赤木名中学校の裏にあるグスクの遠望
主郭のさらに奥にある空掘り
約250mほど登るとかなり広い平場がある
土盛りされた平場の周囲
二の郭と思われる平場の上にある主郭の平場
二の郭の周りわずかに残る石積み
グスクの入り口付近にある拝所
グスクへ通じる中学校の横の道
グスクの入り口にある秋葉神社
国道58号線の突当りに赤木名中学校がある
赤木名グスクは奄美大島の北、奄美市(旧・笠利町)赤木名集落の北側にそびえる
標高100mの場所に築かれたグスクである。
グスク内には掘り切りが残されており、一説によると逃げ城的なグスクであったとされる。
グスクには二つの平場があり、入り口から約250mの場所にある平場は100坪ほど広く、
その周囲には盛土がされており、一部には石積みが見られた。
そこから50mほど上に進むと主郭と思われるやや狭い平場がある。
さらにその奥にはV字に掘られた空掘りが残っている。
赤木名に関する「おもろ」は、二首あり、その一首は次のとおりである。
一 あかきなの、のろの 一 赤木名のノロの
しもの、くにかねと 下の国かねと
あん、まふて、 吾 守て
此と、わたしよわれ 此の渡 渡しよわれ
又 ねのしまの、のろの 又 根の島のノロの
と、ある。
赤木名グスクへのアクセス
赤木名グスクへは、途中まで大和城グスクを参考にしてもらいたい。
その大和城グスクから国道58号線を北に1キロほど行った信号機の突き当たりに
赤木名中学校がある。その裏がグスクにあたる。
駐車は、中学校の裏手付近にある空き地に駐車した。