花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~四国遍路 1 第一日目 3~

2011-05-31 09:19:59 | Weblog
~四国遍路1 第一日目 3~


● 引き続き第一日目 3を紹介しています。

昼食時間が過ぎたので、ここで食事にしました。

まだ苗が植わっていない水田を横に見ながら田舎道のアスファルト道路を進むと、側溝にはゴウゴウと水が流れています。
、桃や柿の果樹園を眺めながら遍路が歩く1m足らずの里道を上がると、約一時間余り(5.4km)でやっと第四番 大日寺(だいにちじ)へ到着しました。

三方を山に囲まれ奥深く入った大日寺には大日如来がおまつりされています。

アスファルト舗装された田舎道を歩きながら高速道路の下を潜り抜け、約30分(2km)で、第五番 地蔵寺(じぞうじ)に到着します

どうやら我々は裏に当たる羅漢堂に着いたようで、石段を下り、本堂におまつりされている勝軍地蔵菩薩におまいりさせていただきました。

地蔵寺の境内には丸石が敷設され、弘法大師お手植えの大イチョウが植わっています。

今日の宿は主に遍路が泊まる民宿で、70代の女性が一人で四人の宿泊者を接待しています。

風呂とトイレは共用で、順番を待ちながら風呂に入り、宿泊費の割合には豪華な夕食が並んでいました。

※ 写真は地蔵寺の境内の大イチョウの画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~四国遍路 第一日目 2~

2011-05-30 08:03:11 | Weblog
~四国遍路 第一日目 2~


● 引き続き四国遍路 第一日目を紹介しています。

白衣に朱印をいただき次の寺を目指して出発。

さわやかな五月の風が吹く晴れた空の下を15分余り(1.2km)で第二番極楽寺(ごくらくじ)へ到着しました。

極楽寺は行基菩薩が開基されたと伝えられ、阿弥陀如来がおまつりされています。

これぐらいの距離に寺が建ち並んでいると都合がいいのですが、どうやらこれからはそうはいかないようです。

U氏のリュックサックを左手に掴み、右手に白杖の代わりに金剛杖を突きながら彼の後を付いて行きましたが、次回から金剛杖を白く塗るか白杖も持つことが必要だと気付きました。

静かな街中のアスファルト道を歩くと、どこからか風に乗って甘い香りが匂ってきます。
真っ白なみかんの花が咲いていましたが、後でこれがスダチの木だと教えていただきました。

まだ苗がうわっていない田の畦の遍路道を歩きながら約30分余り(2.8km)で第三番金泉寺(こんせんじ)に到着するともう大きな梅の実が成っています。

金泉寺には釈迦如来がおまつりされていました。

小鳥の鳴き声を聞きながら山裾の遍路道を歩き、金泉寺の奥の院へと向かいます。
しばらく山道を歩くと狭い街中のアスファルト道路に出ました。
急に車が止まり、「遍路さん、ご接待」と言いながら手作りのトンボをいただきました。
このような時にはお礼の印として納経札を手渡します。
この後にも各地でお接待を受けましたが、地元の人々は遍路さんは弘法大師の仮のお姿だと考えておられるようです。

※ 写真は大きな梅が成っている画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~四国遍路 2第一日目 1~

2011-05-29 07:34:04 | Weblog
~四国遍路 2 第一日目 1~


● 四国遍路 第一日目 1の話題を紹介しています。

白衣や頭陀袋、着替えやうすいカッパ上下などを入れたリュックサックに菅笠をくくり付け、金剛杖を突きながら、出来るだけ早く地元を出発、難波駅から徳島行きのバスに乗りました。

高速バスは淡路島を通り、約3時間足らずで徳島駅に到着。

徳島駅には騒がしい音を立てながらディーゼルカーが次々と入ってきます。
しばらく我々の乗る列車は到着しそうにないので白衣を着ながら頭陀袋と輪袈裟を首にかけ、菅笠の紐を締めながら遍路衣装を整えました。

一両の鳴門行きのディーゼルカーが出発後、我々が乗る予定の三両連結の高松行きの列車が入ってきました。

坂東駅で下車、歩いて5分ぐらいの所に霊山寺があります。

仁王門を入ると左に鐘楼、多宝塔、正面に本堂、大師堂、本坊がありました。
ここの売店では遍路衣装を全て揃えることが出来るようです。

我々は手水で身を清め、本堂へお参りさせていただきました。
第一番霊山寺(りょうぜんじ)には釈迦如来がおまつりされています。

U氏が三本の線香とローソクに火を灯し、彼が持って来た写経と私の納経札をお供えした後、二人で合唱礼拝、開経偈、懺悔文、弟子としての心得を誓い、般若心経を唱和させていただきます。

大師堂も本堂と同じ作法でお参りし、これから訪れる寺々ではこのようにしてお参りさせていただきます。


※ 写真は庭に植わっているみかん(後にスダチだとわかりました)の真っ白な花が咲いている画像です。

※「花の香りを…」の「今週のスポット」では「ハイビスカス」を紹介しています。
是非ごらんください。

http://cyclamen21.web.fc2.com

記事のタイトルを入力してください(必須)~四国遍路 プロローグ~

2011-05-28 11:22:30 | Weblog
~四国遍路 1 プロローグ~


● 今回から四国遍路の話題を紹介致します。
先ずはプロローグから。

西国三十三箇所観音霊場巡礼を無事結願させていただいたので、従兄弟と信州善光寺へお礼参りに出かけました。
次は四国八十八箇所へ遍路したいと願っていましたが、全く目が見えないので一人では歩くことが出来ないのであきらめていました。

このような中、大峰山へ登ったり水行に連れていただいたU氏から昨年の秋、四国八十八箇所と番外二十箇所、合わせて百八箇所の霊場を単車で巡礼した話を聞き、どちらかともなく今度は遍路で巡礼してみようかと話が盛り上がり、先ずは試しに出かけることになりました。

目が見えないと自由に歩くことが出来ず、ここのところ歩く機会が少なくなって足腰が弱ってきたのであまり自信がなく、このことを彼に伝えると、お互いに同じような気持ちを持っていました。
そこで、先ず三日間ほど試しに歩くことにして、予備日を一日設け、万一膝や腰が痛くて歩けなくなってしまったらその時点で中断することにして二人の都合がよい5月中旬に遍路することにしました。

八十八カ寺全てを巡拝するには約4、50日程度かかると言われていますが、それぞれ用事があるので一気に回ることが出来ず、互いの都合のよい日を3日から5日程度選びながら遍路しようと話し合っています。

先ずは白衣(オイズル)と頭陀袋、金剛杖、数珠、菅笠と納経札をインターネットで買い求め、白衣は道中着て歩くものと朱印を押していただくものに分かれます。
着て歩く白衣には背中に同行二人と書かれ、朱印をいただく白衣にはそれぞれの寺の名前とその寺のご詠歌が書かれています。

これで遍路の装束は整いました。

※ 写真は遍路道を歩くと、真っ赤な実が沢山成っているサクランボの画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都府立植物園 ハンカチの木~

2011-05-27 07:49:04 | Weblog
~雨の京都府立植物園 ハンカチの木~


● 引き続き京都植物園の話題をまとめていますが、、今回はハンカチの木を紹介しています。

ハンカチの木は中国四川省、雲南省原産のミズキ科の落葉高木樹で、花についた二枚の大きな白い苞葉が垂れ下がった姿が、まるでハンカチを振っているように感じるのでこのような名前で呼ばれているようです。
又は幽霊の木とも呼ばれています。

私たちが訪れた5月中旬にはちょうど花が咲いていました。

雨の中、子供の手の平ぐらいの大きさのふわふわした感じの真っ白な花が濡れながら沢山咲いていました。

※ 今回で「雨の京都府立植物園の話題」は終わりました。
次回から「四国遍路の話題」を掲載致します。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都植物園 球根ベゴニア~

2011-05-26 15:30:26 | Weblog
~雨の京都府立植物園 球根ベゴニア~


● 引き続き京都植物園の話題を紹介していますが、今回は球根ベゴニアについてまとめています。

球根ベゴニアはアンデス山脈の高山地帯に分布するベゴニア俗の交配種で、半耐寒性で暑さには大変弱い多年生植物です。

茎高は20から30cmになり、大輪のものは直径15cmの豪華な花を咲かせます。
花色には赤・朱色・黄色・ピンク・白・赤紫などに加えて絞り咲きなどもあります。

鉢物展示場には豪華な白やピンクの八重咲きの球根ベゴニアが展示されていました。。

この中に、鮮やかなオレンジ色の花が沢山咲いた珍しいベゴニアも並んでいました。

※ 写真は豪華な真っ白な花が咲いている球根ベゴニアの画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都植物園 芍薬~

2011-05-25 08:17:45 | Weblog
~雨の京都府立植物園 芍薬~


● 京都植物園の話題を紹介していますが、今回は芍薬についてまとめています。

芍薬(シャクヤク)はアジア東部原産のボタン科の多年草植物で、冬になると地上部が枯れてしまいます。

5月から6月にかけて白や紅色の一重、八重の豪華な花を咲かせます。

牡丹の台木としても使われ、我が家にも数株植わっていますが、株分けで増えていきます。

肥料を十分与え、摘蕾すると花が大きくなります。

※ 写真は雨に濡れた白の芍薬の画像です。
~雨の京都府立植物園 芍薬~


● 京都植物園の話題を紹介していますが、今回は芍薬についてまとめています。

芍薬(シャクヤク)はアジア東部原産のボタン科の多年草植物で、冬になると地上部が枯れてしまいます。

5月から6月にかけて白や紅色の一重、八重の豪華な花を咲かせます。

牡丹の台木としても使われ、我が家にも数株植わっていますが、株分けで増えていきます。

肥料を十分与え、摘蕾すると花が大きくなります。

※ 写真は雨に濡れた白の芍薬の画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都植物園 カキツバタ~

2011-05-24 08:38:52 | Weblog
~雨の京都植物園 かきつばた~


● 京都植物園の話題を紹介していますが、今回はカキツバタをまとめました。

カキツバタはアヤメ科の多年草植物で、同じ仲間にアヤメ、ハナショウブがあります。

カキツバタは湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花を咲かせます。
京都植物園には紫花と白花が咲いていました。
前面に垂れ下がった花びらの中央部に白又は淡黄色の斑紋があります。

江戸時代から愛好されている古典植物で、現在も品種改良が進められているようです。

雨の中、、最も鮮やかに咲いていたのはカキツバタの花でした。

※ 写真は紫色のカキツバタの画像です。

※ 只今「四国遍路」をまとめています。
次週から掲載予定です。
是非ごらんください。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都植物園 タニウツギ~

2011-05-23 07:56:51 | Weblog
~雨の京都府立植物園 タニウツギ~


● 引き続き京都府立植物園で見つけた植物の話題をまとめていますが、今回はタニウツギです。

タニウツギ(谷空木)はスイカズラ科の落葉小高木で、田植えの時期に花が咲くので「田植え花」ともよばれています。

樹高は2から5mになり、5から6月頃ピンクの花を沢山咲かせます。
たまには白花もあるようで、以前我が家の裏山の土手には白花のタニウツギが生えていました。

※ 写真は雨にぬれながらピンクの花が咲いているタニウツギの画像です。

記事のタイトルを入力してください(必須)~雨の京都植物園 日本桜草~

2011-05-22 09:27:29 | Weblog
~ 雨の京都府立植物園 日本桜草~


● 京都府立植物園の話題をまとめていますが、今回は日本桜草を紹介致します。

日本桜草は本州から四国、九州の原野に自生するサクラソウ科の多年草植物で、一般に園芸店で販売されているのはほとんどが西洋桜草のぷりむらマラコイデスの系統で日本桜草は主に趣味課の方々に栽培されています

江戸時代の中ごろから荒川の原野に自生するサクラソウから栽培が始まり、種蒔きを繰り返すうちに、白、桃、紅、紫、絞りなどの色変わりや、大小さまざまな花形の変わり品が生まれ、愛好家が増えてきたようです。

その後、紆余変遷があり、今も沢山の愛好家がおられ、その中から真っ白な大輪の花が咲くあたごの雪、真っ白な可愛い花が咲いた花かんざしや可愛いピンクの花が咲いている花ゆうぜんなど、数多くの桜草の鉢植えが展示されていました。

※ 写真は真っ白な花が咲いている日本桜草 「あたごの雪」の画像です。

※「花の香りを…」の「今週のスポット」では「インパチェンス」を紹介しています。
是非ごらんください。
http://cyclamen21.web.fc2.com