花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~田舎のバスの話題~

2017-02-21 16:08:45 | Weblog
~田舎のバスの話題~


前回、「田舎のバスの話題」を紹介してからしばらく経ちました。
当時は一時間に二本のバスが走っていましたが、今では一時間に一本の割合で小型バスが走っています。
まだ一時間に一本でも走っているので随分助かります。

特に昼間の乗客はほとんどが老人です。
小型バスなのに吊革を持つことはめったにありません。

乗客が一人か二人だけのこともたまにあります。

以前、朝夕は学生さんが沢山乗っていましたが、今は親が駅まで車で送迎しているので、ほとんど乗っていません。

このようなことから、田舎のバスはほとんどが赤字路線です。

公共交通としてのバスがなくなってしまうと社会的弱者とよばれている老人や障碍者がうごけなくなってしまうので、足らない分は市などが補助しているようです。

隣村では二年に一度しか子供が生まれないようです。
このままでは益々過疎が進み、将来乗客が増えることを期待するのは難しいと思います。

乗客が多く、一台では乗り切れないので大型バスが二台連なって走っていた当時をなつかしく思い出します。

~畑毛温泉の旅 第二日目 最終回~

2017-02-20 16:16:28 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第二日目 最終回~


韮山反射炉は、黒船来航を受けて、江戸幕府直営の反射炉として築造されました。
鉄鉱石は岩手県釜石から船で運んだようです。
ここで作られた大砲が品川台場を中心にお台場に設置されました。

近くには鎌倉幕府を開いた源頼朝の流刑地、蛭ヶ小島(ひるがこじま)跡があります。
当時、この場所は河中に出来た州だったので、伊藤氏や北条氏の娘達との交流が出来たのでしょう。
頼朝と政子の銅像の前で写真を撮りました。
皆、後々の彼女の行動を知っているので、「北条政子がこんな可愛い顔をしているわけがない」と口々に語っています。

帰りは新東名高速道路を通って帰路に向かいました。
新東名高速道路はまだ新しいので、路面から伝わってくる振動は滑らかで、車の台数も少ないように感じます。

昼もかなり過ぎているので、「駿河湾沼津サービスエリア」で昼食。

今回の旅行は雨に降られましたが、二月なのに冬型が緩んで、雪に合うことがなかったので随分助かりました。

~畑毛温泉の旅 第二日目 2~

2017-02-19 08:03:37 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第二日目 2~


「江川太郎左衛門(えがわたろうざえもん)を世襲する江川家は、相模・伊豆・駿河・甲斐・武蔵にある幕府の天領を代官として民政につとめました」と男性ガイドが説明しています。

大和源氏を祖とする江川氏は奈良県五条地域で宇野氏を名乗っていましたが、平安末期に伊豆に移住し、宇野治長が源頼朝の挙兵を助けた功により江川荘を安堵されたようです。

江川亭に入ると、広い土間が広がっています。
大きなかまどにはパンを作った釜が置かれ、ここで初めてパンを作った4月12日が「パンの日」になっているようです。
当時のパンを手に持ってみましたが、とても固く、保存食として用いられたようです。

江川邸の庭には太い割れ目が入った珍しい竹が生えています。
、表面だけが割れているので水を入れても漏れることはありません。
豊臣秀吉の「小田原征伐」に従軍した千利休はこれに水を入れて花筒にしました。
茶道では「韮山竹」として珍重されています。

引き続き、世界遺産の韮山反射炉を訪れました。
江川英龍は海防政策の一つとして、鉄砲を鋳造するために必要な反射炉を幕府に建議しました。

~畑毛温泉の旅 第二日目 1~

2017-02-18 08:21:33 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第二日目 1~


昨日の雨はすっかり上がり、窓の外には富士山が聳えたっています。

7時30分から朝食。
イカの塩からや小さなアジの焼き物、可愛いカニが入ったすまし汁など、今朝も海の幸がふんだんに並んでいます。

9時から研修が始まりました。

研修後、韮山にある重要文化財の江川邸を訪れることになりました。

※写真は窓の外に聳え立つ富士山の画像です。

~畑毛温泉の旅 第一日目 3~

2017-02-16 11:06:22 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第一日目 3~


三島大社は伊豆の国一の宮で、この地は東海道、下田街道の分岐点に当たるので、当時は国府がおかれていました。

雨空の中、早々に温泉に入ることにして、16時に今夜の宿に到着。

畑毛温泉の源泉にはラドンの含有量が多く、無色透明で34~37℃と少し低く、体を動かすと少し寒く感じますが、30分以上入っても湯当たりすることはありません。
仲間の一人が見当たらないので気になっていると、湯船で一時間以上眠ってしまったようですが、カゼをひくこともありません。

この地は昔の湯治場で、このように長く湯に浸かって療養したようです。

畑毛温泉のある函南町は駿河湾に面しているので、お膳にはキンメダイやマグロなど、新鮮な海の幸が沢山並んでいます。

食事が終わる頃、遅れていたもう一人の仲間が新幹線で追い着きました。
これで全員集合。

部屋に戻り、ビールとお酒でもう一度乾杯。

楽しくおしゃべりしながら、世がふけるまで盛り上がっていきました。


~畑毛温泉の旅 第一日目 2~

2017-02-14 13:11:35 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第一日目 2~


お参りを済ませ、雨が降り続く肌寒い中を、門前町を通り抜けて駐車場へ戻りました。

再び、東名高速道路に入り、三島大社へ向かいます。
相変わらず雨は休みなく降り続いてきます。

浜名湖サービスエリアで昼食。

沼津インターチェンジで下車。
しばらく一般道を走り、三島大社の大鳥居を抜け、駐車場へ入って行きました。

しとしとと雨の降り続く中、傘をさして石畳の参道を歩いていると、甘い香りが匂ってきます。
淡いピンク色の紅梅がポツリポツリと五弁の花を開いていました。

今日はお日柄がいいのか、結婚式が執り行われています。

奥の社殿にお参りするため、拝殿横から地面を歩くと、一日中雨が降っているので、あちこちに水溜りが出来ています。

~畑毛温泉の旅 第一日目 1~

2017-02-13 15:29:08 | Weblog
~畑毛温泉の旅 第一日目 1~


七人のメンバーはポツリポツリと雨が降り始める中を、二台の車に分乗して畑毛温泉へと向かいました。
名阪国道に入る頃からフロントガラスを叩く雨音が徐々に強くなり、いよいよ本降りになってきます。
天気予報によると、どうやら今日は一日中雨が降り続くようです。

東名阪自動車道から伊勢湾岸自動車道を抜け、東名自動車道へ入って行きました。

先ずは、「豊川稲荷」に参拝。
思い返せば、豊川稲荷に参拝するのはかれこれ40年ぶりのことです。
20代の頃、消防団の親睦旅行で西浦温泉に向かう途中に参拝した以来のことです。

少し離れた駐車場に車を止め、傘をさして寺に向かいました。

円福山(えんぷくざん)豊川閣(とよかわかく)妙厳寺(みょうごんじ)には千住観音がおまつりされています。
境内にまつられている鎮守の稲荷が有名なため、一般に「豊川稲荷」とよばれています。

広い石畳のスロープを上がって、本堂に入って行くと、線香の香りが漂ってきました。

~冬の朝~

2017-02-01 11:07:29 | Weblog
~冬の朝~


月が変わったので、ラジオ体操が終わると(6時40分)、一日参りに村の氏神様へ出かけました。

外にでると、雪が積もったように真っ白に霜が降りています。
とりわけ今朝は寒いこと!!
ジャンバーを着込んで手袋を履いても中々身にこたえます。
多分、気温はマイナス数度に下がっていることでしょう。

しばらく歩くと、少しずつ体がぬくもってきました。

こんな寒い中でも、一羽の小鳥が空を飛んでいます。

道路を走る車のエンジン音が遠ざかると再び静寂がもどってきました。