春のお彼岸です。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われます。
彼岸会ではこの世を此岸(しがん)迷いの世界からあの世を彼岸(ひがん)、悟りの世界に至るための法要です。
大般若経は三蔵法師が16年かけて旅をして天竺から持ち帰った経典に 羯帝羯帝波羅羯帝(ぎゃていぎゃていはらぎゃてい・往き往きて、彼岸に往き) 波羅僧羯帝(はらそうぎゃてい・完全に彼岸に到達した者こそ) 菩提薩婆訶(ぼじそわか・さとりそのものでめでたし)と書かれています。
経本を流し読むことによって清らかな「般若の風」が起きるとされています。
彼岸会の季語・・・春
彼岸会の善男善女の中に吾・・・福井鳳水
毎年よ彼岸の入りに寒いのは・・・正岡子規
精進すなといはれし親の彼岸かな・・・来山
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