どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

スズメと子ネズミとホットケーキ・・ロシア

2017年06月12日 | 絵本(昔話・外国)


      スズメと子ネズミとホットケーキ/イリーナ・カルナウーホヴァ・作 アナトーリー・ネムチーノフ・絵 齋藤君子・訳/ネット武蔵野/2003年初版

 ロシアの昔話の再話です。

 森のはずれにすむ小さな小屋に暮らすのは、ムクムク子ネズミとチュンチュンスズメとバタ-たっぷりのホットケーキ。

 料理の分担は、スズメは麦やキノコ、まめの調達、子ネズミはまきわり、ホットケーキはシチューとおかゆをつくること。
 仲良く暮らしていた三人ですが、スズメがどうも自分の仕事は多すぎると、役割分担をチェンジすることにします。

 ところが、それぞれがえらい災難にあって・・・。

 最後はもとの分担にもどります。

 ホットケーキは、壺の中に飛び込んで、うまいシチュウをつくるのですが、役割をかえて、ネズミが壺に飛び込むとからだじゅうおおやけど。

 ホットケーキが料理の材料をあつめていると、おなかがキツネに食べられてしまいます。

 ホットケーキの存在感が抜群で、靴も面白いですよ。

 この三人組?どうして同居することになったかにも興味があります。


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