼んだからと言って、そこに責任は無いです。
税理士の話で言えば、私の実家など無駄なカネをむしり取られ、経費として認められるものを否定されていたくらいです。
私が出張って対応したら、黙り込みました。
反論すらできない、要するに「騙していた」のです。
でも、知識が無い親が悪い。税理士は詐欺行為をしたのではなく「親切だと思って」と言えば、それで通るのです。
もちろん、過去にさかのぼって返金なども無いですよ。
年間、十数万を投げ捨てていた事になります。
悔しいですが、これが「知識の対価」という事です。

さて、これは私の商売でも同じ事が言えます。
私の仕事は、無資格でも問題無い業務です。
今日から専門家を名乗れば、だれに許可を得る事も無くスタートできます。

そして、ターゲットは「法的に税理士に頼まないといけない(=誤解)」です。
要するに、知識が無い人をどうやって捕まえられるか、これに尽きます。
知識が無いから専門家を頼り、さらに「ほかに専門家がいなかった」となれば、相見積もありません。
これこそ、専門性のある仕事が成せる業です。

これに気づいて、ターゲットを絞って経営するうち、気が付けば、3月はもちろん、4月の受け入れも満了、5月も50%、かなり先ですが、9月の申し込みもある状態です。
怪我さえしなければ、4月が終わる頃には年間の生活費が確保できるほどの利益があります。
数年前では想像もできなかった事が、目の前で繰り広げられています。

あと10年早ければ、あと10歳若ければと思う事もありますが、これは難しい。
10年前、経営に苦しんでいなかったし、もしかすると、この市場は開拓できなかったかもしれないし、「10年分の経営経験」も無いから、この結果は出なかったかもしれない。
ただ一つ、正しいと決めている事。
「信じて突き進む!」
この言葉が大きな間違いだという事です。

ダメだと思ったら、すぐに逃げる。
逃げながら「次の攻め手を考える」
逃げる事は負けでは無く、勇気ある撤退である事。

過去の栄光に縋っていたら、今の私は無く、廃業していたのです。
「何年やってきた」とか「何万も投資した」なんてどうでもよくて
「ダメなら逃げろ!」

自殺するほど悩むくらいなら、とっとと逃げる。
でも、一目散に逃げるだけではダメで、逃げながら逆転チャンスを伺う。

銃火器に刀剣では勝てません。
だから逃げる。
そして、刀剣を捨てるか、刀剣を美術品として売るか、刀剣を使った芝居をするか。
そういう事です。
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