花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~高安山から生駒山縦走 最終回~

2016-08-24 14:16:45 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 最終回~


今回のコースで最も険しい登り坂にさしかかってきました。
緩やかな山道を歩くのと急な上り坂では疲れが全く違うので、もう、だれも声を出す元気はなくなり、黙々と上り続けています。

13時45分、やっと大原山に到着。
池を眺めながら、ぼくらの広場のゆるやかな通路を進み、14時、前回昼食をとった休憩所に到着。
ここにはあちこちに長椅子が設置され、トイレもあります。

14時30分、枚岡神社に向かって出発。
この山道は一度下ったことがありますが、大阪側は急な下り坂が延々と続きます。

15時05分、休憩所に到着。
ペットボトルの水が残り少なくなってきたので、なにか飲み物を買おうと探しましたが、ここには自動販売機などは全く見当たりません。
Sさんがヤマボウシの実を持ってきました。
淡いピンク色の実はまだ未成熟ですが、口に入れると甘い味わいがあります。

15時20分、枚岡展望台に到着。
あと一息、電車の走る音がかなり近づいてきました。

16時10分、やっと近鉄枚岡駅に到着

~高安山から生駒山縦走 5~

2016-08-21 09:37:50 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 5~


食後、展望台に上がると、ちょうどキリスト教の教会にあるような西洋風鐘の紐を引っ張ると鐘が鳴るようになっています。
最上部は船の穂先のように突き出ているので、大阪府から奈良県までほぼ360度遠望することが出来、さわやかな風が吹いてきます。
Tさんが持参した「明珍作」火箸風鈴が高貴な音色をたてています。

生駒山には林立する沢山のテレビ塔が見えます。
ここで電波中継が行なわれ、奈良県内に鮮明なテレビ画像が送信されています。

12時30分、出発。

しばらく上り坂が続きます。

春、下見をした人たちはゆったりしたコースだと語っていますが、こんなに猛暑に歩くと思惑以上に疲れます。

13時10分、鳴川峠で休憩。
今日の最高気温は37℃になるようですが、これだけ暑いと、休み時間を多くとらないと体力が持ちません。

~高安山から生駒山縦走 4~

2016-08-20 16:54:16 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 4~


11時、十三峠に到着。
ペットボトルの水を一口飲みましたが、なんと!おいしいこと。
十三峠には「峠の地蔵」が十三体まつられているので、このような呼び方になったと言われています。

タオルを頭から被り、その上から帽子を被ると、左右にタオルが垂れ下がるので、耳の周りを飛び交う蚊を防ぐことが出来ます。

「信貴生駒スカイライン」の傍らでは、発電機を運転しながら無線ハムをしています。

螺旋状の鉄の階段が現れてきました。
「信貴生駒スカイライン」を横断する歩道橋です。
今度は道路が右側に変わりました。

11時20分、鐘の鳴る展望台に到着

涼しい風が吹いているので、予定していた場所より少し早くなりますが、ここで昼食をとることになりました。

~高安山から生駒山縦走 3~

2016-08-19 15:13:19 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 3~


この一帯は伊丹空港の飛行ルートになっているのか、頻繁に飛行機が飛び去って行きます。
緩やかな上り坂と下り坂が続く山道を進んで行きました。

ちょっと小休止。
特に夏の山行には十分水分をとらねばならないので、しっかり水を飲みます。
今回は500ccのペットボトルを3本準備したので、リックサックが少し重くなりました。

樹液のにおいが漂ってきます。
子供の頃、夏休みになると、樹液を出している木にはクワガタがよく集まってくるので、毎日採りに出かけました。

サングラスを掛け、帽子を被っていますが、耳元を蚊が飛び回ります。
いつのまにか、左右の耳の周りを飛び交うようになってきました。
気持ち悪いこと。

高安山から生駒山縦走 2~

2016-08-18 11:10:01 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 2~


山道は比較的整備され、歩きやすくなっていると思ったとたん、湿地に幅20cmの木道が現れてきました。
踏み外しても、さほどたいしたことはなさそうですが、歩き始めて早々泥にはまると後々大変です。

「信貴生駒スカイライン」の下のトンネルを潜り抜けます。

左側には「信貴生駒スカイライン」が通り、単車や車が爆音をたてながら走って行きます。

木々の下を通る山道は少し暑さを防ぐことが出来ます。

一旦、道路の歩道を歩くことになりましたが、再び山道へ戻って行きました。

左右から、背の高いクマザサが追い被さってきます。
背が低い女性達はきっと歩き難いことでしょう。

「信貴生駒スカイライン」に近づいたり離れたりしながら、山道を歩き続けていると、ウグイスの鳴き声が聞こえてきました。
「ツクツクホーシ」の鳴き声も聞こえてきます。
このセミが、本格的に鳴く頃には暑さも治まり、秋風が吹いてくるでしょう。

~高安山から生駒山縦走 1~

2016-08-17 08:59:23 | Weblog
~高安山から生駒山縦走 1~


八月の山行は、当初、高安山(476m)から生駒山(642m)の縦走を計画していましたが、猛暑の中、最後150m登るのはとても無理なので、ぼくらの広場から枚岡神社に向かって下るコースに変更しました。

近鉄河内山本駅から信貴山口駅まで電車が走っています。
ここから「近鉄西信貴ケーブル」で高安山駅へ、

信貴山方面はここからバスに乗車します。
我々17名のグループは生駒山に向かって尾根を縦断するように進みます。

下界に比べると、湿度が低いのか肌にべたつく感じが少しましです。
それでも、まだ9時30分を過ぎたところなのに暑いこと!。

「ジャー、ジャー」とクマゼミの鳴き声が騒がしく響き渡っています。
以前、このセミはほとんど見かけませんでしたが、最近急に増えてきた感じです。

「こんな暑い時に集まってくるメンバーはよほど山が好きなんでしょう」と互いに励ましあいながら、リックサックを背負って出発。