まるぞう備忘録

無題のドキュメント

日本語脳の人たち。

2023-10-24 11:34:22 | 今日のひとり言



 日本語。それは数万年前からの、縄文人の世界観。現代の日本語の中にもその骨格として脈々として受け継がれている大切なDNAです。そんな縄文小説です。



日本語は一音節ごとに母音が入る。

 日本語を話す人の脳は虫の音を言語として捉える。というのは有名な話です。
 日本語は母音が強く、ほとんど全ての音節が母音と子音のセットになっているという発音体系も関係しているのかもしれません。

 たとえば英語の「strike」という単語も、私達は日本語の中ではsu-to-ra-i-kuと5つの母音で発音していまいます。でも英語ではstrが子音。最後のkも子音。母音は二重母音の「ai」の一つだけです。
 「str」のように子音だけの発音というのは、日本母語の人にとっては慣れないと難しいです。



私と他人の境界が薄い。

 また他の言語と比べて日本語の特長として
・主語があいまい
・形容詞が強い
ということもあるようです。

 英語や中国語などの他言語は
・「主語」+「動詞」
が基本であるのに対して日本語は
・(主語曖昧)+「形容詞」
というパターンが非常に多いということです。



 日本語の主語が曖昧だというのは、日本語脳の人は、自分と他人の境界線が薄いのではないかと思います。英語や中国語を話す人に比べて、日本語脳の人は自己主張が少ないということと関係するのでしょう。

 また「主語が曖昧」ということは「形容詞中心」ということにも繋がるのでしょう。「動き」ではなく「状態」としてこの世界を捉えている。



縄文時代から受け継いだ言霊のDNA。

 外国の方でも日本に長く住み日本語で思考するようになると、日本人的になると言われます。それは
・母音が強い発音→自然の音を声として捉えられるようになる。
・主語曖昧で形容詞が強い→自分と他人の境界が薄くなる。

 そんな作用があるのかもしれません。
 そしてこれは数万年前からの、縄文人の世界観。現代の日本語の中にもその骨格として脈々として受け継がれている。そんな縄文小説です。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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畝を作っています。畝はサツマイモの葉が茂っているので、雑草はあまり生えていませんが、溝には雑草が生えています。
また市民農園のため、右隣のエリアは未耕作のため雑草が茂っています。左隣は手入れされていて、作物以外の雑草はほぼ抜かれています。

→ お知らせありがとうございます。やはり市民農園だと周囲の目もあるので雑草農法はなかなか難しいですよね。

もしもっと雑草と群生できれば(市民農園なので難しいと思いますが仮に)虫食いはもう少し抑えられるかもしれません。でも虫食いが2割で抑えられているのなら上出来ではないでしょうか。と思います。

ちなみにまるぞう畑のサツマイモはこんな感じです。

市民農園だと周囲から苦情が来て怒られる感じですね^^;

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pomさん
・・・
創世記1章1節
(羅)in principio creavit Deus caelum et terram
(英)In the beginning God created heaven, and earth.
(日)元始に神天地を創造たまへり
そしたら、アマ-テラスは⁉︎
ありがとうございます。

→ しきしまのやまとのくには、ことだまの、さきはうくにぞ、さきくありとぞ。
柿本人麻呂の詩です。太古からの日本語の言霊ですね。
コメントありがとうございます。

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人の魂と虫との関係性は太古においては普遍的なものだったのかもしれませんねえ。

→ 本来日本語の「虫」とは「昆虫」とは違うもっと広い意味だったのでしょうね〜。

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わたしも先ほどオススメにあがっていたので見ましたよ。
「なんで?なんで日本人なのに出来ないの?」
って言うフレーズが度々出てきてそれが印象的でした。
虫の音か、鈴虫良いですよね、秋きたなーとかって思いますもん。
夏場の蝉の声も、あっついなー夏真っ盛りだなー
って感じるし。
こないだ朝通勤途中に自転車漕いでたら、同じ目線でカナブン?が飛んでいて、なんか朝からほっこり笑ってしまった、笑
カマキリもバッタもだんご虫も鳥も鶏も亀も鯉もみな可愛いし愛おしい。
今日もみんな、今だけ見て一生懸命に生きてるな。
じゃあわたしもっていう気になる。
あとは思い出すだけ。

→ そうそう。「なんで?なんで日本人なのに出来ないの?」ってとても大切な指摘だなあと思います。目からウロコです。

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「昴」は最後の「さらば昴よ」が、谷村新司さんが引越しの荷造り中にメロディーと共に降りてきて作った曲ですが、ご自身でも「我は行く 蒼白き頬のままで」の意味が分からなかったそうです。
その後、インドに行かれてシヴァ神の信者の蒼白い顔を見て、「財の星」である昴は物質文明の象徴であり、物質文明を破壊して精神文明に移行する意味ではないかと気付いたそうです。
http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51902497.html
物質文明から精神文明への引っ越しの歌なのかもしれません。

→ これから起きること。表面は災難災害に見えることでも、振り返るとあれが塞翁が馬だった。そんな未来小説もありますよね!

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SHO_KOさん
・・・
先日、縄文つながりで、面白いことがあったんです!
日曜は、多摩地域の市民祭りへ行ってきたのですが、焼き物を展示販売している作家さんと奥様がいました。稲城焼とあり、○○焼きと地域の名を名乗るにはその土地の土を使う決まりがあるそうで、東京の土を使用した焼き物は珍しいなと眺めていると、隣に置かれた縄文らしき土偶を発見!!それは焼き物で出来たレプリカで、ほかに土偶のミニキーホルダーなどが販売されていました…ナンデ?
商品の説明書きには、「多摩のヴィ―ナス」稲城市若葉台で発掘された縄文時代中期〈約5000~6000年前〉に作られ大英博物館、東京国立立博物館でも展示されるほど珍しい特徴を持っていて“多摩ニュータウンのヴィ―ナス”と名付けられているそうです。
奥様と土偶について話をしたのですが、縄文に興味があり夫の作家さんはもっと詳しい。そもそも焼き物を始めるきっかけは、地元で土器が出たからなのだと聞いて、引き寄せのようなこの偶然は面白すぎでしょ!と思いつつ運命を感じてショーゲンさんの動画と本の紹介をしてきました。見ず知らずの人に(笑)一度は通り過ぎたのに、身体が勝手に戻って紹介してしまう私でした~(^^;)

それでも私が住まう多摩地域に、縄文人が暮らしていた事実があったことを実感し、縄文を身近に感じてうれしく思いました。思いをはせることで、縄文の息吹を感じ大切な何かを思い出せたらいいなと思います。

ちなみに「多摩のヴィ―ナス」は、東京都埋蔵文化財センターで展示。
・https://www.tef.or.jp/news/post-124.html
胸の中心からヘソと思われる部分までにタテに線がまっすぐに引かれ、横にも線があり十字のような線が印象的で、教科書などでよくある代表的な遮光器土偶などとは違い気になりました。制作当時の3D復元図によると、タテの線のみが本来の姿とのことです。横線は割れた後の線かも?
・東京都埋蔵文化財センター 常設展示
https://www.tomaibun.jp/exhibition-permanent.html
東京でも縄文を感じられる♡場所!遺跡庭園「縄文の村」で竪穴式住居を見たり、様々な展示と体験コーナーがあります。
常設展の展示解説にはこんな記述があります。
当時の人々にいったい何があったのか、どこへ行ったのか理由は解明されておらず不思議でロマンを感じますね~
>多摩ニュータウン地域では、後期前半(約 4,000 年前)までは、少ないながらもムラの遺跡が見つかります。
>後期後半以降、人々はなぜかこの丘陵からいっせいに姿を消してしまいます。(終)

→ 武蔵国の一ノ宮は「多摩市の小野神社」と「大宮の氷川神社」です。古来から縄文の人たちが住んでいた土地だったのじゃないかなあと思います。

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