花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~青森、秋田の旅~

2018-07-30 10:09:42 | Weblog
~青森、秋田の旅 第二日目 2~


津軽半島を、五所川(ごしょがわら)市に向かっていると、車窓には青々と水田が広がり、所々にリンゴ園が見えてきました。
まだ、緑色の小さな実が成っているリンゴ園や、もう、赤く色づき始めた所もあります。

11時、「立佞武多の館」(たちねぷたのやかた)に到着。
壮大な館は高さ20mを越す大型の立佞武多を常設展示し、保管し、制作スペースとして活用されているようです。
高さ23mの立佞武多が展示されています。
一気に4階までエレベーターで昇り、立佞武多の説明を聞きながら、スロープで下って行きます。
売店で陸奥湾で捕れたホタテの燻製をおみやげに買いました。

12時、太宰治記念館 「斜陽館」に到着。
太宰治が生まれた旧津島家が記念館として保存されています。
明治40年に建てられた、和洋折中の豪華な二階建ての邸宅は数多くの部屋に分かれています。

向井側の食堂でシジミラーメンを注文しました。
昨日、時間的に無理があり、訪れなかった十三湖で捕れたシジミのようです。
小さなシジミの貝殻を取除くのに、大変手間がかかります。
昨日、これだけ貝殻が入っていると、沢山ソフトクリームが食べれたのに。

※ 写真は斜陽館です。

~青森、秋田の旅 第二日目 2~

2018-07-29 09:51:39 | Weblog
~青森、秋田の旅 第二日目 1~


Y氏は朝食にせんべい汁をおいしそうに食べています。
せんべい汁は八戸市周辺の郷土料理で、南部煎餅や長ネギやゴボウが入った汁物です。

8時30分、弘前公園に向かってホテルを出発。
弘前公園は弘前城跡を中心に、広大な公園が整備され、そめいよしのやしだれ桜の古木2,600本が植わっています。
毎年、弘前桜祭りが催され、246万人の観桜客で賑わっています。

江戸時代に建造された天守や櫓などが現存し、天守付近の本丸石垣の膨らみや天守の傾きがあり、現在修理が行なわれていました。
ジャッキで持ち上げられ、鉄骨柱で補強された三階櫓が移動され、曳家工事が行なわれています。

ユンボなど、あちこちで建設機械が動き回り、石垣の基礎が築かれていました。

晴れていると、正面に「津軽富士」と呼ばれている岩木山が見えるようですが、今日は曇っているので見えません。


★ 写真は弘前公園です。

~青森、秋田の旅 第一日目 6~

2018-07-28 09:49:00 | Weblog
~青森、秋田の旅 第一日目 6~


ここには歩いてしか通れない「階段国道(362段)」の国道339号線が通っています。
階段国道で竜飛漁港まで下ると、戻って来なければならないので、下り口で待っていると、Yさんは急いで上がってきたので息をはずませています。

当初はシジミの採取で知られている十三湖を周遊する計画でしたが、時間がなくなったのでこのまま弘前に向かうことになりました。

6時10分、ホテルに到着
夕食は居酒屋に出かけました。
なんたって、青森は海の幸が豊富です。
マグロ、ホタテ、ホヤ、ごちそうが並んでいます。
この時期しか食べれない「ネマガリダケ」のタケノコを注文
青森は酒どころです。これらに合うのはうまい日本酒でしょう。

津軽三味線の生演奏を聴きながら、舌鼓をうちました。
津軽弁でがんこなことを「ジョッパリ」と言うようですが、まさに私のことです。

※ 写真は階段国道です。

~青森秋田の旅 第一日目 5~

2018-07-26 09:42:48 | Weblog
~青森、秋田の旅 第一日目 5~


青函トンネル掘削事業の難航時の説明を聞きながら、実際に工事作業に使った地下の坑道を歩きます。
なんと!今も1分間に10tの湧き水を汲みだしているようです。

トンネル内の空気の滞留を防ぐため、函館側から青森側に向かって風が送られています。
ケーブルカーが記念館駅に戻ってくると、厚い鉄板のゲートが閉まっていきました。

ここから少し走ると、竜飛崎に到着。
目の前に津軽海峡が広がっています。

竜飛崎はとても風が強いので、竜も飛ばされると言うことから竜飛崎と呼ばれています。
この日も、よい天気なのに強い風が吹いていました。

「上野発の夜行列車降りた時から…」で始まる石川さゆりの「津軽海峡 冬景色」では竜飛岬(たっぴみさき」と歌っていますが、ほんとうの地名は竜飛崎(たっぴざき)です。

対岸に北海道が見えています。
「朝はもっと天気がよかったので、北海道の山の緑が、くっきり見えていた」と切手を販売している郵便局員が語っています。


※ 写真は竜飛崎灯台です

~青森、秋田の旅

2018-07-25 15:58:05 | Weblog
~青森秋田の旅 第一日目 4~


隣接しているレストラン「5000年のほし」で昼食。
陸奥湾で捕れたホタテが入っている発掘丼を食べました。
もし、丼の中から貝殻が出てきたら、ソフトクリームがもらえますが、なにも出てきません。

右側に陸奥湾を眺めながら、津軽半島の先端部に向かいます。

道の駅「みんまや」で一休み。

「青函トンネル記念館」に到着
津軽海峡の海の底を貫く青函トンネルが、24年という長い工期の末に出来上がった壮大なプロジェクトの様子が展示されています。

これから体験坑道に入ります。
ケーブルカーに乗って、記念館駅から地価140mの先進坑の坑道駅まで下って行きます。
真横には緊急時のために、1,300段の階段が付いています。

「ボーン、ボーン」と警音を鳴らしながら、ケーブルカーは地底に向かって下って行きました。

※ 写真は「青函トンネル 体験坑道」の画像です。

~青森、秋田の旅~

2018-07-25 15:51:27 | Weblog
~青森秋田の旅 第一日目 4~


隣接しているレストラン「5000年のほし」で昼食。
陸奥湾で捕れたホタテが入っている発掘丼を食べました。
もし、丼の中から貝殻が出てきたら、ソフトクリームがもらえますが、なにも出てきません。

右側に陸奥湾を眺めながら、津軽半島の先端部に向かいます。

道の駅「みんまや」で一休み。

「青函トンネル記念館」に到着
津軽海峡の海の底を貫く青函トンネルが、24年という長い工期の末に出来上がった壮大なプロジェクトの様子が展示されています。

これから体験坑道に入ります。
ケーブルカーに乗って、記念館駅から地価140mの先進坑の坑道駅まで下って行きます。
真横には緊急時のために、1,300段の階段が付いています。

「ボーン、ボーン」と警音を鳴らしながら、ケーブルカーは地底に向かって下って行きました。

※ 写真は「青函トンネル 体験坑道」の画像です。

~青森、秋田の旅~

2018-07-23 06:25:25 | Weblog
~青森、秋田の旅 第一日目 3~


太い柱を組み合わせた、大きな集会所の半地下に入って行きました。
これらの施設は発掘調査の資料に基づいて再建されています。

今も発掘調査は続けられ、数人の男女が作業をしていました。

ミズナラが生えています。

広い敷地のあちこちでは草刈が行なわれていましたが、ガイドやこれらの人々は全て地元のボランティアのようです。

太い六本の柱が組み合わされて、壮大に建っています。
今のところ、なんのために作られたかはっきり判っていませんが、「影を計って種蒔きの時期を決めたり」、「船の目印だった」と侃侃諤諤の議論が闘わされています。
縄文人に聞いてみないと判りません。

三内丸山遺跡を訪れるのは二度目ですが、ボランティアガイドに案内していただいたので、一層理解が深まってきました。

※ 写真は大型建物です。

~青森、秋田の旅 第一日目 2~

2018-07-22 08:48:25 | Weblog
~青森、秋田の旅 第一日目 2~


三内丸山遺跡の敷地は約42ha以上に広がっています。
縄文時代の今から4500年から5000年前にはこの地域で集団生活が行なわれていました。

幅20mの道が海岸まで続いていたようです。
道の周りには亡くなった人々を葬った穴があります。
当時は数多くの栗の木が植わっていたようです。
栗の実は食用に採取され、腐り難い幹は竪穴住居の柱や船を作るのに用いられたと考えられています。

当時の土器や道具が、収納出来ないくらい沢山出土しています。

4500年以後になると、地球の寒冷や温暖の影響で海面が下がり、海が遠くなったので、あちこちに分散して生活するようになったようです。

ガイドさんの後について、竪穴式住居の中に入って行きました。
入り口はとても狭いのでグット頭を下げ、屋根や周りは萱で囲っています。
囲炉裏に土器を掛け、煮炊きをしていたようです。
室内には煙の臭いが漂っていました。

※ 写真は竪穴敷き住居の画像です。

~スイレンの話題~

2018-07-21 11:37:24 | Weblog
~スイレンの話題~


里山の裾に約100㎡の小さな池があります。
湧き水が出ているのか、常にきれいな水面に覆われています。

今、薄いピンク色を帯びた黄色いスイレンの花が一斉に咲いています。
ちょうど、池の半分ぐらいはスイレンの花で覆われています。

池の改修が何度も行なわれましたが、私が子供の頃から毎年咲いています。

一昨日の早朝、里道を散策していると、池の周りを6、7人の男女が動き回っています。
どうやら、スイレンの花を撮影しているようです。

4時30分頃、植物に興味を持っている友人がやってきました。
彼を誘ってスイレンの花を観賞に出かけましたが、もう花は閉じていました。

~青森、秋田の旅 第一日目 1~

2018-07-20 08:35:04 | Weblog
~青森、秋田の旅 第一日目 1~


今回の「青森、秋田の旅」は5人の仲間で出かけることになりました。

新宿から品川、京急に乗り換え、快速急行だと20分で羽田空港第一ターミナルに到着。

この時間帯の羽田空港は出発便で大変混雑しているので、8時発「JAL 141便 青森行き」は15分遅れて出発しました。

75分のフライトで青森空港に到着。
東日本や西日本は梅雨が空けて猛暑に見舞われていますが、東北北部はまだのようで、曇り空の中、半袖シャツでは少し肌寒いので、うすいジャンバーを羽織りました。
9時30分「オリックスレンタカー青森空港店」で中型のワンボックスカーを借りました。

8人乗りに5人のメンバーなので、荷物を載せてもゆったりしています。

10時20分、「三内丸山遺跡」に到着。
30分になると、ボランティアガイドが史跡内を案内してくれます。
4800年前の土器を手渡されましたが、落としては大変!