新年度にもなれば、新たな役割が増えたり、色々事柄も変わり、去りゆく人がいれば、新たな旅立ちの人もいる。
その地域での生業の事情であったり、気候の移り変わりであったり、はたまた世界を動かす思想の変化や、争いのうねりが地球上を駆けめぐる。
毎年の繰り返しと思っていても、何時しか時代が変わり、その変化に敏感に対応出来ているのかと問われれば、その変化にもフタをして、何とか生きてきていたが、気が付けばドッとため息の出る、そんな時代なのかも知れない。
こんなご時世に余裕もないが、町内の役柄が増える事になり、先週季節の変わり目に、突風が吹き荒れた日、次から次と色んな話が舞いこんで、役目がらとは云え、風が吹くだけでこんな騒ぎになるとは。
この事柄は、もう少し慣れてから触れることにして、春とは、万物が発（は）る季節と、二十四節季には有り、今月20日頃は穀雨（こくう）と云われ、春の雨が全ての穀物を潤すという意味との事。
農業を営む人は、この時期に種まきをすると植物の成長に欠かせない雨に恵まれるといわれていますとあるが、店に来る農家の人に聞けば、今の気候は、余りにも寒暖差の波が激しく、 温室の苗も伸びず、土も柔らかく仕事の段取りが付かぬ状態だと言う。
荒れ狂う天候で、商店街もアーケードにぶら下げた、市の告知ポスターも千切れ飛ぶ。その後片付けも大変なのであります。
もはや、人通りも無く、台風並みの風だけがアーケードを勢いよく、駆け抜けて行くので御座いますナ。
さて、厳しい景況感の中平成28年度も無事終えることが出来ましたことは、偏に監事・理事各位のご協力の賜と感謝申し上げます。
平成28年度決算及び29年度予算に係わる役員会を下記の通り開催いたします。
決算に関する重要な会議です。幹事及び理事全員のご出席をお願いいたします。
尚、会議終了後、〇〇にて懇親会を行いますで併せてご出席くださいと、決算役員会開催の案内が商店街理事長からあり、昨日出かけてまいりました。
朝に監査報告を受けていて、ついうっかり、他の理事と懇親会場に行き、時間になっても誰も来ないなどと二人で話していて、ハッ！と、気付いて商店街事務所へ。
イヤハヤ大笑いでございました。
当商店街のアーケード、歩道建設の返済が、全て無事前年度で終わる事が出来、組合員数が減少するなか、まずは一安心でございます。
他の商店街の中には、アーケード建設の返済に、猶予期間をもうけた所もあり、店舗数激減で、残存店舗への負担が大きくなった商店街もある。
当商店街は、建設にともない積立を行い、完成と共に返済を始めたのが良かったのだろう。しかし、新年度は店舗数が5店舗減り、36店舗でスタート。
商店街の近代化でもあったが、郊外の大型店などに客足もおされ、新しいアーケード完成当初は、商店街も軒を連ねていたが、空地やらシャッターが閉まり、今では半数以下に。
店舗数は、商店街華やかしき頃の1/3になる。
