脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

新たな市場へのチャレンジ

2016年10月29日 | 経営
新たな市場というほど大袈裟な言葉ではないかもしれませんが、潜在市場が大きそうなフィールドを見つけて攻める、これをせずに、この先10年、20年を見据える事は難しいです。

では、どこに攻めましょうか?

いや、実は決まっていて、おおよその戦略は練りあがっているのですが、もしかすると、このブログを見ている同業者がいて、それが同じ商圏内だったらなんて考えると、おいそれと書けませんね。
ブログは備忘録として「前はこんな考えだったなぁ」と振り返る目的もあるので、具体例は控えさせて下さい。
(会員だけが見れるなんて機能があれば出せるんですけどね)

現実問題として、このまま大人しくしていられないという事。
ここは動きません。10月に限定して言えば、総売り上げですら昨年の粗利益に届かないという事実。11月も横ばいであろうという予測。
ピンチなんです。

来年の今頃「悩んでいたっけなぁ」と振り返る事ができるように、今から慌てておきます。
少し遅いくらいですけどね。
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対策 7

2016年10月29日 | 経営
大手建材メーカーのカタログを眺めてみます。
価格表をチェック。当店の仕入れで計算すると、同じ建具を作ったとすると建材メーカーのほうが安価です。
品質も悪くありません。手作業の粗さが無い分、建材メーカーのほうがキレイかもしれません。
バリエーションも豊富。こりゃ勝てないですね。

さらに、建材メーカーであれば床材や巾木、廻縁、窓枠と、同じ色で統一できます。
1冊のカタログから全て選べる。これも手軽です。

・・・・やはり勝てない。
扱っていないサイズとか、何か特殊な事情があって「おこぼれ」が出ない限り、当店に仕事は無さそうです。
きっと、こういった事情がジワジワ当店の仕事を侵食していったのだと思います。
ゼロではなく目減りという事実が、この事情を裏付けていると考えられます。

①と②だけを考えると、大きな逆転劇は生めそうにありません。

そこで、「新たな市場(以降③)」を考えます。

続きます。

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対策 6

2016年10月29日 | 経営
昔、家が建てば、外周建具(サッシの事)も含めると相当数の建具がありました。
建具屋も潤っていたという事です。
そこにアルミサッシが登場し、外周建具は一気に減ります。
さらに、枠一体型のユニット建具の登場で、室内建具も減少します。
と、これは20年前には起きていた事。

そこから、新築ではなくリフォームに軸足を変えていきます。

リフォームに参入したばかりの頃は、大手建材メーカーに「リフォーム用」という部材は少なかったので、手作業で細かい対応ができる建具屋の存在は大きかったと思います。
が、ここ数年でリフォーム用の商品も増えてきたので、小さなリフォーム工事でも大手メーカーの商品を使えるようになりました。

と、こういった逆風が建具業界に吹き荒れているんです。

ここまでで考えるのが
①少なくなった仕事量を建具屋同士で奪い合う
②大手メーカーに奪われた市場を奪い返す
という事になります。

①については前の記事で書きましたが、持続可能な経営とは言い難いですね。
そうすると②を考えるしかありません。

続きます。
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対策 5

2016年10月29日 | 経営
何も回復せぬまま10月が終わります。
怒涛の5連休で幕を閉じます。。。。。

過去を振り返って、売上は最悪ペースです。
独立後最低です。。。。
11、12月で回復が見込めるか? これも疑問です。
というのは、高額受注になりそうな見積を出していないからです。
高額の場合、受注(当店への発注)まで3~6ヶ月要する事が多いのですが、逆算して3~6ヶ月前に大型物件の見積を出していないです。

さて、今年はこんなモノ。
もう割り切りですが、この先の戦略を考えます。

前回記事の「とも(=強敵)」です。

ほかの建具屋をライバル視するのも間違ってはいないと思いますが、そうすると食い合いになりますので、自ずと価格競争になります。
そして「次に安いところが見つかったら切られる」というリスクを感じながら経営する、他社より少しでも安価で提供して仕事を獲る、息が詰まるような経営になっていくと思います。

続きます。
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対策 4

2016年10月27日 | 経営
商売をしていると「ライバル」を意識する事があります。
コンビニでも、同じ商圏に同じブランドの店舗が出るとモメますが、本社サイドの言い分としては「その商圏の顧客を抱え込み、ほかのブランドに勝つ」という考えがあります。
オーナーとしては「商圏内の顧客を独占したい」という考えです。もう1店舗出れば「潰しあい」になると考えます。
対して、本社は「共栄」ほかのブランドに勝つ=オーナーにも利益が出るという考えです。

さて、当店のライバルは何でしょう?
ライバル(敵)と勘違いして、共栄すべき相手を潰しに入っている可能性は?

そういえば「強敵」って書いて「とも」って読むんですよね。
(私の世代なら分かってもらえると思います)

全く同じ商品を揃え、同じ看板のお店を「とも」と思えるか?
けっこう難しい意見だと思います。

これ、昨年の私なら「他社(ほかの建具屋さん)を『とも(共栄すべき相手)』と考えられるか?」と聞かれれば「YES」でした。
これは、自分の商売がうまくいっていたからです。

今年の私は「思えない」になっていました。
自身の仕事が減った原因を「ほかに獲られたのでは?」と疑心暗鬼になり、外に原因を作っていたからです。

が、競争すべきは他の建具屋ではないという考えになってきました。





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