2月11日(日)、卒業制作展の3日目です。午後に、受付係の担当で会場に行きました。今年のポスターや看板の題字は中野佑衣さんの作品です。
今年は、たいへんバラエティーに富んだ展覧会になっています。いくつか紹介します。山下さんの仮名作品。
米澤優香さんの作品。
喜屋武さんの作品。難しい形式ですが、上手に変化をつけています。
渡邊くんの篆刻と書画作品。呉昌碩の世界観に近づいています。
笠原さんの作品。ファッションに書を応用する研究をしました。藍染に書を白抜きした作品は高い評価をいただいています。
界さんの作品。右の作品はSDプリンターで、書を立体化してモビールにしたものです。現代の工学的技術も書道に取り込んでいます。
門田くんの作品。現代美術に寄せた哲学的な作品群です。真ん中の作品は、一弦琴の音をヘッドフォンで聴きながら見て頂くというものです。書と音とのコラボを狙った作品というのは初の試みだと思います。
書道の新たな展開を感じさせるものが多く、書道を知らない方でも楽しめる展覧会になっています。
明日12日(月祝)が最終日です。 10時~16時 徳島駅前の交流プラザ3Fでやっています。 ぜひお出かけ下さい。