魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

誰のせい

2012年12月14日 | 占いばなし

12月13日は新月。天王星が牡羊座の4゜で順行を始めた。
火星は1ヶ月前からヤギ座で、カニ座の正面180゜を通過中。
火星が180゜の7室にいると、喧嘩を売られるが、実は、自分が相手を怒らせるからだ。つまり、別な言い方をすれば、火星7室は人を怒らせる。

星の解釈で個人に「起こる」現象とは、「起こさせる」という意味だ。
個人の運とは、基本的に「個人の行動予測」とも言える。
運が悪いとは、体力、感性、判断力が衰える時を表し、運が良いは、その逆だ。

組織や国の運も同じ事で、土星が天秤座にいた期間、日本の運が悪かったのは、体力である国土に災いが起こり、国民の感情は非現実的で政治経済の対応を誤り、結果的に対外評価が不利になる。
円高も日本が評価されたというより、金融操作を誤ったからだ。

星の警告は自省の勧め
今、火星が7室のヤギ座にいるカニ座中国は、日本が右傾化軍国化すると、大声でまくし立てながら、どんどん日本を挑発し、ついに、意図的な領空侵犯まで行った。一体、何をしたいのだろう。

選挙直前に、こんなあからさまなことをすれば、中国が名指しする「極右」安倍政権こそが盤石になる。
火星が7室にいる中国にとっては、喧嘩を売られているのだろうが、まさに、中国自身が、相手の日本を怒らせている。

この13日、天王星は、天秤座日本にとっての7室で、順行を始めた。
天王星は、ハプニング、飛行機も表す。第7室の対人関係、国にとっての外交関係で、飛行機のハプニングが起こった。
日本は突然、領空侵犯をされたのだが、実体は、うかつな防空体制で、領空侵犯を許したとも言える。

星が告げる未来は、「こうなる」のではなく、「こうならないように注意せよ」の、警戒情報として活用すべきものだ。

将来、亭主が「転んで怪我をする」と星が告げていれば、保険を掛けて儲けようと思うのは間違いで、「転ばないように注意」して、何も起こらないのが、最良なのだ。
占いの告げる未来は、絶対的な予言ではなく、可能性だ。
何も知らないで、何も対策を打たないでいれば、確実にそうなるが、賢く対応すれば避けられる。少なくとも減らせる。

7室に惑星が来れば、相手を刺激してしまうが、自分の星座に来れば、自らそれをやってしまう。良いことならいいが、凶星による盲動はガマンしなければならない。
それがどんなことかは、渦中では解らないが、他人事ならよく解る。

土星による日本の不幸は、渦中では解らなかったが、土星がサソリ座に移った朝鮮半島を観ていると良く解ると思う。日本も似たようなことをしていたのだ。

来年の暮れからの天秤座の火星も、日本が怒らず焦らず、静かにやり過ごせば、決して避けられない災いではない。


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