~杉の木の話題 5~
鎮守の森には樹齢800年のケヤキと300年以上経った二本の杉の大木が生えています。
これらは、空に向かって聳え立っているので、遠くからでも見つけることが出来ます。
神社への道を尋ねられた時は、「あの、二本の杉が見える所です」と指し示します。
子供の頃、太い幹回りは数人が手を繋いでも届きませんでした。
樹高を計ったことはありませんが、真っすぐ空に向かって高くそそり立っています。
以前、これより少し太い杉の木がもう一本生えていましたが、雷が落ちたので切ってしまいました。
この木は何度も雷が落ちたのか、中心部は空洞になっていましたが、周囲は見事な美しい赤味に覆われていました。
杉の幹は白身と赤身に分かれ、中心部が赤身になっています。
中にはこの部分が黒ずんだものもあります。
白身の部分はちょうどタマゴの白身のように柔らかく、日が経つと縮んだり、クギが抜けたりします。
これに比べると赤身の部分はとても強く、これだけを使って建てた茶室は高級な建物です。
杉の木は主に床板や焼き板など、板として使われています。
所によっては柱にも使われているようです。
数百年も経ったものは年輪が細かく、紙のように薄く梳かれ、天井板に使われています。
プリントの天井板はどれも同じ柄をしていますが、本物の杉をスライスしたものは、一枚づつ柄が違ってきます。
鎮守の森には樹齢800年のケヤキと300年以上経った二本の杉の大木が生えています。
これらは、空に向かって聳え立っているので、遠くからでも見つけることが出来ます。
神社への道を尋ねられた時は、「あの、二本の杉が見える所です」と指し示します。
子供の頃、太い幹回りは数人が手を繋いでも届きませんでした。
樹高を計ったことはありませんが、真っすぐ空に向かって高くそそり立っています。
以前、これより少し太い杉の木がもう一本生えていましたが、雷が落ちたので切ってしまいました。
この木は何度も雷が落ちたのか、中心部は空洞になっていましたが、周囲は見事な美しい赤味に覆われていました。
杉の幹は白身と赤身に分かれ、中心部が赤身になっています。
中にはこの部分が黒ずんだものもあります。
白身の部分はちょうどタマゴの白身のように柔らかく、日が経つと縮んだり、クギが抜けたりします。
これに比べると赤身の部分はとても強く、これだけを使って建てた茶室は高級な建物です。
杉の木は主に床板や焼き板など、板として使われています。
所によっては柱にも使われているようです。
数百年も経ったものは年輪が細かく、紙のように薄く梳かれ、天井板に使われています。
プリントの天井板はどれも同じ柄をしていますが、本物の杉をスライスしたものは、一枚づつ柄が違ってきます。