花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~野球の話題です~

2008-03-29 20:20:17 | Weblog
~野球の話題~

● 今回は花の栽培とは全く無関係ですが、野球の話題について書いてみました。

先週からパリーグの公式戦が始まっていますが、今週からいよいよセリーグの熱戦が始まりました。
野球が始まりますと、関西ではなんと言っても阪神の話題が多くなってゆきます。
昨日から試合が始まりましたが、そのチケットが手に入りました。

チケットは内野自由席で、並んで席を確保するために3時を過ぎる頃には長い行列が続いています。
我々もこの行列の中で4時の会場まで待っていましたが、これで雨でも降られたのでは大変ですが、さほど気にはなりませんでした。

阪神のホームグラウンドの甲子園球場では、選抜高校野球が行われており、京セラドームになりましたが、この季節のナイターはドームの方が良い感じです。

開会セレモニーでは、国家斉唱に引き続き始球式が行われましたが、序盤は横浜ベイスターズが押し気味で、横浜の攻撃時間は20分ばかりかかるのにこちらの阪神は5分ぐらいで終わってしまい、2点を取られてしまいました。

中盤に入りますと一番赤星に続き、平野、金本、今岡が3点を入れ、そのご1点を加えて4対2で初戦を飾りました。

最後の二人のヒーローインタビューを聞き、六甲卸を歌って帰りますと、乗り換え駅では電車が止まっています。アナウンスによりますと人身事故で電車が走っていないようです。
ところが、どうやら我々が乗る路線は動いているようですが、止まった方の客が多くなり、とても混雑していましたがそれでも走っているだけありがたいことです。
すでに最終のバスはなくなってしまい、家に到着するころは11時半を過ぎていました。

~村の話題~

2008-03-24 15:15:38 | Weblog
~村里の話題(2)~

● 前回に引き続き村里の話題を紹介してみました

伊勢神宮では20年に一度の割合で、御遷宮が行われています。
今回の62式年遷宮の準備が着々と進んでいるようです。

私たちの村の氏神様も20年に一度の割合で御遷宮が行われます。
伊勢神宮のように20年毎社を新しくすることは出来ませんが、毎回痛んでいる箇所を修理したり、境内の鳥居を建て替えたり、参道を整えたりして整備してゆきます。

祭りの当日は船の形に飾り付けた台車に村の最長老夫妻と沢山の餅を載せ、若い人たちが引っ張って村内を練り歩きます。

境内に到着しますと祭典が始まり、「槌打ち」行事が行われ、神様に感謝と新しく出来上がったお社の報告が行われてゆきます。

鏡割りがあり、最後には船に乗せてきた餅を台の上から餅撒きをして参拝者に振る舞います。

~村里の話題です~

2008-03-23 08:48:05 | Weblog
~村の話題です~

● これからは、機会があれば私の村里の話題を紹介してみたいと思っています

私が住んでいる村里の中央部を幅2mの小川が流れて、それに沿うように幅50~100mぐらいの水田が細長く続いています。
それらを中心に小さな里山が並んでいる谷田にへと入ってゆきます。
以前の小川はもっと川幅が細く、泥や砂が貯って浅くなっていましたから、少し雨が降りますと川が溢れてしまい、水田が川のようになってしまいました。
当時の川には、どじょうや鮒などが泳いでおり、春休みなどにはこれらを取るのが楽しみでした。
この小川は今ではコンクリートになり、川が氾濫してしまう恐れがなくなってゆきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているように3月末になりますと随分暖かくなってきました。
今朝、近くを散歩していますと、山から流れている小さな小川の水音も、先日までは寒々と聞こえていましたが、なんとなく流れの音も軽やかになったような気がします。

今朝は、鳥の鳴き声がよく聞こえ、鶯が沢山鳴いています。
あちらの里山、こちらの里山と、少なくとも4羽以上は掛け合っていますから、鶯の声が鳴り響いていました。
他の鳥の鳴き声も時々聞こえていましたが、鶯の鳴き声に消えてしまったようです。

「うぐいすの声聞く里は、酒屋へ三里、豆腐やへ二里」などと言われていますが、この村里からどちらに行くにもさほど時間はかかりません。

~サンシュユの話題です~

2008-03-22 16:15:40 | Weblog
~サンシュユの話題です

● 今回は春一番に、黄色の美しい花を咲かせるサンシュユについてまとめてみました

★ サンシュユの特性
山茱萸(さんしゅゆ)は中国 挑戦半島原産のミズキ科の落葉低樹木です。
我々の地域では春の彼岸にはもう花が咲いていますが、葉はまだ出ていません。
伸びた枝に鮮やかな黄色の小さな花がビッシリと咲いてきます。
秋には紅色の楕円形の実が沢山成ってきますが、これを漢方薬として使うために日本に入ってきたのでしょう。

★ サンシュユの話題
我が家の畑には20年以上経過し、高さ2~3mになったサンシュユの株が20本ばかり植わっています。
当初は庭木用に売る目的で育成していましたが、中々大きくならず今は2~3年に一度の割合で切花用として販売しています。

サンシュユの仲間にミズキがありますが、この木は家を火事から守るために建築時の上棟式に飾ります。
ミズキの所有者にお聞きしましたが、名前のように全く燃えないので薪にはならないと語っておられました。

~ヒヤシンスの話題~

2008-03-21 14:09:17 | Weblog
~ヒヤシンス~

● 今回はヒヤシンスについてまとめてみました

★ ヒヤシンスの特徴
ヒヤシンスはヒヤシンス(ユリ)科の地中海原産の球根植物です。
花食には青、赤、白などがあり、星状の花が数十個の塊で咲いてきますととても見事です。
ヒヤシンスの花からはとてもよい香りが匂ってきます。

細長く緑色をした葉が数多く球根から出てきます。

ヒヤシンスの球根を使って小学生の理科の時間に水栽培を行いました。
コップ内に水を入れ、針金を曲げて球根が落ちないように丸い輪を作ります。それに球根を乗せ水に浸しておきますと徐々に根が出て葉が出て、つぼみが出て、花が咲いてきました。
今は水栽培用の透明な容器と、球根がうまく乗るようになったのがセットで販売されています。
室内は暖かいので花壇で栽培しているより早く咲いてきます。気温が低い時期に咲いてきますと花が長く咲き続き、長期間楽しむことが出来ます。
室内で栽培しますと光を求めて大きな花の塊が外の方へと傾いて咲いてゆきました。

◆ 種苗会社の応接室で長さ50cmの楕円形の水盤に水を入れ、ヒヤシンスの球根をぎっしりと並べていましたが、そこから紫色のヒヤシンスの花が水盤一面に咲いていたのはとても豪華でした。
今もその様子が思い浮かんできます。

ヒヤシンスより少し小型目で紫と白の花が咲くムスカリがあります。
ムスカリはブドウヒヤシンスとも言われているように、ヒヤシンスと同じような花姿でブドウが成っているように咲いていますが、葉はとても細長い形をしています。
これもヒヤシンスと同じようにとてもよい香りがいたします。。

~ヤブ蚊の話題~

2008-03-19 14:04:00 | Weblog
ヤブ蚊

杉山や松林に入ってもさほど感じないのですが、夏に竹林に入りますと急にヤブ蚊が襲ってきます。
なぜこのようになるのか判らなかったのですが、竹の切り株に雨水が貯まりボウフラが発生しているようです。

関西では奈良のお水取りが終わらないと春はこないと言われていますが、お彼岸に入りますと随分暖かくなり、昔から、「暑さ寒さも彼岸まで」と伝えられているようにやっと寒さも終わりになってきました。
彼岸の中日に墓参りを予定していますが、春の彼岸の頃には墓地には蚊がいなくて随分たすかります。
秋の彼岸にはまだ沢山の蚊が、花や線香の準備をしていると久しぶりの餌に当たろうと群がってきます。
なぜ人がやってきたのが判るのか、年寄りよりも若い方、子供の方へと多く集りますが体内から出ているエネルギーに違いがあるのでしょう。

なぜ墓地に蚊が多く住んでいるのかが疑問でしたが、どうやら花筒や、線香筒に貯まった水にボウフラがわいているようです。
ボウフラは流水の所にはわいてきません。
タイ国では地域によって地下水が飲めないので、雨水を貯めこれを生活用水として使っていました。
タンクにボウフラがわいてきますが、この時にはタンクの縁を軽く叩くと沈んでしまいます。このようにボウフラがわいている水はまだ使用することが出来るようです。

一つの栽培施設で蚊が多く発生し、ここで作業すると蚊に噛まれて仕方がありません。
他の施設にはこのようなことは起こっていないので、どこに発生原因があるのか考えて、近くを流れている溝川を調べてみましたが、どこにもそのような気配がありません。
花を並べている棚の地面を検査しましたが、ボウフラがわいているような場所は見つかりませんが、蚊は飛んできます。

小学生が花の栽培場を見学にやってきました。
小学生は私に比べて半分ぐらいの背丈しかありませんから、ちょうど目の位置が棚の所に当たります。
彼らは「わー、こんな所にボウフラがわいている」と騒いでいます。
棚網を載せるためにC溝を並べていますが、手前の一列だけはビスで固定して上向きに置いていますから、そこに水が貯まりボウフラがわいていました。

~田起こし(3)~

2008-03-18 11:16:03 | Weblog
~田起こし(3)~

● 今回も前回に引き続き田起こしについてまとめてみました。

私たちの地域では1980年中頃になりますと耕運機からトラクターへと変化してゆきました。
最初のトラクターは耕運機より少し大きめのエンジンを搭載し、それが乗用になっただけの極小形のトラクターも販売され、運転している人が大きくまるでロバに乗っているような印象でした。

標準的な形式は16~18馬力のヂーゼルエンジンが搭載されていますから、畝幅が広く耕すスピードも速くてあっと言う間に起こしてしまいます。
パイロット事業で一区画の面積が大きくなりますと、20馬力以上のトラクターが導入されてきましたが、米の価値が下がってしまいますと新しくトラクターを買う人たちが少なくなってゆきます。

牛で耕したり、手で稲刈りをしていた時代では少し深みやしゅる田でもなんとか作業が出来ましたが、機械化してゆきますとこのような田では具合が悪くなってゆきます。
水が必要な時期には池や、川などから入るようにして、乾かさねばならない時には地下水が暗渠を通して川に流れ出るように工夫されています。
水を保つ時には暗渠を詰め、稲刈り前には暗渠を抜き地面が乾燥するようにいたします。

田の深みにトラクターがはまってしまいますと一大事です。チェーンブロックで引き上げたり、知人のトラクターに引っ張ってもらいなんとか脱出しますが、うっかりして同じようにはまってしまう危険性があります。

今では農地整備で、暗渠が整い、トラクターやコンバインが大きくなってきたのでこのようなことは少なくなってゆきました。

~田起こし(2)~

2008-03-17 13:53:37 | Weblog
~稲作の話題です~

● 前回に引き続き田起こしの話題をまとめてみました。

前回、紹介をさせていただいたように牛で田を耕していましたが、1950年台の終わり頃から、我々の地域にも耕運機が導入されるようになってきました。

まだまだ高価な物で、二軒の農家が代金を半分づつ出し合って共有で買い求めました。
牛で耕していた時に比べますと飛躍的に便利で、忽ち村々へと伝わってゆきました。

我が家が手に入れた耕耘機は6馬力の灯油エンジンが搭載された標準的な機種で、始動時はガソリンですが、しばらく経ちますと灯油に切り替えてゆきます。

今はトラクターで耕しています。三台目の耕運機はヂーゼルエンジンで納屋の奥に入っていますが、基本的な形状は当時とほとんど変わっていません。

牛は仕事がない時期も餌を与えて一年中世話をしなければなりませんが、耕耘機は使わない場合は納屋へしまっておけばよいのです。
畑は大きな鍬を使って手で耕していましたが、耕運機が入るようになってからは全てこれで起こすようになってゆきます。

耕運機のロータリー部を外し、牽引車として後ろにトレーラーを引っ張って野菜や、藁や堆肥などを運ぶことが出来ます。
中国を訪れた時、このような方法で大型耕運機の後ろのトレーラーに砂利を満載して運んでいるのに多く出会いました。

中学生になりますと、春休みには弟と二人で耕運機で田や畑をほとんど耕しました。

~稲作栽培~

2008-03-15 17:33:27 | Weblog
~稲作の話題~

○ 今回は田起こしについてまとめてみました。

現在、世界の農作物生産は主に不耕起栽培が行われていますが、これは農地を耕さずに直接播種する方法です。

国内の稲作でもこのように田を耕さず直接籾を蒔いて稲を栽培している農家もあります。
ほとんどの水稲栽培ではトラクターで田を起こしています。丁寧な所では冬と春先の二度起こしますが、コンバインで収穫後の藁がそのまま残っていますから、耕して土と混ぜ合わせた方が腐りやすくなるようです。

昔のように牛で田を鋤く場合いは、冬の間に荒起こしをしておきますと寒さで凍てが入り土壌が細かくなってゆき、有機質も分解してとても具合よくなってゆきました。

我々の地域は粘土質が強く、耕すには一苦労ですがこのような土壌で栽培しますと、風味がよく粘りがあり、とてもおいしい米だと高く評価されています。

砂土壌の地域では馬で作業しているようですが、粘土質の田を起こすのはとても重労働で牛を使わねば作業が出来ません。

当時は、夏に刈った土手の草や、藁などを積み重ね、それらの堆肥を田の全面に撒いてゆきます。

このようにしながら牛で何度も鋤き返し、備中を浸かって手で細かくしてゆきました。

~山茶花の話題~

2008-03-14 11:24:26 | Weblog
~山茶花の話題~

● 今回は山茶花の話題をまとめてみました。

★ 山茶花の特性
山茶花(サザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑低樹木です。
葉の形はツバキや茶のようにがっちりとした丸型の濃い緑色をして、年中緑の葉がついています。
花色には赤、桃、白色など多くの色彩があります。
枝先の先端部に蕾がつき、徐々にふくらんでゆきますと晩秋から冬にかけ花が咲いてゆきますが、極端に寒いとせっかく咲いた花がすぐ痛んでしまいます。

★ サザンカの話題
我が家では樹高2mで、濃い桃色の八重咲きの山茶花が植わっていました。
沢山の蕾がつき晩秋から冬にかけて咲いてゆきますが、年によって大きな違いがあり、暖かい年では美しく咲いてきますが、寒さが厳しい年ではすぐに痛んでしまいます。