友人の誕生日パーティに呼ばれた。
マティーニで乾杯。子供の頃から007、ジェイムズ・ボンドのファンの私だがマティーニを口にしたことはほとんどない。
ボンドが好むカクテルは飲みにくいのではないか、という勝手な妄想があったからだ。
この日のマティーニは甘くて飲みやすかったが、これってそういうものなのかい?いずれにせよ、酒には弱いので、ゆっくりと気をつけて飲んだ。
これは誕生日のR子さんが全部一人でこしらえたとか。彼女の外見のけばけば・・・じゃあない、華やかさからはとても想像できない。ちなみに、数回招かれているこの部屋はいつも豪奢に整えられていて感心してしまう。
R子さんはブラジル出身。お父さんは白人、お母さんは黒人のあいだに生まれた人だ。
招待されていた彼女の友人たちも同じ肌色の女性が多かった。超多民族国家の南米は人種で交友関係が出来上がっているのか、それともたまたまこの街周辺在住のブラジル人がそうなのか。
夫婦でブラジルからドイツに移民、R子さんのようにドイツ人男性が配偶者でこちらに移住、という例が多いようだ。
ポルトガル語が飛び交う中、ときどき気を使って私にいろいろ話しかけてくれるブラジル人たち。
彼女らを観察しているうちに気づいた。おかしい・・・
2011年9月にアルゼンチンからの旅行者と一緒に日帰り旅行したことがある。ザルツブルクへ遠足(この記事中にもR子さんが出てくるが、このアルゼンチン人もRではじまる名前を持つ。また、記事中のYouTubeがすでに削除されているようで、アルプスの少女ハイジの主題歌スペイン語版が披露できない)
南米人の発する濃厚で情熱的な雰囲気を感じることができたあの思い出。
この誕生会でも私はブラジル人たちのその雰囲気を期待していたのに、実に、まったくそれを感じることができなかったのだ!
彼女らは(1名、ブラジル人男性もいたけど)すでに私と同じか10数年以上のドイツ在住者だ。馴染むにつれ、彼ら独特の雰囲気が薄らいでしまったのだろう・・・
考えてみると、在独日本人にもその傾向は顕著だ。旅行や移住でこちらに来たばかりの日本人たちの所作を目の前で見ると「ああ、日本人だ~」と日本人であるはずの私でさえ感動してしまうものだ。
すでに数年を過ぎた人たちは、個人差もあるが次第に日本らしい空気が薄れていき、周囲と馴染んでいくのだ。
当然のことながら、他の外国人たちにもそれが起こっていくのだろうな。
その点では期待はずれの誕生日パーティだったかな。
大音量のむこうの音楽とか、ダンスとか、そういうのもちょっと期待したのだけれどね。スピーカーから申し訳なさそうにコーヒールンバが聴こえていた。
しっかり郷に従っているブラジル人たちだぞっ
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寒い気候もブラジル人らしさを失わせる原因かも。まだまだ寒いドイツに気合を入れるクリックを求む
マティーニで乾杯。子供の頃から007、ジェイムズ・ボンドのファンの私だがマティーニを口にしたことはほとんどない。
ボンドが好むカクテルは飲みにくいのではないか、という勝手な妄想があったからだ。
この日のマティーニは甘くて飲みやすかったが、これってそういうものなのかい?いずれにせよ、酒には弱いので、ゆっくりと気をつけて飲んだ。
これは誕生日のR子さんが全部一人でこしらえたとか。彼女の外見のけばけば・・・じゃあない、華やかさからはとても想像できない。ちなみに、数回招かれているこの部屋はいつも豪奢に整えられていて感心してしまう。
R子さんはブラジル出身。お父さんは白人、お母さんは黒人のあいだに生まれた人だ。
招待されていた彼女の友人たちも同じ肌色の女性が多かった。超多民族国家の南米は人種で交友関係が出来上がっているのか、それともたまたまこの街周辺在住のブラジル人がそうなのか。
夫婦でブラジルからドイツに移民、R子さんのようにドイツ人男性が配偶者でこちらに移住、という例が多いようだ。
ポルトガル語が飛び交う中、ときどき気を使って私にいろいろ話しかけてくれるブラジル人たち。
彼女らを観察しているうちに気づいた。おかしい・・・
2011年9月にアルゼンチンからの旅行者と一緒に日帰り旅行したことがある。ザルツブルクへ遠足(この記事中にもR子さんが出てくるが、このアルゼンチン人もRではじまる名前を持つ。また、記事中のYouTubeがすでに削除されているようで、アルプスの少女ハイジの主題歌スペイン語版が披露できない)
南米人の発する濃厚で情熱的な雰囲気を感じることができたあの思い出。
この誕生会でも私はブラジル人たちのその雰囲気を期待していたのに、実に、まったくそれを感じることができなかったのだ!
彼女らは(1名、ブラジル人男性もいたけど)すでに私と同じか10数年以上のドイツ在住者だ。馴染むにつれ、彼ら独特の雰囲気が薄らいでしまったのだろう・・・
考えてみると、在独日本人にもその傾向は顕著だ。旅行や移住でこちらに来たばかりの日本人たちの所作を目の前で見ると「ああ、日本人だ~」と日本人であるはずの私でさえ感動してしまうものだ。
すでに数年を過ぎた人たちは、個人差もあるが次第に日本らしい空気が薄れていき、周囲と馴染んでいくのだ。
当然のことながら、他の外国人たちにもそれが起こっていくのだろうな。
その点では期待はずれの誕生日パーティだったかな。
大音量のむこうの音楽とか、ダンスとか、そういうのもちょっと期待したのだけれどね。スピーカーから申し訳なさそうにコーヒールンバが聴こえていた。
しっかり郷に従っているブラジル人たちだぞっ
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寒い気候もブラジル人らしさを失わせる原因かも。まだまだ寒いドイツに気合を入れるクリックを求む
レーズンパンを見つけてはなかなか報告出来ずにいます…。それはまた後程。
わかります~!
日本人もドイツが長いとドイツ人化しませんか?
私が滞在しているのが北ドイツだからなのかもしれないのですが、笑わない方や独特のオーラを持たれている方が多いような…。
私はバリバリ日本人オーラを出しているせいか、日本人の方に話しかけらせます。子どもと日本語で話しているし、すぐわかるんだと思いますが。
でもブラジルの方にはやっぱりはじけていて欲しい気がしちゃいます。
ドイツでのお誕生日はちょっと大変そうだな…と思う今日この頃です。
こちらに来てすぐの頃にも、日本人男性と結婚しているドイツ人女性に、「あなたは日本人じゃないわよね。」と念を押されたくらい。(それも独日協会の集まりで・・)
でも、10年以上もこちらに住んでいたら、身につけている物、歩き方、食べ方、話し方など、すべてがさらに変わってきているんでしょうね。(デュッセルドルフに30年くらいお住まいの方々は、結構、日本人ぽい外見なんですが、口を開くと「在外だ~」と感じるんですよね。あはは)
学友のブラジル人は、まさにドイツ人っぽいですね。
大学を卒業し、定職を見つけてから、試用期間が終わる頃に第一子妊娠。2年で仕事復帰して、再び半年後に第二子妊娠。当然、マイホームも購入。子供は、二人でおしまいの予定。この計画通りの人生って、いかにもドイツ人っぽくて、入学した頃の彼女からは想像もつかないですよ~。当時は、わいわい明るい、いかにも南米って雰囲気だったのに・・・。
私も住み始めたら感じるのかしら
ちなみにどんな事が日本人ぽいのかなぁ?
元からのエネルギー量が違うと言うか。
声の音量だけでも、私たちの3倍5倍って感じだし。
もしかしたら、大人しくしてくれている方が付き合いやすいかも?^^;
日本にいる伯人さんたちは、聞くと、ほとんどの人が帰りたいって言うので、やっぱり抑えて暮らしていらっしゃるんでだろうなぁって思います。感化されている所もあるでしょうけれど。
ここ数週間をかけて、りすさんのこのブログを最初から全部拝見いたしました。
地元から出たことのない私、一度旅行で行ったドイツが忘れられず(いい意味も悪い意味も笑)こちらのブログに行き着きました。
これからも、楽しみにさせていただきます。
りすさんの義両親に対するお気遣い、感心いたします。りすさんがお嫁さんで嬉しいと思いますよ!
昨日、友人宅の食卓の上の乱雑に置かれた食品を見ていたら食パン状のレーズンパンがありました。
復活祭時期向けの商品かと思ったら年中あるとかで、早速売られているというスーパーに確認しに行きました。
本当は丸パンのレーズンパンが欲しいのですが、とりあえず、味はほぼ同じの品が見つかって喜んでいるところです。
マミさん、日本人オーラ炸裂中ですか!周囲の日本人に懐かしさを与えていると思います、どうぞ、そのオーラを保ったまま滞在期間を過ごしてください。
お子さん方のお誕生日会ですか!
おにぎりと巻き寿司を是非披露してください。実際の子供の誕生日会を経験していないのでどんな様子なのかよく知りません、申し訳ないです。