脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

2018年の課題と2019年の取り組み⑨

2019年01月02日 | 経営
お金を掛けると同時に、時間の確保です。
今の仕事量では、目指す仕事の獲得に割く時間は作れません。
そこで、思い切って特定分野の請負を停止します。

この「特定分野」が難しく、例えば定食屋さんが「カツ丼を止める」とします。
そこで「カツ丼目当てのお客だけ減った」であれば良いのですが、カツ丼目当ての客以外も一緒に来なくなってしまうリスクもあるのです。
「違う定食屋に行ったらカツ丼以外も旨かったので、仲間もそっちに誘うようになった」
これがリスクとして大きいです。

が、ここまでのリスクを是として行動します。
今の仕事がゼロになっても仕方ないという覚悟です。

これで対応する時間を確保し、一気に方針転換を図る計画です。
リスクは大きいですが、必ずやり遂げる覚悟です。

平成最後の決断。次の元号になるころには、それなりの方向になっていると思います。
自分としては、3年計画(すでに1年経過)で想定まで持っていくつもりです。


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2018年の課題と2019年の取り組み⑧

2019年01月02日 | 経営
多数のお客様相手から、少数のお客様相手にシフトする。
これは非常に難しい方針転換だと思います。
「数を減らす」ではなく「レベルを変える」ですので、一歩間違えば廃業のリスクすら出てきます。
誰かに相談すれば「止めたほうが良い」と言われるだろうと分かっています。

繰り返しますが、数年先ではなく、10年、20年を見据えての戦略ですので、早く手を打てば勝算が大きい、必要に迫られてからでは遅いという考えです。
それと、早く手を打つ事で「それなりに時間を掛ける余裕がある」という考えもあります。

さて、具体的な活動になりますが、今までコストを掛けない広告宣伝を行っていましたが、思い切って100万まで予算を作ろうと思っています。
(もちろん100万使い切るという意味ではありません)
コストを掛けない広告宣伝で売上を確保する事はできましたが「ここまでの成果」という限界を感じるようになりました。
やはり、ある程度のコストを掛けずに、これ以上の成果を得る事は難しいという判断です。

ほぼゼロだったものを100万にする。
これだけでも大きな決断です。

続きます。


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2018年の課題と2019年の取り組み⑦ 

2019年01月01日 | 経営
年を越してしまったので「2018年の」と書くと「年号間違ってるんじゃね?」というツッコミが来そうだったので、タイトルを変更しました(笑)

理想は高級寿司店であると書きましたが、これは「少ない顧客数に、最大限の満足を提供する」という意味であり「高価なネタ」「高額な支払い」という意味ではありません。

この「少ない顧客数」という点ですが、私が見据える将来として「今以上に格差は広がる」というものがあります。
本来の理想は中間層が多い事ですが、おそらく、これから中間層は減っていき、一部の高所得層と、圧倒的多数の低所得層という世の中になっていくと思います。
いや、今までの「低所得層」より、もっと「リアルな所得層」が増えるという考えです。
「夫婦共働きで、余暇を楽しむ余裕が無く、こどもの教育資金をギリギリ賄う程度」
これが「リアルな所得層」の定義で、額面としては「これだけ収入があれば低所得とは言えないでしょ?」という所得でも、生活に我慢を強いられるという状態です。

「このような所得の人たちが住宅にお金をかけるのか?」と考えると、そこに向けた商売、商品提案が利益に繋がるとは考えにくいのです。
お客様の数は多いのですが「人数が多いだけで、財布は少ない」という事です。

そこから「少ない顧客数」に商売の目を向けると「余暇を楽しむ」「友人を家に招く」「生活レベルの向上を目指している」など、「生活に余裕を感じている」「今より良い暮らしをしたい」という人がターゲットになっていくと考えます。

これが高級寿司店という意味になります。

続きます。


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2018年の課題と今後⑦

2019年01月01日 | 経営
「理想の請負を増やす」
これを考えているのは「競争を避ける」という目的があるためです。

今まで「理想請負」を獲得するために「安価請負」を行っていたのですが、安価請負の競争相手に異業種が増えてきた、いや、異業種との競争が増えてきたという事があります。
「そこそこの仕入れと流通、保存で、ちょっと訓練を受けただけの技術」で作った寿司の競争相手が「高級寿司店」ではなく「弁当屋」だったというイメージです。

目指していたのが「高級な寿司は食べられないけど、ちょっと贅沢したい」というお客様の獲得を目指していたのに、そこに弁当屋による価格破壊と「業界への悪影響」が発生してしまったのです。
(業界への悪影響は改めて書きます)

このままでは生き残れない。
ごまかすには限界がある。

ここで「高級寿司店」を目指す方向にシフトしていく必要を感じたのです。
顧客数は少なくても良い。賑わう必要は無い。
落ち着いた雰囲気と、非日常の時間を味わう。
このお客様を捉まえる事に「安価請負は役に立たない」と判断しました。
撒き餌としての役割すら果たせていないという事です。

しかし、高級な寿司を作る技術は無い。
ここに、昨年から続く課題への取り組みが挙げられるのです。

続きます。




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