~桜の話題 区民の森~
宇陀市内牧地区に「区民の森」と言う桜の名所があります。
国道369号線から舗装された林道をしばらく走ると、岳神社に着きます。
ここにはトイレも設置されています。
岳神社のように「岳」の呼び名が付いている所は、雨を祈願して雨ごいを行った場所です。
この場所は一体で最も高い所にあり、切り倒した木を集めて燃やします。
大火を炊くと、高く灰が上昇、それを核にして水滴が出来、雨が降ってきます。
当時の人たちは科学的なことは判らなかったと思いますが、体験的に知っていたのでしょう。
岳神社の広大な森には杉やヒノキが生えていました。
ちょうど、12年前の台風7号は奈良県に大きな被害をもたらしました。
山の傾斜方向によって被害に大きな差が生じましたが、この森の杉やひのきは全て倒れて壊滅状態になりました。
区民は力を合わせて倒れた木を片づけ、その跡に桜の苗木を500本植えました。
今では、その桜の木が大きく成長して、花の見頃になっています。
この地域は少し標高が高いので、又兵衛桜が散り始める頃が見頃になるでしょう。
頂上には東屋が建てられ、遠くの山々を遠望することが出来ます。
毎年桜祭りが行われ、獅子鍋や鹿鍋が振る舞われていましたが、今年はこのような状況から桜祭りは取り止めになりました。
でも、桜の花は美しく咲くことでしょう。
ウクレレを弾きながら、森山直太朗の「桜」が歌えればいいな。
※ 写真は「又兵衛桜」の画像です
宇陀市内牧地区に「区民の森」と言う桜の名所があります。
国道369号線から舗装された林道をしばらく走ると、岳神社に着きます。
ここにはトイレも設置されています。
岳神社のように「岳」の呼び名が付いている所は、雨を祈願して雨ごいを行った場所です。
この場所は一体で最も高い所にあり、切り倒した木を集めて燃やします。
大火を炊くと、高く灰が上昇、それを核にして水滴が出来、雨が降ってきます。
当時の人たちは科学的なことは判らなかったと思いますが、体験的に知っていたのでしょう。
岳神社の広大な森には杉やヒノキが生えていました。
ちょうど、12年前の台風7号は奈良県に大きな被害をもたらしました。
山の傾斜方向によって被害に大きな差が生じましたが、この森の杉やひのきは全て倒れて壊滅状態になりました。
区民は力を合わせて倒れた木を片づけ、その跡に桜の苗木を500本植えました。
今では、その桜の木が大きく成長して、花の見頃になっています。
この地域は少し標高が高いので、又兵衛桜が散り始める頃が見頃になるでしょう。
頂上には東屋が建てられ、遠くの山々を遠望することが出来ます。
毎年桜祭りが行われ、獅子鍋や鹿鍋が振る舞われていましたが、今年はこのような状況から桜祭りは取り止めになりました。
でも、桜の花は美しく咲くことでしょう。
ウクレレを弾きながら、森山直太朗の「桜」が歌えればいいな。
※ 写真は「又兵衛桜」の画像です