「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

琉球泡盛 「 うりずん 」

2015-04-15 04:50:41 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒







うりずんの頃/永井龍雲/坂本冬美/まさが歌っています






うりずんは、冬が終わって大気や大地に潤いが増し、
だんだん暖かくなる時期の気候のことを言います。
語源は 「 潤い初め 」 だそうです。

春のことですが、本土の春とは違った南国ならではの季節感があります。
沖縄でも冬は北風が強く、寒いです。
うりずんの頃になると草木の緑が濃くなり麦の穂が出て稲が育つ、そんな季節です。

3月4月がうりずんの頃になるのでしょう。
その頃になると、あちこちの浜で
潮干狩りを楽しむ人たちをよく見かけます。



「 うりずんの頃 」



恋い破れ 夢破れ
今宵もまた涙
目を閉じて 思い出す
赤花 青い空
島の 無垢鳥に
大和の水苦く
帰りたい 故郷は今
うりずんの頃

母恋し 筆便り
潮の香 仄薫る
小包 ( つつみ ) 開け 懐かしい
手作り 油菓子
南風 ( はえ ) よ 涼やかに
小さき老人 ( おい ) の背に
帰りたい 故郷は今
うりずんの頃

若夏の 初々し
緑葉 胸を打つ
辛くても 生きて行く
宝のこの命
響け 美海 ( ちゅらうみ ) に
三線 大らかに
帰りたい 故郷は今
うりずんの頃



鹿児島市犬迫町 「 幸加木中橋 」

2015-04-15 04:49:41 | 鹿児島の石橋



上流側の川中からの幸加木中橋








草に覆われその輪郭がハッキリしない橋の上部







下流側から見た橋の根石部分








上から見た下流部分





所在地 / 鹿児島市犬迫町 : 幸加木川
架橋  /  不明
石工  /  不明
長さ   /  4.50m  幅   /  3.90m
拱矢  /  1.50m  径間  /  4.60m


幸加木川に架かる4つの橋(現在は3つ)になっているが、
その真ん中にあったのが、この中橋である。
現在は幸加木下橋 ( 鍋ヶ宇都橋 ) が新しい橋に架け替えられており、
その姿を見ることは出来なかった。
それで、現在残っている橋の一番下流にあるのがこの幸加木中橋になっている。

橋自体は小さく、手が行き届いてないのか?
草に覆われて橋だと気付く人も居ないくらいである。
幸加木上橋も欠落して一部が補修されているが、
こうして現存し、その姿を残しているだけでもありがたいと思っている。


幸加木中橋へのアクセス
幸加木中橋へは、国道3号線の下伊敷交差点を県道206号線へと左に入って行き、
そこから約2.7キロほど行くと左へ入る細い脇道があるので、
そこから入って150mくらいの左側になる。
駐車は、この道沿いの中橋付近の道路の広くなった場所に駐車した。