初富士五湖62キロの記録⑤ ラスト

富士五湖も後半だらだら登り

ラスト7キロでは
ほとんどの人（9割ぐらい）が歩いている箇所があった。

私の足は動いている。

よしラストスパートだ！
とロングスパート。
と言っても
キロ7分を切るくらいだけど。

気持ちよく様々なゼッケンの色の方をぐんぐん抜いていく。
この瞬間がこの大会で一番楽しかった。（笑）

６０キロ手前のエイドを
出たときにそれは起こった。
「ん？」
足が動かん。

ゆっくりと走ることもできない。
歩くことは・・・
できる。

ここから
ほぼラスト3キロ
歩きどおし。

さっき
抜かすときにごあいさつした
初対面の方にも抜かされた。

あぁあ。
こういうことなのね。

・走った距離の2倍は走れる。
　今回の最長ロングランは30キロ
　見事、2倍の60キロぐらいで脚が終わった。（笑）

・調子に乗って飛ばし過ぎて、走れなくなる。
　ラスト7キロぐらいでラストスパート。
　もう大丈夫。失速しないだろう。
　と思ったのが甘かった。
　こんなこと起こるのね。

キロ7分で走っていたのに
キロ14分ぐらいで歩くことになる。

途中までは
9時間切れるかも？
なんて思っていたが、
いやいや
9時間半でゴールできるかも怪しいぐらいの
歩き。

会場が見えて
ラスト1キロぐらいで
ぽつぽつと雨か？

ゴール　５００ｍ手前のマットを踏むと
「『路の途中さん　初めての62キロ完走目指します。』とありますが、
　完走できそうですね。」
というアナウンスが聞こえてきた。
これは、走らねば！
と最後の力を振り絞って走り始める。
競技場の中に入り、ゲートまで。
前後に誰もいなかったが、
霧雨の中　感動のゴールポーズ

ゴール後
メダル！
もらえるんだ！
やったぁ。

チップも外してもらって

テントで豚汁頂いて
荷物受け取り

着替え場所で軽く着替える。

傘は入れてなかったが、
ダウンコート（ユニクロ）を羽織り
シャトルバス乗り場はどっちだ？
と足を引きずりながら移動

「このバスは62キロの駐車場に行きますか？」
と運転手さんに尋ねたが、
「ん？62キロ？」
と要領を得ない返事。
「あぁ。」
と納得。
運転手さんには距離ごとに駐車場が分かれているとかそういう情報は伝わってないのね。

若干不安に思いながら
乗り込む。

きっと
距離ごとに行先が決まっているんじゃなくて
全ての駐車場を回るタイプなのだろう。
と想像して
兎に角
バスに乗り、移動。

予想通りでよかった。

富士山パーキングで
自分の車を見つけたときが
一番安堵。

少しだけ休憩して
キロに着く。

談合坂パーキングに着くころは
本降りの様相。

レストランで
「トンテキ定食」
をいただき、補給。

眠くなるかな？
と思うも
眠くならなかったので
食休みもそこそこに、
出発。

少しは渋滞もあったが、
滞りなく、帰宅することができました。

帰宅後も
100キロのような疲労は無かったし
時刻も10時前後と余裕があったので
シャワーを浴び
荷物の片付けをしてから
翌日の勤務に供えて
就寝しました。（さすがに爆睡）

これで
初富士五湖62キロの記録は終わります。

練習不足の割には
まぁまぁ、走ることができて
楽しいことも
辛いこともあったけど
思い出に残る大会となりました。

さぁ、
1週間経ったので
身体の調子を見ながら
（臀部いたいのよね）
少しずつまた走っていきたいです。