ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

第4回 仙鳩書展

2016年12月07日 | 日記

12月7日(水)、既に標記の展覧会が始まっています。もう始めてから4回目になりました。大学のオープンカレッジ「書に遊ぶ」の受講者の他に、かつての受講者や、オープンカレッジの時間にたまたま隣の部屋にいて、1回だけ参加した学生の作品、かぜまーるのポロシャツなどを展示しています。会場はいつもと同じ、徳島市の中心部にある千秋閣1Fのパブリックギャラリーです。徳島市役所のすぐ南側にあるホテルにあります。ホテルの場所がわからない方は下記サイトをご確認ください。

http://www.sensyukaku.jp/access/

 

山本淹子(ひさこ)さんの、ろうけつ書「道」。

植野美穂さんの隷書「山高水長」。

同じく植野さん。両国内町の陶芸家である八寸先生の協力を得て、植野さんが授業内で制作した陶器製の額に、篆書の「夢」を入れました。

三宅素子さんの隷書「高情與青松共爽」

新井義治さんの隷書「歳月如流水」。

講座卒業生の満村泰子さんの彩墨画「ひよこ」

大学院生の長野勇輝くんの篆書「楓」。和紙をちぎって書いています。「文房四宝研究」の授業内で、紙の研究の一環で制作した作品です。

大学3年生の界慶子さんの行書「愁」。たまたま隣の部屋にいて1時間だけ特別参加しました。淡い青墨で書いています。文字配置が抜群。

3年生の潮崎佳那さんのろうけつ書「いつもありがとう」。たまたま隣の部屋にいて1時間だけ特別参加しました。かわいい作品です。

太田の旧作。世阿弥の言葉「秘すれば花」。昔、軽井沢で買った写真額に手漉き和紙ハガキの作品を入れました。

妻のろうけつ書「藍愛」。徳島に移住してから藍染めの製品と出会ってそれが大好きになり、最近は藍染めの服やスカーフを好んで身に着けるようになりました。

今回は、小品ばかり約30点が展示されています。

29年の1月5日(木)まで、9:00~19:00。約1ヶ月間、無休で展示されています。

時々、部分的に展示替えもします。

ホテルのフロントの方が管理して下さいますので、受付はおりません。自由にご観覧下さい。この会場は、受付も置かずに無料で1ヶ月間お借りするという破格の条件。大感謝です。

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

フーヌイユまつりの報告

2016年12月07日 | 日記

12月7日(水)、かぜまーるの諸君から、11月26日~27日に行われた沖縄県の標記の祭りの写真を頂きましたので、なるべくたくさんお見せします。

沖縄に行く前に、四国大学学長室を訪問してご挨拶です。かぜまーるとおそろいのポロシャツを先生にプレゼント。中央が学長の松重和美先生。楽しい先生です。沖縄までの往復飛行機代を半額補助していただきました。本当にありがたいことです。

沖縄の会場、国頭村(くにがみそん)宜名真(ぎなま)。沖縄北部の美しい漁村です。宇良くんのお父さんの故郷。

看板も自分たちの手書きです。

グループのこれまでの活動の様子も紹介しています。

会場に5名の作品を展示。魚の名前がテーマ。

小作品は展示販売。よく工夫された作品です。

沖縄らしく、貝やサンゴで飾ります。

書道パフォーマンス。観客はこの前に100名程いらしたそうです。会場は観客でいっぱい。

ブースも出しました。うちわ販売も大人気。

村の皆さんの温かな心に触れて、大成功だったようです。みんな大喜び。

宇良君のお父様が現地で準備を手伝って下さったようで、大感謝です。でも、教員の力はほとんど借りずに、自分たちの力だけでイベントを成し遂げました。たいしたもんです。

自立した若者が着々と育っていて、頼もしい限りです。

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

一字書展2016

2016年12月06日 | 日記

12月6日(水)、現在、書道文化館1Fで、標記の展覧会が実施されています。辻尚子先生の創作書法の授業の成果展です。学生は3年生です。たくさん展示されていた中で、いくつか紹介します。

米澤淳美さんの「廻」。カタツムリみたいで面白い。シンプルながら大胆な変形です。よく考えられています。

宮崎隆子さんの「雷」。縦軸のずれが不思議な空間を演出しています。三つの田の変化も見事です。

門田 悠くんの「欲」。墨のにじみや飛び散りが水墨画のようです。心の中心部から放射状に飛び出してくる火花のようなエネルギーを感じます。

喜屋武美紘さんの「波」。線の躍動感が素晴らしい。沖縄の海の波を思い出します。

渡邊浩樹くんの「譲」。縦長の変形と、文字の位置がユニークです。篆刻で疎密の感覚を訓練しているとこんな作品も出てきます。

山下千聡さんの小品の「芸」。圧縮と解放の構成が素敵です。

展示は一週間ほどでしょうか。書いた人の気持ちを考えながら鑑賞すると、なかなか楽しい展覧会です。

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

芳藍書道展と書道文化学会

2016年11月27日 | 日記

11月27日(日)、標記のイベントがありました。まずは展覧会を見ました。建物の前の看板は、中野佑衣さんの書です。

大勢の方が見学していました。

作品をいろいろご紹介します。臨書(古典を見て書いた作品)の場合は、手本にした古典の部分をコピーして、キャプションの下に付けて、わかり易くしています。良い工夫です。

アート書道の作品や、色や模様のついた紙に書いた作品もあります。

墨彩画の作品や、篆刻作品もあります。

様々な書体・書風の作品や、大きさ、表具の色、書く内容があって、バラエティに富んでいます。このように、会場の作品全体で、一つの作品として見て頂くことで、「書道文化」の多様性を理解していただくのが良いと思います。大学生の書道展は、書を知らない方が見ても楽しめるような展覧なのがいいですね。今回は、1~3年生の展覧会ですので、まだ勉強の途中で古典の臨書が多くを占めますが、来年2月に行なわれる卒業書道展では、創作の比率が高まりますので、さらに楽しい展覧になると思います。2月16日(木)~19日(日)です。今から予定をしていただき、ぜひお出かけ下さい。

この後に、5階に移動して、書道文化学会が始まりました。

最初に、私の研究発表を50分間実施しました。「讃岐高松藩の儒学者と書」です。パワーポイントを使用しました。その後に、阿辻先生の漢字のお話をお聞きしました。

最後に、高松市香南歴史民俗郷土館の学芸員の杉山有美さんのお話をお聞きしました。彼女は、本学の19期生の卒業生です。学芸員としてのお仕事の内容と、職場の紹介をしていただきました。

学会の終了後に、展覧会の搬出作業をして終了しました。充実した時間でした。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

デイサービスでの書道講座

2016年11月27日 | 日記

11月24日(金)、ゼミ学生の赤瀬美乃里さんが、標記での今月の活動をしました。私は大学での授業があったので、妻に撮影を頼みました。このところ、月に1回ずつ行なっています。卒業研究のテーマにしているためです。彼女は、文化祭で頑張りすぎて風邪をひき、ようやく治りかけでした。受講者さんたちにうつさない様にマスクをしっかりしたうえで指導しています。その旨は施設の方にもお話して、許可を得ました。高齢で体力の衰えている方が多いので、このような配慮は常にしておかねばなりません。

この日の課題は、「今年の『一字』を書こう」というものでした。彼女は、毎回の授業の課題も、季節に合わせて様々な方向で試みています。受講者の皆さんは楽しそうに取り組んでいます。

施設の壁には、過去の作品が展示用の処理をなされた上でたくさん飾られています。

妻の話では、講座を何度か続けているうちに、受講者の中にはかなり良い線を出す方も出てきていて、最初の頃はあまりやる気がなさそうにだった女性が、今回は極めて熱心に作品制作に取り組んでいたそうです。孫のような女子学生に書道を教わりながら、ほめられたり展示されたりすることで大きな刺激を受けて、書道に対して段々とやりがいを感じ始めているようです。

芸術は、人に「生きる意味」を改めて意識させるのかもしれません。長い年月を経て作り上げられた人間の感性には、個々に異なった魅力が存在します。それが書道作品には表れてきます。上手いとか下手とかいう価値観を越えて、作品自体の魅力を感じることが楽しいのです。また、文字は大抵の方は書くことができますし、道具もシンプルで、一つの作品を制作する時間が短いので、容易に達成感を得ることができます。

福祉施設において実施するには、書道は極めて有効な芸術だと思います。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加