生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

明成皇后

2010-05-16 15:29:36 | 日記
高宗は父の大院君との不仲から多少王妃に対する嫌悪感もあったのか、不仲になり始めチャンサングンと言う側室のもとへと通い始め、チャンサングンは身ごもり王子を産みます。
このまたチャンサングンと言う側室が凄い悪で、言動不一致もいいところ、王や王妃の前では
しおらしく王妃様に何もかも従いますといいながら、裏で6度目の妊娠をした王妃に魔術をかけたりで実にいやなやつなのです。実際はどうか知りませんが、ストーリーを上手に展開して見るものを飽きさせません。
王妃は6人目の子供も早産で100日にして亡くなってしまいます。
ミン妃は夫の高宗とは親戚関係で、血のつながりもあったりで、子供が出来てもうまく育たなかったのでしょう。後の純宗はミン妃が暗殺されてから、後年1907年からわずか三年間最期の王位につきますが、子供が出来ない男性だったのです。
ドラマを見ていると、ミン妃が気の毒になります。
この当時日本が強行に修好条約を結ばせ朝鮮のっとりへの足がかかりをつけはじめるのですが、開国を望むミン妃、それに反対する大院君との葛藤。
あまりにも単純な高宗。
ドラマの中でミン妃が、「自分は農夫の妻にでもなって夫や子供たちと平和に暮らしたかった」と言うセリフがありますが、躍動する社会状況の急激な変化のなかで、必死に国母として国を守ろうとした王妃の本音だったのでしょう。

高宗


ミン妃 明成皇后


大院君