黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

おうみ進学プラザ白組は頑張る。

2016-09-12 09:36:13 | Weblog

県立中学受験クラス「県中エクスプレス」の授業。
秋になって取り扱う問題のレベルが上がっています。でも生徒たちは頑張って喰いついている。
手をケガした生徒が「書けないけど、授業は受けたい」と、包帯ギブス姿でやってきました。偉いなあ。スポーツで負傷したようです。青春の勲章なり。でも、早く治りますように。
理系の「ダンゴムシの観察」の問題は面白かった。生徒たちに「ダンゴムシは好き?嫌い?」と聞いてみたら、「好き」が圧倒的多数。なるほど。
「キャー!」という反応は人の成長の過程で社会的な姿勢として刷り込まれるのですね。

台湾映画「海角7号」を見て。
音楽をベースにしたポップな映画でした。ただ、台湾が日本領土ではなくなった時代の日本人青年と台湾の少女の恋と別離がBGMのように流れていて、現代の台湾の音楽イベント、そこでの日本人女性と台湾の青年との出会いと恋が…という構成。
楽しい映画で、しかもしんみりとした情景。日本人女性の俳優は超絶美女。
映画の中で「君を捨てたんじゃない。泣きながらあきらめたのだ」という別離の言葉は、男女のストーリーに託して「日本よ。なぜ我々台湾を捨てたのだ」という台湾の人々の心情を表現したのだそうです。
この映画が作られた時期には国民党政府の締め付けが厳しくて、まだ公然と「昔は良かった。日本時代が懐かしい」とは言えなかったようです。映画を見た台湾の人々は「あぁ、これは男女の愛の話だけど、同時に台湾と日本との関係のことだ。我々台湾人は日本に捨てられたと感じたけれども、日本も台湾を手放さざるをえなかったのだ」とわかっていたのだとか。芸術の秋におすすめの映画です。
映画を見て、また台湾に行きたいなと。そんなヒマは無いか。学習塾の勉強会を台湾で開催すれば「仕事だ!」と、堂々と…。その場合、ミエミエだとしても、社員の皆さん、見逃してください。お願いします。

今日の写真はおうみ進学プラザ白組。
なにかと「あの塾は女性スタッフが優秀」と言われてしまうおうみ進学プラザですが、我々白組も頑張っているのです。

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