ワニ、地上に残った最強動物

2009-12-18 00:00:17 | 市民A
なぜ、ワニの話なんか書くのか自分でもよくわからないし、どんな結論に向かって行くのかもよくわからないが。

nairuwani現在、最強のワニというのは「ナイルワニ」という種だそうだ。足も速く、泳ぎも素早い。尻尾の力が強く。ジャンプも得意だ。さすがに木には登れないようだが、そもそも木登りが得意な動物は、あまりワニの生息域にはいない。

さらに水の中に住んでいるので、川辺でのんびりと水浴びや洗濯をしていると、いきなりガブっと食われる。もちろんワニの歯や顎を思い出せば、その時の痛さは想像を絶する(といか想像したくない)。

つまり、水辺で一人でワニと対峙すれば、ワニがその気なら、ほぼ食われてしまうだろうということ。

しかし、もちろん、ワニは空腹状態であれば恐ろしいが、満腹の場合は何もしない。シンガポールのワニ園に行ったことがあるが、餌を大量に与えているのだろうが、大変に穏やかな表情で昼寝をしていて動かないし、係員はたくさんいるワニの中を無防備で歩いている。だからといって、中には同士食いをしたのか手足の一部がないのもいるので、うっかり柵の中に入るわけにはいかない。柵の中に落ちても、たぶん誰も助けてくれない。

このワニだが、恐竜全滅時代に、やはり多くの種が絶滅して、世界に残った種類は比較的似通った形態をしている。要するに陸上でも水中でもなく水辺を中心にあいまいな生活態度を取っていたものが生き残った。会社で出世するイエスマンみたいな話だ。

inosisiwani化石の話だが、ワニ世界で最強だった種が「イノシシワニ」というタイプである。体長が6メートルあって、主に恐竜を襲って食べていたようだ。何と手足が長い。陸上を走ったようだ。草むらに隠れて陸生恐竜の尻尾でも咥えて、川に引きずり込んだのだろう。そこに仲間が群がってくる。

さらに「イヌワニ」というのもいるようだ。犬のように走る。小型だが、オオカミよりも恐いだろう。目的が単純だから目付きも民主党の幹事長風なのだろうか。

ところで、このワニ類だが、ゴンドワナ大陸の代表的生物とされている。

約2億年前には、地球上には2つの大陸があった。ローラシア大陸とゴンドアナ大陸。現在の北半球の大部分を占めるのがローラシア大陸。南側にあったのがゴンドアナ大陸。主にゴンドワナ大陸がローラシア大陸に向かって移動していく。

途中で、南アメリカとアフリカが切り離され、さらにマダガスカルとインドが分離。インドはどんどんローラシアを圧迫して、しわよせで隆起したのがヒマラヤである。東南アジアのあたりは複雑でよくわからないらしいが、オーストラリアと南極はどこにもぶつからずに海に囲まれることになる。

inuwaniいくら書いてもまともな結論に向かわないので、このあたりで終わりにするが、数週間後、皆様の初夢の中に「イヌワニ」や「イノシシワニ」が現れないことだけを、祈っておく。(とはいっても、一富士、二鷹とか言われるが、富士山で遭難する夢や、鷹にさらわれて空中で食われる夢が縁起がいいとはとても思えないし、・・)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿