魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大関越え 付録

2013年04月28日 | 探訪・紀行

自転車で京都-滋賀を往来するには、結局、急がば回れ、東海道が王道のようだ。コースさえ分かれば、一応、歩道も整っている。

藤尾交番
ところで、追分の「藤尾交番」だが、旧道への分岐点だから、旧道からの合流も多く、出会い頭の事故が、相当あるようだ。
以前、夜10時頃、目の前で事故が起こった。
すると、交番からおまわりさんがフィギア・スケーターのように飛び出してきて、踊るように交通整理を始めた。驚くほどの手際の良さに、見惚れていたが、整理されて、あっと言う間に立ち去らされた。
男子フィギア選手は誰か、「交通整理」のテーマではどうだろう。

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藤尾交番前の東海道分岐点 信号も無い
滋賀方面からの路面に青字で「出合頭注意」とある
読み終わったら、ぶつかる

ここはまた、「井筒八つ橋」に行く観光バスの折り返し点でもある。
「井筒八つ橋」のガードマンも常に待機していて、京都方面から来る観光バスをUターンさせるため、対向車を止める。このガードマンも手際が良いが、あの警官の比ではない。

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待機している井筒八つ橋のガードマン?左下

そんなわけで、「藤尾交番」フアンとしては、一度行ってみたかったので、周辺の案内図が無いか訪ねて行った。

ちょうど、パトロールに出かけるのか、40代と20代のおまわりさんが防弾チョッキを着ているところだった。
「この辺の、案内図のような物はありますか」
二人とも怪訝な顔なので、
「この間、自転車で来たんですが、旧東海道に渡る自転車道が分からなくて・・・」
そう言うと、
「こんなんで良いですか」と若い方がプリントを渡してくれた。
周辺の道が分かりにくい話をするのだが、何も答えない。後ろでベテランはニコニコ聞きながら仕度をしているが、急いでいるのか、若い方はぎこちない。
もしかしたら、突然入って来た、怪しいオッサンに警戒したのかもしれない。

この時貰ったのがこの図だが、誰が画いたのか、親切で面白い図なので上げさせて貰うことにした。

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(クリック拡大)

(完)