名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

宇都宮松原教会へ姉と同行

2016-10-24 09:50:11 | Weblog
2016.10.24(月)
 筆者の姉(次女)は結婚して栃木県宇都宮市に40年ほど住んでいた。しかし、高齢になったうえ、近くに身内のいない一人暮らしでは心配ということで、3年前に名古屋へ転居してきた。
 姉は、人生の半分余を宇都宮で過ごしてきたことから大勢の友人ができたし、若い時からのキリスト教信者として活動もしてきたことから、元気なうちに宇都宮の友人・仲間に会いたいとの希望を叶えるため22日~23日にかけて、宇都宮へ出掛けた。
姉は何とか歩けるけれども、階段の上り下りや乗り物への乗降は、ある程度の介助が必要で、一人でこの遠方への旅行は厳しいことから随行したものである。
 宇都宮での予定は23日(日)、宇都宮松原教会の定例の主日礼拝に参加して昔の仲間と再会するというものであった。
22日は午後4時半ごろ宇都宮市内のホテル東日本に到着した。たまたま、22日、23日は自転車レースの国際大会が宇都宮市内で開催されていたらしく、半月ほど前にホテルをネットで探したが、宇都宮駅近辺はすべて満席であったため駅からは離れていたが、やっと空いていたこのホテルに決めたものである。
早速、この日の夕方、親しかった姉の友人がホテルに訪ねてきてくれた。この人は、姉が名古屋へ帰還するとき住居の処分などで筆者もお世話になった方なので、顔なじみであった。3年ぶりの再会で二人は1時間半ほどを過ごした。姉の安らぎを眺めることが出来た。
 翌日(23日)は、姉が住んでいたマンションの近くにある松原教会に、午前10時半の礼拝に間に合うように出かけた。
 松原教会は改築されたばかりの真新しい建物で、室内もきれいに輝いていた。毎日曜日に行われている定例の礼拝日であるが、17~8人の信者が参加していた。全員、姉をよく知っている人たちばかりで、みな心から歓迎してくれていた。
 説教は女性の牧師が勤められた。筆者はこうした礼拝式に初めて参加したが、信者のお一人が隣にきて、聖書のどこのお話をしているのか、またどの賛美歌を歌うのかなど親切にサポートしてくれた。無信教の筆者としては、礼拝の一部を垣間見ることが出来て参考になった。
 礼拝が終わってからは、12人ほどの方が残ってくれて、簡単な食事会による歓迎会を催していただいた。むろん筆者の席も用意されていた。約1時間半、姉にとってこれほど安らぎの得られたときはそうはなかったに違いない。声ははつらつとして笑顔が絶えなかった。話しは尽きなかった。至福とはこういう時であるに違いない。
 姉にとって元気なうちにこうした機会を持つことが出来たのは本当によかった。宇都宮は国内ではあるが、姉にとってはもはや遠いところである。今後どれだけの人と再会できるであろうか。そのことを考えながら皆さんと別れを惜しんで帰路についた。