パンダ イン・マイ・ライフ

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ピーター・ポール&マリー 8 「明日を見つめて」

2009-01-10 | ピーター・ポール&マリー
ピーター・ポール&マリーの「See What Tomorrow Brings(明日を見つめて)」は、1965年10月リリースの6枚目のアルバム。

「朝の雨」が有名。平和へのメッセージや欧米のフォークソング、童謡をアレンジ。バラードからポップス調の曲まで。3人のすばらしいコンビネーションが堪能できる1枚。

1. If I Were Free
もし、自由になれるなら、言いたい。戦争がない、平和な時代が来てもいいのではないか」。カントリーフォーク調の曲をマリーがメインをとる。
2. Betty and Dupree
ベティとデュプリーの物語。ベティのために、ダイヤ強盗をしたデップリー。ベッティの家に待っていたのはポリス。
犯罪の影には女ありのアメリカ版ブルース。3人の掛け合いが軽快な掛け合いの中で展開する。
3. Rising of the Moon
月が昇ったら。月が昇ったら、武器を持って立ち上がろうというアイルランドのフォークソング。力強い3人の歌声が印象的。
4. Early Morning Rain(朝の雨)
雨の早朝、手には1ドル、心は傷つき、ポケットには砂しかなく、行く当てもない。空港で恋人を見送る苦い思い。ポールのバリトン低音が心地よく、ハーモニーも素敵だ。「you tube 動画」でスタジオライブを見ることができる。、
5. Jane Jane
2つの子どもの遊戯曲をみごとに組み合わせた3人の息の合ったアレンジがたまりません。この曲も「you tube 動画」でそのすばらしいライブカラー映像を見ることができる。音楽を楽しむ3人の様子が伝わります。
6. Because All Men Are Brothers (すべてが兄弟)
バッハのマタイ受難曲が原曲という。荘厳なアレンジでヒューマニズムを謳う。

レコードではB面に。
7. Hangman
ハングマンとは絞首刑人。イギリスのバラード。ピーターがリードする。父母も兄弟も助けに来ない。でも、身代金を払いに恋人が来る。 「you tube 動画」でスタジオライブを見ることができる。
8. Brother, Can You Spare a Dime? (倹約できるかい)
ピーターのソロ。古いブロードウェイ・ミュージカルのヒット曲から。
9. First Time Ever I Saw Your Face (愛は面影の中に)
「初めてあなたを見たとき、初めて口付けを交わしたとき、初めて抱き寄せた時」。マリーがリード。ラブソングを3人のハーモニーで。
10. Tryin' to Win
他人の恋人を横取りしてやろう。ピーターがリードするR&B。ポールとの掛け合いもいい。
11. On a Desert Island (With You in My Dreams)
ポールのソロ。無人島で恋人と2人きり。そんな夢を謳う楽しい曲。
12. Last Thing on My Mind
マリーのソロ。カントリー調の調べに乗り、恋人に去られた気持ちを切々と歌いあげる。

「パンダ イン・マイ・ライフ」が、ベスト盤にない曲で、裏ベストをセレクトすると、このアルバムでのお勧めは「Jane Jane」と「Hangman」ですね。

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