花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~落花生の話題~

2020-06-24 10:34:15 | Weblog
~落花生の話題~


今回は落花生(ラッカセイ)のわだいをまとめてみました。

落花生はピーナッツともよばれているマメ科植物です。
日本で、最も多く栽培されているのは千葉県で、全国の78%が生産されています。

最近は中国などから輸入されるようになりましたが、中には全くおいしくないものがあります。
どうやら、これはピーナッツオイルをとるための種類のようです。

私が子供の頃は、自家用の落花生が畑の片隅に栽培されていました。

T形をした道具を使って穴を空け、その中に赤い薄皮に包まれた落花生の種を2、3粒落とした後、燻炭をかけて穴をふさぎます。

しばらく経つと目が出て、茎が伸びてきます。

葉が茂ってくると、株元に土を被せます。

次々と葉が茂ってくると、株元にオレンジ色の花が沢山咲いてきます。
受精すると、種、つまり落花生が出来てきます。
落花生は俗名、土豆ともよばれているように、土の中で種が実ります。

葉や茎が枯れる頃になると、土を掘り上げると、土の中にあの落花生が出来ています。

二粒入ったものや、中には三粒も入ったもの、一粒しか入っていないものもあります。
又、まだ、実が熟していない未熟な落花生もあり、これらをより分けます。

来年の種を残し、残りは子供たちのおやつになりました。