Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

洗濯してみないと分らないが

2014-07-04 | 生活
東京の官邸前では、反原発以来の大規模抗議活動があったと新聞は伝える。安倍政権の米国従属外交政策による「戦後レジームの改革」である。日本が目指しているのはドイツ連邦共和国のNATOにおけるような出兵である。そもそも西欧の盟主となった連邦共和国になぞらえること自体がおこがましいが、安倍の指す「普通の国」とは、あらゆる意味において北朝鮮程度のことであることは間違いない。その政治、文化、社会、報道に関して、もはや彼国とあまり差異は無くなって来ているのである。気が付いていないのは日本人だけだろう。勿論我々のように感のよい人間は四十年ほど前から今日の日本の凋落は分っていたのである。

具体的にこれで何が起こるかは明らかなのである。連邦共和国国防軍においてもアフガニスタンでの最初の殉職者については報道されていたが、その後は何処で誰が死んだかなどは誰も興味を持たなく、聞きたくもないのである。そうしたものなのだ。要するに気が付けば全く桁が違った数の墓標が掲げられているのである。

それどころか、日本の現在の正規雇用者や非正規雇用者の経済格差などの広がりからすれば、西欧よりも寧ろ合衆国のような、そうした貧困層の社会的な問題解消としての準徴兵制へと移されて行くのは容易に想像できるのだ。要するに安倍政権の支持層が対象になるのだが、彼らは戦争を起こすことで全てが「ガラガラポン」と振り出しに戻ると思っているのだろうが、大災害でも同じだが持つ者と持たない者、特権階層とそうでない者との差は一段と広がるだけなのである。彼らは、嘗ての大日本帝国陸軍の平民と同じように犬死して祀られるだけなのである。そもそも九条とか護憲とかを叫んでいる者が多いからこうしたことになるのである。

好んで比較対照とする東欧のポーランドなどは、米国のロケット防衛施設を誘致して設置したり、イラクやアフガニスタンで多大な自らの血を流しているのだが、そこには誰もが理解出来る国益と戦略というものが明確に存在する。ポーランドは、決して西欧の手下になることも無く、ロシアをも牽制する為に、米国の力を利用する。とても分りやすい戦略なのだが、日本が京都にレーダーを設置してもなんらの国益にならないどころか、攻撃対象となり付近の原発施設にも照準を定めやすくしているのである。日本政府の外交政策は国賊の仕業としか思われない破廉恥極まりないものであるのは明らかだ。

新しい卵茹で器で塩ジャガイモを試してみた。通常の固ゆで卵の時間では出来なかったが、それを二度繰り返すことで十分に食せるまでになった。但し出来上がりは他のもののようにより上手くは出来なかったが、十分に使えることは確認できた。

破れた靴下の代わりに購入した新しいエステル40%主体で綿33%が入ったランニングソックスを使ってみた。その肌触り通り、若干暖かすぎるが、現在の気温では問題なく使える。洗濯してみないと分らないが、もう少し涼しい方が夏は使いやすい。それでも足を護ってくれる感じは素晴らしく、久しぶりに気持ちよく走れた。沢沿い往復で2713歩17分は平日の朝としては悪くない。木陰の冷気と、予想される暑い陽射しが気持ちよかった。



参照:
国家主義へと歩む安倍政権 2013-07-25 | マスメディア批評
昭和レトロの動員労働者 2012-07-19 | 歴史・時事
秘密外交の達人を驚かす 2012-03-25 | マスメディア批評
批判的民主主義行動 2007-04-19 | マスメディア批評

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