最近、粗利率の低下が顕著なのですが、仕入れ価格の上昇を販売価格に反映しきれていないという点が1つと、工事の大型化が要因になっています。
まず前者ですが、仕入れを50、販売価格を75とした場合
75-50=25。25÷75=33.3% 粗利率33.3%です。
これを、仕入れ55、販売価格を80とした場合
80-55=25。25÷80=31%
利益は25と同じなのに、粗利率が下がっています。
現在がこの状態。同じ粗利率を維持するなら、販売価格は82.5にする必要があります。
現実は80どころか、77程度までしか上げられず
77-55=22。22÷77=28.5%
この程度です。
※数字はイメージです。
さらに、工事の大型化があります。
これは宅配便をイメージすると分かりやすいかな。
荷物を1個運ぶ運賃と、同じ荷物を3個運ぶとして、送料は同じです。
仮に送料を1000円、荷物を5000円、荷物の原価を3000円とします。
1個の場合
5000×1+1000円=6000円 6000-3000円=3000円(利益額)
6000円で利益が3000円ですから、粗利率50%になります。
3個の場合
5000×3+1000円=16.000円 16000-9000円=7000(利益額)
7000÷16000=43.7 粗利率が43.7%と下がってしまいました。
利益額は増えていますから何の問題もありませんが、粗利率だけに着目すると問題に見えてしまうのです。
なので、改善すべきは前者(販売価格)ですが、ここを調整せずとも大型案件が獲れている=利益額は確保できているので、経営的には苦しく無いのです。
でも、経費もどんどん上がっていますから、販売価格の見直しは必須です。
これは、5月末くらいから大きく変えていこうと思っています。
まず前者ですが、仕入れを50、販売価格を75とした場合
75-50=25。25÷75=33.3% 粗利率33.3%です。
これを、仕入れ55、販売価格を80とした場合
80-55=25。25÷80=31%
利益は25と同じなのに、粗利率が下がっています。
現在がこの状態。同じ粗利率を維持するなら、販売価格は82.5にする必要があります。
現実は80どころか、77程度までしか上げられず
77-55=22。22÷77=28.5%
この程度です。
※数字はイメージです。
さらに、工事の大型化があります。
これは宅配便をイメージすると分かりやすいかな。
荷物を1個運ぶ運賃と、同じ荷物を3個運ぶとして、送料は同じです。
仮に送料を1000円、荷物を5000円、荷物の原価を3000円とします。
1個の場合
5000×1+1000円=6000円 6000-3000円=3000円(利益額)
6000円で利益が3000円ですから、粗利率50%になります。
3個の場合
5000×3+1000円=16.000円 16000-9000円=7000(利益額)
7000÷16000=43.7 粗利率が43.7%と下がってしまいました。
利益額は増えていますから何の問題もありませんが、粗利率だけに着目すると問題に見えてしまうのです。
なので、改善すべきは前者(販売価格)ですが、ここを調整せずとも大型案件が獲れている=利益額は確保できているので、経営的には苦しく無いのです。
でも、経費もどんどん上がっていますから、販売価格の見直しは必須です。
これは、5月末くらいから大きく変えていこうと思っています。