藤井四段の最大の敵は誰なのだろうと考えてみた。確かに公式戦で4回負けているのだが、誤解をおそれずに書けば、負けた将棋は「胸を貸した」ような指し方に見えてしまうのである。そもそも9割も勝っていながら「まだ弱いので勉強中」ということで、ほとんど相手に合わせて駒組をしているように見える。相手の得意戦法を防いだり、不得意戦法に追い込むというようなテクニックは使っていない。あえていうと、飛車先の歩を伸ばすのが早いくらいか。
これが、挑戦者決定の一番とか重要な対局になった時に、「作戦を練る」のか「今のまま」なのかわからないが、今のところ、多くの相手は自分が不慣れでも振飛車の急戦を指向してくるような感じだ。
しかし、それが多発するようになれば、対策を立てるだろうが、いつも振飛車を指すスペシャリスト相手だとどうなのだろう。例えば久保王将。形にとらわれない棋風で、藤井四段と同じように他の棋士の予想を超える手を多く指す。久保王将に胸を貸すと、自由奔放に大暴れされるだろう。
たまたま小学4年の時(平成24年)、「関西こども将棋大会Aクラス」で優勝した時の記念写真を見つけた。顔の大きさは久保九段よりも藤井少年の方が大きいように見えるが、その後、プロ入りに備え、ダイエットしたのだろう。賞状には大阪府知事 松井一郎と書かれている。
もっとも久保九段にとっての目標は、「藤井キラーになること」でも「ライバルになること」でもないだろうが。
さて、8月12日出題作の解答。
馬捨てから、3二に金か銀を捨て▲2四桂という筋を発見するのと、その後の大清算の時に手順前後を防ぐため盤上に配置した飛車を逆用して詰ませる。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。(1八角を馬に変更しました。)
ヒントは二つ。
1.1八馬は二段階で役に立つ。
2.二枚の香はエンディングの軽手に使用する。外務大臣と防衛大臣のように二枚セットの手筋。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。
これが、挑戦者決定の一番とか重要な対局になった時に、「作戦を練る」のか「今のまま」なのかわからないが、今のところ、多くの相手は自分が不慣れでも振飛車の急戦を指向してくるような感じだ。
しかし、それが多発するようになれば、対策を立てるだろうが、いつも振飛車を指すスペシャリスト相手だとどうなのだろう。例えば久保王将。形にとらわれない棋風で、藤井四段と同じように他の棋士の予想を超える手を多く指す。久保王将に胸を貸すと、自由奔放に大暴れされるだろう。
たまたま小学4年の時(平成24年)、「関西こども将棋大会Aクラス」で優勝した時の記念写真を見つけた。顔の大きさは久保九段よりも藤井少年の方が大きいように見えるが、その後、プロ入りに備え、ダイエットしたのだろう。賞状には大阪府知事 松井一郎と書かれている。
もっとも久保九段にとっての目標は、「藤井キラーになること」でも「ライバルになること」でもないだろうが。
さて、8月12日出題作の解答。
馬捨てから、3二に金か銀を捨て▲2四桂という筋を発見するのと、その後の大清算の時に手順前後を防ぐため盤上に配置した飛車を逆用して詰ませる。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。(1八角を馬に変更しました。)
ヒントは二つ。
1.1八馬は二段階で役に立つ。
2.二枚の香はエンディングの軽手に使用する。外務大臣と防衛大臣のように二枚セットの手筋。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。
ヒントが、なまめかしい。
正解です。二本の香は、二種類の迎撃ミサイルです。