脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

5月度 売上報告

2017年05月31日 | 売上報告
5月最終日になりますので、5月度の売上報告を出させていただきます。

■2016年対比:157%達成
■2009年以降の平均との対比:135%達成
■2009年以降の売上順位:2位

過去最高には届きませんでしたが、GWがあり、稼働日が少なく稼ぎにくい5月という事を考えると、それなりに満足できる2位です。
苦戦を予想していただけに、結果には「ラッキーだった部分」がありますね。
過去比率100%くらいで終わると思っていましたが、連休明けに入った「割の良い仕事」に助けられた格好です。

まだ上半期を振り返る時期として早いですが、5月までの連月(1月からの合計)での売上は
■2016年対比:166%達成
■2009年以降の平均との対比:157%達成
■2009年以降の売上順位:1位
過去最高だった2015年と比較しても115%達成。ダントツの1位です。

ここまで好調なのは、S社の売上によるところが大きく、ほかの部分の伸びは少ないです。
S社の1強、T社とY社(Y社はT社からの暖簾分け)の合計でも、S社の半分にも満たない状態です。
T社、Y社は「こんなモノ」ですから、S社が伸びたという事です。

経営的には「安定している」と言える部分と「リスクが大きくなった」と言える部分が同居していると言えます。
S社に万が一があれば売上激減となるからです。
しかしながら、売上UPの為に自分で選んだ手法なので、ハイリスク、ハイリターンと考えています。



さて、5/30現在、6月の売上見込みですが

■2016年対比:51%達成
■2009年以降の平均との対比:42%達成

まぁこんなモノかなぁと。
ただ、仕事量は30%にも満たないので、かなり伸ばせる可能性がありますが、雨などによる工事遅延がありますので、不安定とも言えます。
昨年、もっとも売れた月が6月。低空飛行な売上でしたが、6月は過去実績2位でした。
ここまで伸ばせるか、まぁ期待は大きいですね。


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経費って 2

2017年05月30日 | 経営
「自家用車は経費にならない」と突っ込みを受けましたが、私が書いているのは「営業車兼自家用車」です。
1台の車を、仕事と私用で兼ねる使い方をするケースです。

営業車は「〇万円以内」などの規定はありません。
新車だろうが、中古車だろうが、大型だろうが軽自動車だろうが、なんでも良いのです。
極端な話、何千万円もする高級車を営業車として使っても構わないワケです。

と、こういう事を書くとまた突っ込まれそうですが、税務署に聞いて確認を取っているので間違いないと思います。
仮に個人的趣向を反映した結果、営業車が高額なものになっても「事業で使った証拠」があればOK(税務署職員談)
もちろん、私的な使い方しかしなければダメですよ。

ケンカ別れした税理士の話ですが、以前、帳簿を見せた時「コレは経費にならない」と言われた項目がいくつかありました。
が、納得できないので税務署に確認すると「経費になります」という回答でした。

具体的には、本、雑誌の類です。
開業したばかりの頃、パソコンソフト(イラレ)の本を買ったり、チラシのハウツー本を買ったのですが、それらを、その税理士は否定しました。
「個人の興味やスキルUPは事業活動に関係ない」という判断でした。
が、税務署の判断は「事業遂行に必要な知識や技術の取得に当たる」という判断でした。

同じスキルUPでも、極端な例ですが「船舶免許を取る」とした場合、建具屋には不要なスキルなのでNGですよね。
でも、送迎や接待で船を使うなどであればOK(かな?)

税理士的には、「パソコンやチラシの事なんて、建具屋には関係ねぇだろ」だったのかもしれません。
ちょっと見下されたような。。。。



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経費って?

2017年05月28日 | 経営
お世話になっている現場監督のAさんから「経費って何?」と聞かれました。
職人同士の会話で「車も経費で落ちるでしょ?」など聞くので、何だろうと考えたそうです。

Aさんに「仕事で使った費用(例えばガソリン代)は、会社に請求しているでしょ?」と伝えると、Aさん「いや、会社なら分かるんだけど、一人親方の場合は違うのかなぁ」という事でした。

どうも「経費で買える=安くなる」というように解釈したようです。
確かに「経費で落ちる」と言われると、なんとなくそんな印象を持ちますね。

さて、経費についての回答ですが、個人事業(一人親方)も上場企業も変わりはありません。「事業を営む為に必要なおカネ」です。

ただ、違うとすれば個人事業の場合は、私的に使うものと混ざってしまう事が多いかなぁという事です。

例えば営業車ですが、営業専用ではなく、休みの日は家族で出かけるのにも使うとします。
おおよその使用量は、80%を仕事、20%をプライベートだとします。
この使用量の比率を「按分」と定義されます。

車を買う段階で、購入費用の80%が経費(資産)となり、20%が自分の給料から払う計算になります。
維持費も同じです。税金、保険も80%対20%で分けます。

ここに「経費で買える=安くなる」という解釈が出てきます。

サラリーマンの場合、通勤で使ったとしても「手当」という形の費用負担はあるかもしれませんが、購入費用、税金、保険は100%個人負担(自分の給料)ですね。

仮に200万で車を購入したとなると、サラリーマンは200万ですが、個人事業は40万で買った扱いになります。
維持経費(税金、保険など)も20%で納まります。

が、経費は「どこかから湧いて出るおカネ」ではありません。事業活動で得た売上からしか出せません(赤字計上は別ですが)
なので、出すおカネ(額面)はサラリーマンも個人事業も変わりません。
無駄遣いできないのは、どちらも同じという事です。

ただ、事業で必要な「経費」の部分は税金が減りますので、先の計算で経費分160万円には所得税や住民税はかかりません。
税率20%としたら、32万円節税となります。
これは費用負担が軽くなると言って良いかと思います。
税金、保険の分も同じです。

「なんだ、個人事業のほうが優遇されているじゃないか」とお考えの方。
いやいや、確かに経費の部分では負担が軽くなる可能性も大きいです。
が、サラリーマンの皆様には無い「事業税」を払っていますから、経費で軽くなった分なんて吹っ飛んでしまいますよ。






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チャンス? ピンチ?

2017年05月27日 | 経営
現場で休憩しながら、ほかの業種の職人さんと話をする事があります。

「儲かってますよ」「うまくいってますよ」という話題は少なく「厳しいよ」「儲からないよ」が大勢を占めます。

斯く言う私も、現場では「儲かってないです」「忙しいだけで、利益が少ない」と言っていますから、どこまでホンネかは分かりませんね。

さて、話の中で「建具屋さんは競争が無いからいいよなぁ」と言われる事があります。
確かに建具屋(建具職人)は少ないです。が、仕事量も少ないのです。
逆を言えば、仕事が少ないから職人も少ないのですね。

競争が多い業種は、比較的仕事量も多いですね。

そこで考えてみたいのですが、女性をナンパするとします。
次の2つの場合で、どちらが成功確率が高いでしょう?

A:1000人の女性に対し、自分を含め1000人の男性がいる町。
B:女性は1人しかいませんが、男性も自分しかいない町。

これに対する考え方で、競争が多い事がチャンスなのか、ピンチなのかが変わってくると思います。

Aを肯定的に考えれば、1000人も女性がいるのだから、1人くらいはひっかかってくれるだろう。だからAのほうが確率が高い。

Bを肯定的に考えれば、自分以外にライバルがいないのだから、よほどの事が無い限り断られないだろう。だからBのほうが確率が高い。

逆に、Aを否定的に考えれば、競争相手が1000人もいるから、自分が思ったような成果は出ないだろう。
Bを否定的に考えれば、たった1人しかいないけど、その1人に断られたら終わりだから、チャンスが1回しか無い分、リスクが高いだろう。

さて、どっちの考えになりますか?



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年金を見直す 9

2017年05月21日 | 経営
前の記事で書きました「V型」について、掛け金全額が税控除になります。
そう考えると、1口¥1.210-払いますが、実際にはもう少し安い支払いになるという事です。
なので、29万払い→30万受け取りは、もっと率が良いという事になります。

計算上、10%節税(還付)とすると、約26万払いで30万受け取りです。
1割以上UPです。
こんな率の良い金融商品、なかなかありませんね。

そこで、1口30万を10口にして300万受け取りにしようと思います。
これも、万が一に備え、2人で均等割り(5口ずつ)にしておきます。

支払は年齢により差額がありますが、先の計算を当てはめて、¥12.100-/月。
このくらいなら捻出できそうです。

とりあえず、これを開始しておきたいと思います。

自営業には退職金がありませんからね。
300万を退職金みたいな形で受け取る。こういう考え方です。

・・・・退職金を考えると、公務員と比較しちゃいますね。
悲しい現実です。これは改めて。

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