pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

髑髏城の七人~極 修羅天魔 大千秋楽ライブビューイング@新宿バルト9 E列センター

2018-05-31 22:54:32 | 観劇/コンサート

花鳥風月~そして極と続いた豊洲の髑髏城も、いよいよ本日、大千秋楽!

と、いうわけで本日はそのライブ・ビューイングに参加してきました。さすがに大千秋楽とあって、中継映像とはいえ、抽選。バルト9では2つのスクリーン合計800人以上の参加。平日昼なのに劇場はすごい混雑っぷり。便利の良いところは結構激戦だったのか、なんとお席は前方E列。映画館ではなるべく後方に席をとる私なのですが、大丈夫かなあ。。と思ったらそうでもなく、そこは映画館。スクリーンからの距離は心配するほどでもなかったです。何よりシートがふっかふか帝劇も改装とのことですが、このくらいのクオリティーでお願いします!これなら4時間でもお尻は無事です

さて大千秋楽。もう、今日でしまいだ~という熱量半端ない舞台でした。今日も極楽姐さん、天海太夫は文句なしの千両役者!

そして、夢三郎、竜星涼くんの成長っぷりがすごかったです。最後の兵庫との対決、死のシーンは、鬼気迫る迫力殺陣のなめらかさ、キレの良さに、息も止まりそうでした

3度目の「極」ではありますが、仲間を失い、友に裏切られた兵庫の悲しみにまた涙そして、劇団チームの絶妙なテンポ、三宅先輩や梶原善さんのの抜けの鮮やかさに思わず大笑い。

カーテンコールには、なんとデーモン小暮閣下、生出演!歌って踊って大盛り上がり。豊洲だけでなく、ここバルト9でも、みんな手拍子でした。

映像につき、千秋楽恒例の煎餅くばりは「見てるだけ~」でしたが、最後に花鳥風月極、全ての舞台の見せ所総ざらいの映像が流れ、大満足でした。

「会社さぼって見に来てよかった~」という、お隣の席の見知らぬお嬢さんのつぶやきに、激しく賛同したのでした。楽しかった~天海姐さんに、どこまでもついて行きたい!

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ヘンリー五世@新国立劇場中劇場1階13列センター

2018-05-27 21:27:56 | シェイクスピア

  

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:鵜山 仁
美術:島 次郎
照明:服部 基
音響:上田好生
衣裳:前田文子

出演:
浦井健治 岡本健一 中嶋朋子 立川三貴 水野龍司 吉村 直
木下浩之 田代隆秀 浅野雅博 塩田朋子 横田栄司
大家仁志 那須佐代子 小長谷勝彦 下総源太朗 清原達之 鍛治直人 川辺邦弘
亀田佳明 松角洋平 内藤裕志 田中菜生 鈴木陽丈 小比類巻諒介 永岡玲央
勝部演之 


あらすじ:
即位したばかりのヘンリー五世の宮廷にフランスからの使節が訪れる。さきごろヘンリーの曽祖父エドワード三世の権利に基づき要求した公爵領への返事を、フランス皇太子から遣わされたのだ。そこにはヘンリーの要求への拒否だけではなく、贈呈として宝箱一箱が添えられていた。中身は、一杯に詰められたテニスボール。それは、若き日のヘンリーの放埒を皮肉った、皇太子からの侮蔑だった。それを見たヘンリーは、ただちにフランスへの進軍を開始する。


新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズ第4弾『ヘンリー五世』。第一弾の「ヘンリー六世」は9時間という長さにおじけづいて未見。2012年のリチャード三世は観ましたが、今は亡き中嶋しゅう氏の「ヘンリー四世」見ておけばよかったな。。

この座組はなんと9年続いているということで、カーテンコールで浦井君が「ヘンリー劇団」と言ってるのももっともです

舞台は客席前方9列を潰し、10列目が最前列。左前方には池があり、2幕はじめには下手最前列にはビニールが配られていましたでも、小さな水溜りみたいな池なので、そんなにはお水かからないと思われ。。。

この作品はイギリス・フランスの百年戦争につながる壮大な物語なのですが、(おそらくはシェイクスピアの時代にもそうだったと思いますが)舞台上で映画のようにスペクタクルシーンを繰り広げるわけではなく、数名の説明役が登場して、「お客様の想像力によってイギリスにもなり、フランスにもなります。」といった進行をします、この役者さんたちもまた、様々な役をくるくるとこなしていきます。

フランス軍の鍛冶直人さん、アイルランドなまりの強いフルーエリン横田栄司さんをはじめ、みなさん声の張りもすばらしいです。また、狭い舞台ながら両国の国旗をアレンジした舞台美術も素敵。主役の浦井くんはこのシリーズ最初から使っていると思われる木の柵のような王冠をかぶり、その王冠や真っ白な衣装が戦闘の進行に伴って鮮血に染まり、奇跡的な勝利を手にした時には真紅の衣装にと変化し、どきりとさせられます。大きな国旗を槍のように振り回す立ち回りがかっこいい!

ハル王子は20代で巨漢フォルスタッフと共に放蕩三昧の後に、冷徹なまでに過去をバッサリ切り捨てて王位についた、という素敵な経緯があるので、もうちょっと酸いも甘いも。。という感じでいいのかもな~浦井君、真面目だからな~・・・と、ちょっと思ったのでした。でも、膨大な台詞を自分のものにして、素晴らしかったです横田さん、岡本さんがお笑い担当はもったいない!横田さんなんか、最後まで頭にニラ。。。来年2月には埼玉で松坂桃李くんと吉田剛太郎氏の「ヘンリー五世」。こちらも楽しみ!桃李くんはもちろんタイトルロールだけど、剛太郎さんは いったいどの役をやるんでしょう。。。フォルスタッフはナレ死だったし。。。

そうそう、客席はかなり寒いので、早めにブランケットをGETしたほうがいいです。また、硬い椅子対策か、クッションレンタルも。でも500円は高いよね。紀伊国屋ホールでは無料ですよ~。パンフは1000円なのに。

マンスリープロジェクト・トークセッションもありましたが、終演後2時間もあいてしまうので、今回はパスでした。

 

追記

ロビーにあった英国王朝系図には、先日ハリー王子とご結婚されたメーガン妃のお名前もちゃんとありました

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シラノ・ド・ベルジュラックその2@日生劇場1階D列センター

2018-05-26 22:39:05 | 観劇/コンサート

シラノ2回目。

今日はしょっぱな、吉田剛太郎さんの声がややかすれ気味で心配しました(あれだけ出ずっぱりの熱演を毎日ですからね)が、場面が進んでいくうちに気にならなくなっていきました。さすが名優!

気がついたこともいろいろ。有名なバルコニーのシーン。口下手クリスチャンのふりをしてロクサーヌに愛を語るうち、次第にクリスチャンのためでなく、自分自身の想いを美しく情熱的な言葉に乗せて語りまくるシラノ。ロクサーヌに自分の姿を見られていないことに安心しているのか、もう、陶酔と言っても良いくらいの高揚その瞬間、シラノがつぶやくのです。

「そうだった。俺は美しかったのだ。。。」本当に息を飲むシーンでした。そうだ、あなたは醜くなんかないよ、シラノ

そして、ロクサーヌが愛しているのは自分ではなく、シラノが演出した偽の自分だと思い知らされたクリスチャンの叫び

「本当の自分を愛してもらえないなら、まるっきり相手にされないほうがずっとましだ!」そうですよね。。もう、プライドはずたずた。。

そしてクリスチャンが敵弾に倒れ、死の瞬間に「ロクサーヌが本当に愛していたのはお前だった」と囁き、自分の幸せは永遠に終わったとつぶやくシラノ。

やがて時が流れ、ロクサーヌに真実を明かすのも、自分の死の間際。これがシラノの「しわひとつ、しみひとつもない 心意気」だったんでしょうね。

友人Mちゃんから頂いた「お話を運んだ馬」というI.B.シンガーの短編集に「自分はネコだと思っていた犬と自分は犬だと思っていたネコのお話」という作品があります。貧しい村に「鏡」が持ち込まれたことによってみんなが混乱するという短いお話ですが、その中に

「鏡に映るのは体の表側にすぎない。人間の真の姿は、その人の心がけにある。ー自分自身や自分の家族を大事にし、そして人生で行き会う人みんなに、できるかぎり親切をつくす、その心がけだ。こういう鏡に照らしてこそ、人間の心がくっきり見えてくるものだ」という言葉があり、なんだか心に響きました

「あなたがいてくれたから、私の人生は彩りのあるものになった」という言葉も。

帰宅して、おっさんずラブに剛太郎さんこっちも片思いか~

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シラノ・ド・ベルジュラック@日生劇場1階A列センター

2018-05-23 21:43:42 | 観劇/コンサート

原 作 エドモン・ロスタン
上演台本 マキノノゾミ・鈴木哲也
演 出 鈴木裕美
音 楽 清家信也

出 演
シラノ・ド・ベルジュラック・・・吉田鋼太郎

ロクサーヌ・・・黒木 瞳
クリスチャン・・・ 大野拓朗

ル・ブレ 大石継太
ラグノー 石川 禅
ド・ギッシュ伯爵・・・六角精児 

あらすじ
17世紀のフランス。ガスコン(ガスコーニュ生まれ)青年隊に属するシラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた。そのロクサーヌは若々しい美青年・クリスチャンと目と目を合わせた瞬間から、彼と恋に堕ちてしまっていた。

ロクサーヌはシラノのことを誰よりも信頼していたので、クリスチャンへの恋心についての相談も持ちかけた。そして、クリスチャンは、姿こそ美しく、軍人としては優秀ではあったが、女性に対して内なる感情を言葉にするのが得意でなく、才女という噂のロクサーヌに恋心を打ち明ける勇気を持てずにいた。自分ではロクサーヌの心を捕えられないと悩むクリスチャン。そんな彼に対し、シラノは自分の誠の真情を語るのに、こんな男が居てくれたならと思い、自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、クリスチャンに力を貸すことになった。シラノは2人の恋の仲裁役であると同時に、自分のロクサーヌへの想いをクリスチャンの手紙に託すのであった。。。


蜷川先生の演出以外の舞台で吉田剛太郎さんを観るのはデス・ノートに続き2作目ですが、(アテネのタイモンもか。。)もう、ほんっと~に!すごかったです!吉田剛太郎ここにあり!という自由自在でかつめちゃくちゃ切ないシラノ・ド・ベルジュラックでした

日生の舞台にぴったりなクラシカルなセット。上手にはピアノが置かれ、なんとピアニストの清家信也さんの生演奏手元の見える席でした清家さんのピアノも自由自在美しいシラノの時代に合わせたお衣装もよくお似合いでした

剣豪にして詩人、権力に背を向ける熱血漢、けれど自分の容姿を恥じ、愛を告げられないシラノ、非の打ち所のないほどの麗しい才女。けれど愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に突き進むロクサーヌ、さわやかイケメンなれど口下手で直線的なクリスチャン。

クリスチャン、大野拓朗くん。朝ドラ「わろてんか」では漫才やってましたが、少々天然系イケメンのクリスチャンにぴったり背も高く長い金髪を後ろでまとめたマント姿が本当に美しいでも、いるよね、こういう一直線イケメン。「大好きだ~」以外の愛の言葉が出てこないと、いうわけでかっこいいのに女の子に全然もてない

シラノは真逆で、(なにせ剛太郎さんだし)立て板に水のごとく愛の言葉が口から流れ出る流れ出る!もう、のっけから山下清風あり、政治家のA氏風あり、誰にも止められない剛太郎節が炸裂!・・・なのに、大きな鼻ゆえに容姿には強いコンプレックスがあり、大好きなロクサーヌに秘めた想いを伝えることができず、ロクサーヌがクリスチャンに恋心を抱くさまに複雑な思いを抱きつつも、ただじっと見守る。。。だけでなく、なんと当のロクサーヌから、恋の仲介までたのまれちゃうわけです。せ・・せつない・・

でもね、ジャスミンの咲くロクサーヌのテラスに向かってクリスチャンの代わりに愛を囁くシラノ、本当に幸せそうで胸がいっぱいになりました。クリスチャンを通してしかロクサーヌに愛を語れないシラノ

でもね、他人の愛の言葉によって恋人をGETできても、所詮それは本物じゃないということに、気がついてしまうんです。クリスチャン。そこもまた切ない。「その姿がどんなに醜くなっても、私はあなたの素晴らしい魂を愛する」と言われちゃった時のクリスチャンの表情が。。そしてこぼれ落ちる涙が。。もう、切な過ぎてもらい泣きでした。だって、その「魂」部分はシラノのものだから。でも、クリスチャンが最期を迎える時には、シラノが素晴らしいフォローをします。それだって切ないでしょ自分が心から愛した女性が、本当は自分の「言葉」「魂」に心惹かれていると知りながら「彼女は本当にお前を愛している」と恋敵に伝えるんですよ~

そして15年後。シラノは悲惨だけれども幸福な最期をロクサーヌの傍らで迎えます。ここもまた切ない。でも、本当の幸せって、こういう終わり方にあるのかも知れないと、号泣しながら思ったのでした。立派!シラノの心意気!お見事!吉田剛太郎!

脇を固める蜷川組の大石継太さん、石川禅さんもいい味です。そして、美魔女・黒木瞳恐るべし。最初は大野くんと親子位年の差あるんじゃ?などと意地悪な心で(すいません!)観てましたが、なんとかわいらしく利発で勇敢な乙女!大きい声じゃいえませんけど、黒木さんと剛太郎さんと1歳しか違わないんですよ。。もうすぐ赤ちゃんちゃんこですよまあ、ロクサーヌとシラノは従兄妹だからアレですが、美男クリスチャンにして元ミスター立教の大野くんとの年の差28歳っすよ・・・・よそう、ジェラシイまるだし。。

ミュージカルじゃないけど歌やキレキレダンスもあります。剛太郎さんの百人斬りもお見事!何故か出てくる小栗旬似のダルタニアン君が素敵でしたまた贔屓ふえちゃう。

と、いうわけでリピート決定

こんなに素晴らしいのに2階サイドに空席が。。もったいない!

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ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』イン コンサート@シアターオーブ1階13列下手

2018-05-12 21:44:35 | 観劇/コンサート

休憩なしの2時間。

5日前にはここでメリーポピンズの千秋楽だったんだ~と、ロビーから客席に入ろうとしたところで、島田歌穂さんとすれ違っちゃいました!このコンサートにはご主人の島健さんがピアノでご出演だったんですね!

「ジャージー・ボーイズ」日本初演からもう2年。。

今年の再演を秋に控え、初演のシアター・クリエよりもずっと規模の大きいオ-ブの客席がいっぱいに!再演への期待の大きさがうがかえます。なにせ、「日本のフランキー・ヴァリ」とまで言われた中川くんなのですから。中川晃教おそるべし。今日もまた体中から音楽が噴出してました彼こそMUSIC

コンサートは、基本2016年に出演したRED、WHITEのメンバー(吉原さんがいないのが残念!)に、新メンバーのSpiさんを加えた8人。あ、今回はREDはなくWHITEとBLUEの2チームです。藤岡くんは秋には出ないのが残念ですが、今回はちゃんとトミーとしてご出演です。

コンサートは基本的に「ジャージー・ボーイズ」のストーリーに沿い、春夏秋冬と季節を追いながら進んで行きます。出会いから4人が音楽を紡ぎ、やがて・・・

最後のあの極めつけの一曲に向かうまでの構成が素晴らしいもう、圧倒的歌声。最後のご挨拶にもありましたが、「音程を合わせるだけでなく、音色も合わせなければならない難しさ」を、見事にクリアしているところも素晴らしい

穏やかそうなWHITEチーム、ラディカルな感じのBLUEチーム。どっちも期待しちゃいます!

物販に、ジャージーボーイズのペンライト(1500円)があり、どうしようか迷いましたが、物販の列のあまりの長さにあきらめました。

が、しかし。アッキーも「買わなかった人、ちょっと後悔してるでしょ」と言ってる程度には活用されますので、あったほうがいいかもね。

最後は会場みんな総立ちでライブ会場状態になりました。楽しい!

そして、一度カーテンコールも終わったあとにアナウンスがあり、そこからプレス向け(?)初日挨拶とプレス限定の撮影がありました。司会はWOWWOWのお姉さんだったので、WOWWOWで放映があるかもよ。

その様子は既にWEBにアップされてました。はやっっ!

18時からはミュージック・フェアでもジャージー・ボーイズWHITEチームのメドレーが聴けました。幸せ~

興奮さめやらず、終演後は久しぶりにお会いしたK様とお茶しながら盛り上がってしまいました秋の本公演が楽しみすぎます!

 

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メリーポピンズ 東京千秋楽@シアターオーブ2階2列センター

2018-05-07 20:23:30 | 観劇/コンサート

【出演】
メリー・ポピンズ・・・平原綾香
バート・・・大貫勇輔
ジョージ・バンクス・・・山路和弘
ウィニフレッド・バンクス・・・三森千愛 
バードウーマン / ミス・アンドリュー・・・島田歌穂
ノースブルック/巡査/牧師/銀行員
ブーム提督 / 頭取・・・パパイヤ鈴木
ミセス・ブリル・・・久保田磨希
ロバートソン・アイ・・・小野田龍之介
ジェーン・バンクス・・・浅沼みう
マイケル・バンクス・・・坂野佑斗


いや、もう、ハマリな作品に出会ってしまいました5日前に行った際、どうしても2階センターからもう一度観たい!と念じまくったら。。。。降りてきましたよ、ヒラヒラと。。2階センター席がしかも、1列目は私のようなチビには手すりが目に入って邪魔ということも考慮の上の2列目。。。こりゃもう、神様が行けって言ってるに違いないですしかも振替休日と来たもんだ。連休中、ぶーぶー言いながらクレーム処理したご褒美でしょうか

もう一度観たいと思った大貫バート、今日もダンスのキレは半端なく、ジャンプしたときの滞空時間の長いこと!空中で止まってるバートって、やっぱりメリーポピンズと同じ星からやってきた宇宙人に違いないですね、一緒に魔法使ってるしStep in timeは絶品タイムだし今日の子役ちゃん、マイケル・バンクスくんは、大人になったら井上芳雄先輩になりそうなイケメンくんでした

2階の良さはなんと言っても照明の美しさ。バートが公園でメリーと再会するとき、地面に映った影の形だけで彼女とわかる場面も、ちゃんとメリーの影が確認できました。ミス・アンドリューとメリーの「お薬対決」のシーンでは、メリーの足元は赤、ミス・アンドリューの足元は緑。このシーンの歌声対決はまるでオペラのようでした。島田歌穂さんと平原さんの真骨頂!って感じです歌穂さんのミス・アンドリューのメイクはまるでディズニーアニメの魔女そのもの。それが、カーテンコールでバードウーマンの姿から一瞬にしてミス・アンドリューに変わるとき、メイクなしでその悪魔顔になるとこがもうミラクル!

ディズニー作品らしい、魔法がかかるとき、光の砂がキラリ~ンと輪を描くところも素敵~ラストのメリーポピンズのフライングも、劇場いっぱいに美しい光がちりばめられた中を、バンクス一家に見送られたメリーがこちらに向かってゆっくりと飛んできて、キラリ~ンとウィンクいただきましたもう、なにこれ幸福感で胸がいっぱい。なんか涙まで出てきちゃいました~

 A Spoonful of sugar helps the medicine go down苦い薬も1さじの砂糖があれば飲める、見方を変えれば生き方も変わる
やらなければならないお仕事には必ず楽しい部分があるのよ楽しみを見つけて 指を"パチン"!お仕事はゲーム
「何を言うかではなくて、どう言うかなの」
「お金をいくら使うかではなく、どう使うのかが大事よ」
「どんなことでもできる!思い込みを捨てさえすれば!」←最後にこの言葉がどど~ん!と響きました!

そしてLet's Go Fly a Kite大空高く凧を上げ、心を解放する

もう、ツボな言葉がたくさんありすぎて泣けますものすごく勇気と元気をもらいました

何度もの素敵なカーテンコールでは、バートがメリーをお姫様だっこしてくるくる回ってました

もう、大阪公演とかも行っちゃいそうです!平原メリーさんもご挨拶の中で、「トランクを持って大阪に来てください!」とおっしゃってました

当然のような3階席までのオールスタンディング。興奮さめやらずにロビーにでると、涙をぬぐっている方がたくさんいました。

本当に「勇気をありがとう」と言いたくなる、素敵な作品でした。

今年のクリスマスには、映画「メリー・ポピンズ リターンズ」という映画が公開だそうですよ!これも楽しみ!

渋谷の空にきんとん雲

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メリー・ポピンズ@シアターオーブ1階9列(5列目)下手

2018-05-03 21:27:23 | 観劇/コンサート

【出演】平原綾香 柿澤勇人 駒田一 三森千愛 照井裕隆 小野田龍之介 鈴木ほのか ほか


今年のG.W.一番のお楽しみ、メリーポピンズ平原・柿澤バージョンに行ってきました!

プレビュー公演から文字通りのパーフェクトだった濱田めぐみ姐さん。ふんわりタイプの平原さんがどんなメリポピを演じるのか興味津々でしたが、

こちらもまた「何もかもパーフェクト!」そういえば、濱めぐさんと平原さんはラブ・ネバー・ダイでもダブルキャストだったんですね。

柿澤君のバートも、とってもキュートで軽やかでした。

もう、とにかく魔法のような素敵な仕掛けがたくさんあって、2度目でもわくわく感、幸福感が半端なかったです。

駒田さんのバンクス氏は私の中ではイメージぴったり。厳しいナニー、ミス・アンドリューに躾けられてちょっと変な人に育ってしまったバンクス氏を包み込む素敵な家族の物語。

誰もだましたり殺したり裏切ったりしない思いやりの物語、心の解放の物語にめちゃくちゃ癒されました

お砂糖ひとさじがあればお薬も苦くない、凧をあげよう!わけがわかんなくなっちゃったらスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!

今回、柿澤くんのダンスが素晴らしかったし、前回はダンサーの大貫さんあんなに歌える人だったことにもびっくり。そして平原さんもダンスが上手~

誰一人あちゃー・・・な人がいませんでした。そして、今回はバンクス氏が取引を決めたノースブルック氏や牧師さん、おまわりさんに照井くんが!使用人のロバートソン・アイの小野田龍之介さんとともに、ミス・サイゴンのクリスだったあの照井くんでした。

カーテン・コールの賑やかさも本当に素晴らしい当然のようにオール・スタンディングでした。

再演熱望!次は2階からも観てみたいです!

そういえば、平原さんがどこかのインタビューでおっしゃってましたが、メリー・ポピンズって「宇宙人」なんですね、きっとほんとにあんなふうに何もかもパーフェクト!な女性になりたいです!なれないけど

G.W.なせいか、下の階ではこんなのやってました

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