耳かき嬢殺人事件3部作

2010-03-23 00:00:16 | 市民A
tokeiten1西新橋にある民家で、耳かき嬢の娘に対する理不尽な殺人事件が起こり、まったく無関係な祖母と合わせ2名が亡くなった事件が起きたのが2009年8月3日である。凶悪事件発生にまとめてある。

第二幕が起こったのは、2010年1月18日。今度は、凶行後、空家になっていた事件現場から不審火が発生。その結果、現場の周囲の16棟が焼失した。詳しくは呆然とニュースを聞くにまとめた。

その時に、焼けてしまった建物には、今でも味が懐かしい有名ラーメン店も含まれるのだが、何と言っても無念は、ある時計屋さんのことだった。

実は、何本か使っている腕時計の一つ、SEIKO製なのだが、はるかかつて買ったもの。この時計は、すでにメーカーにも部品がなく、壊れたら終わりというものなのだが、その修理を何度か頼んでいる。店主の腕は一級品だ。というか文字通りの一級時計士ということだ。

つまり、この時計店が亡くなれば、私のSEIKOの寿命が尽きるわけだ。

tokeiten3ところが、・・・

焼け跡に張り紙があった。

仮店舗でオープンとのこと。電池交換500円とのこと。

応援のため、家の中にある止まった時計を全部持って行こうかとも考えたが、一つずつ持って行って何度かに分けて応援しようと気が変わる。

そして、まったく時計店らしからぬビルの3階の事務所風店舗を訪れる。

実は、そのビルの2階には、時々通っている飲みながら将棋も指せるスナックがある。世の中狭いものだ。

さっそく時計店の店主とお話をしたのだが、やはり、「とりあえず、どうしたらいいのか、よくわからないため、時計の修理から始めた」とのこと。

tokeitennまあ、不運の話をしてもしょうもないので、世間話をする。その階下の将棋が指せるスナックは、元々、焼けた時計店の斜め前にあった関係で経営者のことをご存知とのこと。旦那が亡くなった後、奥さんが一人でやりくりしているそうだ。

となると、その奥さんの「あたかも夫」のように見える人物は、どういう関係なのだろうとか、他愛のないことで話が盛り上がったりしたのだが、とりあえず、激励終わり。


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