脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

我慢が足りなかった

2021年10月28日 | 三代目は見た
今日は臨時休業です。
理由は、先日の失策です。

あの後、落ち着いて振り返ると、やはり我慢が足りなかったなぁと反省しました。
ただ、取引を止めたことに後悔はありません。
すでに次のステップに進んでいます。

Hとは、私以外の職人は上手に付き合っています。
そう考えれば、私のやり方が悪かったと思うべきですね。
ただ、H建設(ややこしいかな。Hの勤める会社です)は、私以外は、ほぼ専属の職人なので、お互いが融通しあいながら対応できるのです。
Hを介さず職人同士で連絡し、現場の入れ替えもスムーズなんですね。
そこに、私だけがスポットで入るので、どうしても私が我慢させられる(ような気がする)のです。

取引を止めた事に後悔は無いと書きましたが、それは、H建設からの仕事は減っていくと予想していた為です。
仕事が減っていけば、優先順位は下がります。
H建設の為に日にちを融通する理由は無くなるのです。
すでに、数年前と比較しても、売上は半分以下になっていましたからね。

で、この「我慢に費やした時間と気力」を、ほかにぶつけたほうが得策だと切り替えました。
義理人情?
確かに大切な考え方ですけどね。
それだけで経営できるほど、私の能力は高くないのです。
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カネに化けるのは提案力

2021年10月28日 | 三代目は見た
ハイブリット化(複数の業務を請ける)にせよ、材料を売るにせよ、重要なのはアピールだと考えます。
簡単に言えば「お品書き(メニュー)」です。
カタログを作れば分かりやすいですね。
私はブログ(このブログではありませんよ)を活用しています。
*具体的な方法は隠します。かなり効果的なので、競争相手が真似たら、私は廃業危機に陥ると思います。

整理して考えると「言われたことをやる」で止まると、日当で請ける形になります。
高い技術を有していても、ここから抜け出すのは容易ではありません。

「言われた事を」から「どうやったら良い?」と聞かれるようになれば、日当から脱却できると思います。
「この工事が必要⇒〇万で請けるよ」や「この材料が必要⇒〇万で売るよ」という提案が、売上に変わってきます。

そうなんですよ。「提案力」なんだと思います。
私は、これだけで商売していると思います。
私から提案力を無くしたら、何にも残りません。。。。

これが、今の市場ではないかと思います。
必死に覚えた技術が、安く使われてしまうのです。
技術力だけでは「アルバイトと同じ扱い」になるのです。

時代の変化があり、どの業界でも言える事かもしれませんが「情報」と「提案力」が強い人が生き残ります。
技術も大切ですが、これ、ある程度の水準を超えると「素人では比較が難しい」となります。
玄人(同業者)から高い評価を得ても、これがお金に化けないのですよ。
技術を否定しているのではなく「これが尊重されない(尊重されにくい)」という事実と向き合うしかないという意味です。

提案力に関しては、営業ツールや話術という「昔の職人には不要だったスキル(敢えて技術という言葉を使いません)」が重要になります。
これは、職人業界では「腕が無いから」とバカにされる分野かもしれません。
だからこそ「カネに化ける」のです。

良い仕事が「高い評価を受ける仕事」だとすれば、相応の報酬を得るべきです。
アルバイトと同じ扱いであれば、それは「良い仕事」ではなく「都合良く」使われているだけではないかと。

もっと、技術面の評価があれば(単価に反映されれば)良いのですけど・・・・
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ハイブリット化で日当から脱却

2021年10月28日 | 三代目は見た
やっかいなのが「材料支給で、手間代だけで働く」というのが、建築現場で当たり前になってしまった事です。
手間代=日当(1日当たりで換算)です。
「この工事は5日分」という標準設定があり、多少の誤差こそあれ、大きな差は出ません。
こうなると「必死で4日で仕上げる」という考えも出てきますが、悲しいかな、4日で仕上げると「次は4日分」と価格を下げられてしまうのです。
これが価格競争となり、「4日で請けてくれる職人を探す」となり、相場が4日分になる可能性が出てきます。
そこで「ノンビリ5日掛けたほうが良い」という考えも出てきます。
いずれにしても、良い状態とは言えません。

ただ、これを「準備期間」と考え、あくまで「勉強している期間での請け方」と割り切れば、話は変わってきます。
日当で働きながら「需要」を見定める、こういうイメージです。
そこに「スキマ」が見える事があります。
スキマとは「ほんのちょっとの作業」だと考えてください。

ほんのちょっとの作業で思いつくのは
●壁紙(ビニールクロス)の補修や部分貼替
●部分塗装や補修
●タオル掛けなどのパーツ取り付け
など、器用な人なら自分でやってしまう程度の作業です。

大工工事で壁紙の部分貼替をするという機会が多いと気づけば「壁紙貼りを覚える」と考えてみます。
DIYではダメです。専門職とまでいかずとも「素人よりは上手い」が重要です。

また「この工事を一緒にやったほうが良い」という知識、経験を「伝える事」も大切です。
「言われたことをやるだけ」から脱却です。
これ「サービスしておいたよ」という方も多いかと思いますが、「黙ってやってあげるから」お金になりにくいという面もあるのです。
工事をする前に(発注が来た段階で)「壁紙の補修も一緒にやったほうが、お客様も喜ぶと思うけど」と伝え「プラス〇円ならオレがやるよ」と交渉してみます。
ほかの職人を手配するより安価であれば、引き受けやすくなります。

それを定着させる事で「この職人は、この作業もセットで頼める」となり、ほかの職人との差別化にも繋がります。
これが「ハイブリット化(複数の作業を対応できる)」です。
日当にプラスアルファを受け取る。
チリも積もれば山となるです。
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材料を売る事で日当から脱却

2021年10月27日 | 三代目は見た
繰り返しになりますが「材料支給で、手間代だけで働く」というのが、建築現場で当たり前になっています。
特に新築では標準規格もありますから、仕方ない部分もあります。
「この請け方(新築など)は日当になる」と割り切って、私のように「請けない」と決めるのもアリだと思います。

リフォーム現場であれば、その物件ごとに「使える材料」が変わってきます。
この材料を売る(買ってもらう)事で、日当から脱却を目指すと、売上そのものが大きく変わってきます。

材料を売るという部分は「商人」としての性格が強くなりますが、重要なのは「職人が売る」という部分です。
注文を受けて売るのではなく、乱暴な言い方をすれば「売りつける」のです。
「この工事には、この材料が適している」と、知識、経験を加えてメリットを伝えるのです。

どこで(どこから)買っても同じ部材は、支給してもらっても良いのです。
そう考えると「全ての物件で材料を買ってもらう」というのは難しいかと思います。
珍しい、難しい工事で買ってもらう、これで良いと思います。

私の経営は、これが中心にあります。
例外はありますが、基本的に材料支給では請けません。
業種により難しいかもしれませんが、可能な業種であれば、積極的に売るべきです。
但し、ここには「売る努力」が必要だと言えます。

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失策

2021年10月25日 | 三代目は見た
やっちまった~
久々の喧嘩です。
ずっと我慢していたのに・・・・

取引相手のH建設にいる、K課長と、その部下のHとのやり取り。
喧嘩相手はHですが、仲介をK課長に頼んだのが間違いでした。

長くなるので端折りますが、Hとは毎回揉めるのです。
ですが、Hは改善してくれません。
だからといって「オマエ(私の事)が間違っている」という主張はしません。
何と言いますか、、、、、、「理解しない」という日本語以外、思いつかないですね。

ホテルの予約を例にすれば分かるかな。
Hがホテル、私が予約するとして「空室」を予約しているのに、いざ行ってみると満室。
これがあるので、事前に「空いているよね?」と念を押すと「大丈夫だ」と。
空いているでも、空いていないでもなく「大丈夫」と答えるのです。
で、行ってみると満室。
「どこが大丈夫なんだ!」と詰め寄っても「大丈夫」とスルー。
毎回、こんな感じです。

で、今回も同じように揉めて、堪忍袋の緒が切れ、「他所に頼め!」となったのです。
やりとりのストレスを考えれば、この判断は仕方ないところです。
Hからの売上は無視できないので我慢していたのですが、、、、、、さすがに限界が来ました。

その後、K課長にやり取りを説明し「不義理で申し訳ないけど、これ以上は付き合えない(断ります)」と伝えたのですが・・・・

K課長「大丈夫。ちゃんと言えばHも分かるから」

いや、、、、話聞いていたのか?

私「いや、もうやり取りするのも疲れるので、申し訳ないですが、お断りします」
K課長「大丈夫だよ。Hに説明すれば、次からも頼めるから」

いや、だから断るのは私であり、オマエ達は断られる側ですから

私「繰り返しますけど、もうお付き合いできないので、ほかを探してください」
K課長「だから、大丈夫だって。Hだって怒ってないから、そんな責任を感じなくても」

ん?噛み合わない。
どうやら「私が短気を起こした責任を感じている」と誤解しているようだ

私「誤解があるようですが、私はHと付き合いたくないのです。わがままで申し訳ないですが」
K課長「大丈夫だって。Hだって根に持つタイプじゃないから」

この上司にして、この部下ありなのか。。。。
喧嘩別れはしたくなかったけど、仕方ない。

私「話が通じないですね。御社とのお付き合いもここまでですね」
K課長「いやいや、そこまで思いつめなくても」
私「そういう事なので、今までお世話になりました」
K課長「まぁ、落ち着いてよ」
私「では(ガチャ)」

正直を言うと、H建設と手を切るつもりは無かったのです。
Hとだけ手を切りたい。
が、これが我が儘となれば、H建設と手を切るのも仕方ないかと覚悟はしていました。

K課長ではなく、H社長に頼んでいれば、もう少し違った結果になったかもしれません。
(H社長もやっかいな人ですが)
短気をおこし、うまく立ち回れなかった。。。。。
ずっと我慢してきたのに。。。。。



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