脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

起業する資格

2019年11月30日 | 三代目は見た
よく尋ねられるのが「起業(独立)するのに、資格は必要ですか?」があります。
業種により資格や認可、許可が必要なものがあると思いますが、私の職種には、特別な資格は必要ありません。
強いてあげれば自動車免許ですが、これは、社会人に必須と考えれば、起業云々は関係ないですね。

ただ、資格という言葉が適当ではないかもしれませんが「必須の能力」はあると思います。
業種、職種を問わず必要な能力ですので、資格と言って良いかなぁと思います。

どんな資格か。

まず「スケジュールを管理する能力」です。
時間を守る、納期を守るというのは当たり前ですが、それを正確に伝える事、相手のスケジュールに合わせる事なども含めた能力です。
我が家を新築した時、朝7時前に来て作業しようとした業者がいました。
新築=空き家ですので、細かい時間設定は不要だと思うかもしれませんが、作業の騒音が近所迷惑になります。
結果的に、施主とご近所の関係を悪くする可能性もあります(私、色々ありました)
こういった事も含めての能力ですね。

それと「お金の流れを理解する能力」です。
一番シンプルなものに「年金を把握しているか?」があります。
毎月いくら掛けている、だから、だいたい何万円受け取れる。
これを把握している事が最低条件です。

会社勤めなら、年金は強制徴収ですし、掛け金を調整する事はできません。
(今は個人年金も一般化されましたが)
そうなると「イマイチ分からないんだよなぁ」でも通用します。
分かったところで、どうにもできないからです。
堅実な人は、そこに個人年金、保険などでカバーしていますね。

独立したら、こういった年金なども自分で管理する必要があります。
何もしなければ、スズメの涙程度の年金しかもらえません。
年金に頼らない収入源を作るというのも良いでしょうが、これも「年金を把握している」からできる事です。

年金を例にしましたが、それ以外に保険などもあります。
「よくわからない」「他人に任せている」という時点で、起業して躓くリスクが大きいと感じます。
「自分が把握する」が重要ですからね。

スケジュールとお金をしっかり把握、管理する。
これが最低限かなぁと思います。

が、例外もいるんですよね。
古くからの知人が、若くして独立し建築会社社長になりましたが、会社勤めの頃は、遅刻や無断欠勤が多かったようです。
お金も管理せず、足りなくなれば借金。稼いで返済し、また借金。
こんな奴ですが、今では年商50億を超える会社社長ですからね。
(こういう人を見て「独立すれば自覚するだろう」と考える人もいそうですね)

私が言っているのは、常識的で、堅実な話なんでしょう。
天才の事は分かりません。
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11月度 売上報告

2019年11月30日 | 売上報告
11月度の売上報告を出させていただきます。

■2018年対比:127%
■2014年以降の平均との対比:112%達成
■2014年以降の売上順位:3位

満足と言って良い結果です。
ここ数年は11月が苦戦する月になっていたので、順位こそ3位ですが数字的には満足しています。
欲を言えばキリが無いので、満足という事で締めくくります。

そして、この段階で我が家の年間生活費(貯金含む)が達成できました。
12月はボーナスステージですね。
一昨年の過去最高売上の時は、あれ? 何に使ったんだろう?
貯金したのかな? それにしては残高が少ないぞ(笑)

結局「儲かったから」と、ちょっとずつ贅沢してしまったんでしょうね。
ちょっと良いモノを食べ、ちょっと贅沢な旅行して、、、、
気がつくと無くなってしまうのです。
ここは反省すべきですね。


さて、現段階での、12月度達成状況(売上見込み)ですが、
■2018年対比:145%
■直近5年平均との対比:172%
■現段階の仕事量 理想値の80%
*仕事量は、しっかり休日を確保できる日程(理想値)が100%。休日返上なら120%程度で考えます。

数字を見て分かる通り、例年にない爆発的な売上になっています。
12月単月はもちろん、全部の月で考えても過去最高です。

先月「過去最高を達成する」と宣言しましたが、実は根拠があった話なんです。
根拠というのは台風被害の復旧工事なんです。
今月の売上の半分以上が、この復旧工事になっています。

書く事を躊躇いました。
大変な思いをしている方がいるのに「お陰で儲かっています」というのはどうかと。
我が家や工場が被災していたら、こんな話はできなかったでしょうし。

それに、私の努力とは言えない部分での売上ですから「過去最高」と結びつけるべきかどうか。
将来振り返った時に、「この年は頑張ったなぁ」と思えるかどうか。
これは、しばらく考えておこうと思います。

残り1ヶ月。
ケガ、病気に気をつけて頑張ります。
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オムツ履いてるのか?

2019年11月29日 | 三代目は見た
訪問先での話です。
先に登場人物を整理しておきましょう。

●私(作業員)
●社長(リフォーム屋の社長)
以上が業者側

◎旦那
◎ヨメ
◎BBA(旦那の母親)
以上がお客様側。

まぁ「BBA」と書いている時点で厄介な相手と言う想像はできますね。
もちろんBBAは厄介ですけど、主役は旦那です。

で、何があったかと言うと、まず事前打ち合わせは、私、社長、旦那の3人で行いました。
その際には、旦那の意見を反映させた商品を選びました。
車で例えて言えば、
「家族は3人だけだから、5人乗りのセダンで充分」
こんなイメージです。

後日、納車となります。
そこには、旦那、ヨメ、BBAがいて、車を見るなり、BBAが「5人しか乗れないじゃないか!」と騒ぎ出した。
ヨメが「そうやって注文したんだよ」と言っても、BBAは聞く耳持たず。
それどころか「オマエ(ヨメ)は黙ってろ」と一喝。

社長は「契約通りです」
私は「旦那と打ち合わせした通り、要望は叶えているハズ」

しかし、BBAは不満爆発。


と、ここまでのやり取りで、旦那が出てきませんね。
そう、居るハズなんですけど、顔を外に向け、庭を眺めているんですよ。
旦那が契約者ですし、打ち合わせたのも旦那。
なぜ黙っている? 私にしか見えないのか?(霊的な何かか?)

返品はできませんし、契約書がありますから、コチラが圧倒的に優位ですが、どうしても黙らないBBA。
そこで、社長が「旦那さん、何とか言ってください(お前がBBAを黙らせろ)」と言ったのですが、ゴニョゴニョ言っているだけ。

しかし、契約者は旦那ですので、「旦那さんが契約内容と相違ないと言わないと、話が終わらない」と言ったのですが、「ママが不満って言うなら・・・・」と、驚きの発言。
社長は「契約書を交わしているし、契約者は旦那さんですので、BBAは無関係です」と強めに言ったのですが、「でも、ママがイヤって言っているし・・・・」

結論としては、解約には応じず、第三者(法律の専門家)を入れて話し合う事になりました。
(社長曰く、契約に落ち度は無いけど、満額支払ってもらうのは難しいだろうとの事)


そして、私は車とは関係ない作業も請けていたので、そちらを「どうするのか?」と確認。
わざわざ聞いたのは、無理強いして揉めるくらいなら、キャンセルのほうがマシだと思ったからです。
もちろん、聞いた相手は旦那(とヨメ)です。BBAは関係ありません。

で、予想通りBBAが「やってくれ」でしたが、契約者は旦那ですので、分かりやすく無視して、旦那に再確認。
旦那は「ママが良いって言うんだから、OKです」


さて問題。
この旦那の年齢は何歳でしょう?

あくまで見た目ですが、50歳は超えていると思います。
BBAは80歳前後かな。ヨメは旦那と同じくらい。

ちなみに「ママ」を「オフクロ」に書き換えれば、言った言葉がそのままになります。

マザコンと言うには、度が過ぎた感じがしました。
母親を立てているのではなく、母親に逆らえないのです。
で、私の作業にBBAは満足してくれたのですが、その満足そうな顔を見ながら、旦那はニコニコしているんですよ。
キモチガワルイ。

気の毒なのはヨメです。
泣いてましたよ。気持ちは分かります。
毎度の事なんでしょうね。


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補償

2019年11月28日 | 経営以外の話
人気女優さんが逮捕された事で、各方面に損害賠償(補償)を払う必要があるらしいですね。
5億とも、10億とも言われているようです。
天文学的な数字ですね。

犯罪者を擁護するつもりはありませんが、これを個人賠償とするのは、どうも腑に落ちないのです。
そういう契約なんでしょうかね?

今回の件に関しては、もともと噂があった人です。
大きな仕事の前に「疑念を払う」という意味合いで、検査をする事もできたハズです。
(所持までは難しいのかな。使用に関しては証拠が出ないようですので)
登用した側に責任を問うのは難しいでしょうけど、引き受けた会社(事務所)に責任が無いとは思えないのですね。

今回の件で、事務所も大きな損害(社会的信用の失墜)があったと思います。
ですが、この女優さんが稼ぎ出したものもあったと思います。
その恩恵があれば、その分の補償は負うべきだと思うのです。

もっと言えば、大きな仕事を請けるリスクを考えるべき、という事です。
「信じていた」なんて事では無く「信用できる根拠」があるから引き受けるという意味です。
今回のような事は想定できなかったのか、うわさが絶えない人なのに。
その噂を覆すほどの安心材料はあったのか。
それで雇用(契約)しているのではないのか、という事です。

犯罪を犯したのは個人かもしれません。
ただ、引き受けた仕事は個人のものではなく、企業(会社や事務所)のものです。
であれば、仕事の責任は企業にある、と考えるべきです。

ちょっと話は変わりますが、「クスリ(麻薬、覚せい剤など)は被害者のいない犯罪」という意見もあります。
考えて欲しいのは、このクスリを悪用する人がいる、という事です。
結果、被害者はいるのですね。

クスリの売却利益が犯罪に使われる、違法な仕入れルートで暗躍する組織がある。
これには、被害者がいますね。

私が若い頃、ダイエットサプリとして売られていた「脱法ドラック」がありました。
法律が追いついていないだけで、体への影響(依存性)があるものでした。
友人の彼女が、そのドラックを多量に摂取し、この世を去りました。
「自分の身を滅ぼしただけ」と言われるかもしれませんが、違法では無く、効果効能を信じて服用した事を「自己責任」と言えますか。

「あの女優さんも、スタイルと美貌を維持するために飲んでいる」と言われたら、未熟な人は買ってしまうかもしれません。これも被害者がる、という事になります。

やはり、クスリに被害者はいるのです。
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変わる

2019年11月24日 | 経営以外の話
私の同級生Aの話。
同級生と書いたが仲が良いという事は無い。
むしろ、大嫌いなヤツだ。

Aは、子供の頃から立ち回りが上手いというか、とある権力者の息子という事もあったのだろう、チヤホヤされて育っていたようだ。
なぜか私が目の敵になれた時期があり、子供じみた(いや、小学生だから当たり前か)イジメを受けた。
「バーカ」「悔しかったらやり返してみろ」程度、よくいう「囃し立てる」という類だ。

ある時、どうしても我慢できなくなり、Aを殴った。
美談にするつもりは無い。暴力を肯定するわけでは無いが、何度反論しても止めてくれないので、暴力で解決しただけだ。
泣きながら謝ったので、これで解決したと思ったが、数日して元に戻った。
「オマエ、すぐ殴るからな!」という言葉が加わった分、面倒さは増した。

無視してもつきまとう、何がしたいのか分からないヤツだった。
そして、今度は膝蹴りで黙らせた。
この暴力でAは病院送りになったので、学校で問題にされた。
暴力に至るまでの経緯は無視され、暴力を振るった私が「キ●ガイ」という扱いをうけた。
同学年全員の前で謝罪を強要された、晒し者になったという事だ。

そのAの息子が、イジメを受けているそうだ。
(我が子とは違う学校である)
どうも、Aの息子は、Aと同じような性格らしい。
ある子に付きまとって嫌がらせをするうち、気がついたら孤立。
クラス中から無視されるようになったそうだ。

自業自得である。
が、Aは、どうにか解決したいと努力したようだ。
学校に掛け合い、解決してくれるように頼んだそうだ。

結果、何も変わっていないらしい。
当たり前だ。
Aを含め、Aの息子が変わらないのに、周りだけ変えようとしても何もならないのだ。

そう考えると、Aの幼少期、私に暴力を振るわれ病院送りになった時、「Aにも原因がある」としなかった事にも、今回の遠因があるのではないか、と考えられる。
もし、自分にも原因があって殴られたと理解していたら、息子の育て方も変わったのかもしれない。
Aの場合、自分が悪くないと思って育った可能性がある。
中途半端な権力がある親を持った弊害もあったのかもしれない。

そのAの息子が転校するらしいという話を聞いた。
我が子の学校を希望したらしいが、どういう仕組みか分からないが、校長同士の話がまとまらず、別の小学校になるらしい。
(Aが不服を申し立てているようで、決定では無さそうだ)

敢えて書くが、イジメを受ける側が100%被害者という考えは間違っていると思う。
もちろん、被害者である事は否定しない。
ただ、回避する努力があった可能性もある、という事だ。
(イジメる側を擁護しているのではないし、無条件にイジメをする輩もいるとは思うが)

さて、もし小学校時代にタイムスリップする事ができたら、Aとはどう接するか?
きっと殴るだろう。
殴る以外に、自分を守る術が思いつかないからだ。

私は殴るという解決方法で自分を守ったが、この手段をとれない子も多いだろう。
そういう子は、学校に行くのが苦痛になるかもしれない。
登校拒否になるかもしれない。

繰り返すが、暴力を肯定しているのではない。
自分で解決する方法をとった、というだけだ。
Aと、Aの息子も、自分で解決する方法を考えろ、そう言いたい。

長くなったが、もしAに相談を持ちかけられたら。
(100%あり得ないが)
おそらく無視する。昔を恨んでいるからではない。
「何を言っても変わらないだろう」という意味だ。
さらに言えば、会話するだけでストレスを感じ、結果、殴ってしまう事を知っているからだ。

余談だが、私は子育てで手を上げた事は皆無である。
我が子は、話し合い、努力、改善するという能力を持っているからだ。


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