今度の土曜日は、恒例の第３９回目となる榛南三高等学校・野球定期戦が、相良高校グラウンドで行われる。
この定期戦は、相良高校、榛原高校、吉田高校の三校のリーグ戦で、ちょうど３試合。
日程的には一日で終了する、都合がいい数である。
今回の定期戦は、これから夏の本番を迎える、前哨戦。しかも、地元の高校同士ということで、互いにライバル意識を持ち、いやがうえにも闘志が沸き立つ。
しかも今年の各チームは、レベルが高く、特に、榛原高校は、擁するエースの佐藤君が本格的な右腕と期待され、昨日１５日の静岡商業高等学校戦では、あの昨年夏の甲子園を経験した大野投手と互角に、いやそれ以上に張り合い、９回表までで、１対０の好投をしたほどの実力である。
試合の結果は、９回の裏、味方のエラーで１点を失い、結局引き分けとなったが、榛原高校にとっては、大きな自信につながるものであった。
したがって、定期戦は、相良高校、吉田高校とも榛原高校に胸を借りながらの試合になると予想されるが、この地元高校同士の定期戦は独特の雰囲気があり、日ごろの実力以上の結果を出す場合があるので、目が離せない。
今度の土曜日が楽しみである。
