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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 8月1日

2017-08-02 | Weblog
昨日今日とかなり暑かったがジムはかなりにぎわった。男女比率も全体を通してフィフティフィフティやはり女性は早い時間に来ることが多い。クラブは老若男女多くの人たちがトレーニングするので、夜になるとその体温から出る熱がたまってクラブはまさに熱帯雨林だ。ここまでいけばトレーニングに差支えがあるのでドライを入れることにしているが、それでも狭いクラブは人の体温がうわまわる。でも思いっきり汗をかくのでかなりダイエットには効果的であるようだ。競技者が試合で勝つのはもちろんだが、女性の体がひきしまったとか体重がおちたというのも私にとってはうれしい報告で、それは同じようにダイエットに励んでいる人たちの励みにもなる。暑い中みなさん仕事帰りにこうして足をはこんでくれることに心から感謝している。

1枚目の画像はほぼおっさんばかりのクラブうちのクラブはおっさんが多く、二人合わせて100歳マスということもある。でもここのおっさんたちは意外と強い。クラブでは女性に気をつかい、時には隅っこのほうで遠慮してトレーニングするおっさん競技者であるが、試合に出て若い人間を相手に結構活躍している。おっさんたちは言う楽しいからやっている。時には女子高生のようにバレバレしゃべるが、うちのおっさんたちは偉そうにしない、むしろ女性に気をつかってくれるジェントルマンである。

コルプスクリスティアヌムという言葉は、初めて聞いた人も多い思うが、簡単に言えば「一神教」「ギリシャ哲学」「ローマ法」を基準にしているということで、このことは西洋人の考え方の根底にある。日本人は明治維新以来、ヨーロッパ社会を受け入れたが、しかし実際そのローマ法と言う形をうけいれただけで、肝心のギリシャ哲学や一神教と言うものを受け入れてこなかった。制度こそ同じだが、彼ら彼女らの根底にあるのは一神教と哲学であり、そこに西洋と日本人の根本的な隔たりがある。だいぶ前から陪審員制度が施行されたが、この陪審員制度も西洋には神と言う裁く基準があるが、しかし日本人にはその裁く基準がない。この件に関して以前ある有名な僧侶が、陪審員制度についてインタヴューで「陪審員制度は感情がが支配し、裁くことが対象になるから危険だ、スケープゴートを生み出しかねない」ということを指摘していたが、しかし確かにそういう感情が支配することで敵討ちや仇討ち的な判決が出ると言ってもおかしくはないだろう。もっぱら西洋もその一神教と言う概念がうすまりつつあるが、しかしそれでも神がこの世界を支配し、神が正義だと言う考え方はこれら彼女らの考え方の根底にあると思う。話は少しとぶが、クラブにおいても何が正しいかそして何がわるいかと言う基準をしっかり持つことは大事なことだ。コミュニタリアンであるサンデルの共通善は行きついたらいささかカント的ではあるけれども、ノリや勢いサービスなどで人を動かす集団はそれ以上のものではない。私は人間を正しく動かし、群れを健全に保つのはそういう哲学であると信じている。







 
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