m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

奈良・百楽荘その一

2016-06-17 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど

学生時代の友達と久々遠出。
建築めぐり仲間とも一度行きたいな、と言ってた奈良の百楽荘へ訪れた。
(平日だと手の届くランチが頂けるので;)

百楽荘は昭和8年に泉屋土地建物(株)の代表、泉岡宗助氏が8万坪の土地に数寄屋造りの建物を地形に合わせて点在させたもので
当初は別荘として使用されていたそう。
現在、敷地は約1万坪となり、料亭百楽荘として営業されている。




入口の門は長寿の門といわれ、中国福建省にあった門を再現。
釘を使わずに栗の堅材を八角堂に組み上げ、欄間はケヤキ、屋根は茅葺という手の込んだ伝統工法が用いられているそう。



アプローチから緑が豊富ですがすがしい気分に。




大広間のある香蘭という建物に案内された。










お部屋への入口上部の欄間




庭が眺められる大広間。
団体のお客さんが入ってこられるまでに少し見せていただく。



床の間の横のスペースにはこんな凝った欄間や天井装飾が見られた。



螺鈿で細やかな装飾が施された台



ふすまをはさんで私たちの席も庭と面していて、窓から緑が目に入る。
いすは低めで座り心地よく、こちらのスペースは私たち3人オンリーの貸し切り状態でゆっくりできた。




窓枠にもちょっとした装飾が施されていて、欄間にはめ込まれたやきものの飾りも初めてみるようなもの。



陶器の飾りは透かし彫りになっていて、換気口か何か?なのか聞くと、
外には通じてないようで、飾りのようだった。
隣の部屋との境の欄間にもこの陶器の飾りがずらりと並んで入れられてて、面白いなあと。




調理場?へ通じる扉は花の模様の透かし彫りが美しかった。




ゆっくり食事を頂いた後はお庭の散策へ。



部屋から眺めることのできるお庭。
昨日の雨のおかげか水を含んだ苔はしっとりとして緑が美しい~



紅葉の緑も鮮やか。
この後は1万坪の敷地に点在する離れをめぐる散策へ繰り出した。


































コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北関東名建築巡り2016【大間... | トップ | 奈良・百楽荘その二 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

近代建築&古民家他リノベカフェなど」カテゴリの最新記事