No18からのつづき。
http://oishi21.blog.ocn.ne.jp/oishi21/2008/10/post_3bc6.html
本番は、スムーズに進行されていった。
リハーサルでは、セッティングに手間取り、というかマイクの位置、マイク、楽器の音量などの入念なチェックのため、当然時間はかかる。
しかし本番は、スタッフがリハーサルのセッティングを再構築するだけ。
したがって、思ったより準備が早く終わった。ということは、持ち時間の20分が十分あまっているということ。
そして我々の演奏は、2曲。せいぜい8分もあれば演奏し終わる。
あまった時間はどうなるのかと、不安が脳裏を横切ったが、しかし、観客を前にすでに心はうわの空。
何とか演奏し終わり、舞台に引っ込むことを考えながら、演奏をし始めた。
最初の曲は、「戦争を知らない子供たち」。ジローズの歌である。
今は、杉田二郎が、なつかしのフォークソングなどに出て、独特の歌声で歌っている曲である。
この出だしは、ドラムスのイントロ。
しかし、これが結構難しい。
この難しいイントロを、本番間際の練習日にT塚氏にお願いした。
悪戦苦闘の末、それらしきドラミングが出来たが、こんどは、他のメンバーが、曲に入るタイミングを取れなくなった。
そして、満足に揃わないイントロを引っさげ(?)本番に臨んだのであった。
案の定、心配が現実に。
T塚氏は、かろうじてイントロを打ち始めたが、やはり出遅れが出てきた。
しかも、リードのピーズ氏であった。
したがって、イントロの主旋律が始めない状態。
途中から何とか聞こえてきたのであった。
つづく・・・。