スズメと子ネズミとホットケーキ/イリーナ・カルナウーホヴァ・作 アナトーリー・ネムチーノフ・絵 齋藤君子・訳/ネット武蔵野/2003年初版
ロシアの昔話の再話です。
森のはずれにすむ小さな小屋に暮らすのは、ムクムク子ネズミとチュンチュンスズメとバタ-たっぷりのホットケーキ。
料理の分担は、スズメは麦やキノコ、まめの調達、子ネズミはまきわり、ホットケーキはシチューとおかゆをつくること。
仲良く暮らしていた三人ですが、スズメがどうも自分の仕事は多すぎると、役割分担をチェンジすることにします。
ところが、それぞれがえらい災難にあって・・・。
最後はもとの分担にもどります。
ホットケーキは、壺の中に飛び込んで、うまいシチュウをつくるのですが、役割をかえて、ネズミが壺に飛び込むとからだじゅうおおやけど。
ホットケーキが料理の材料をあつめていると、おなかがキツネに食べられてしまいます。
ホットケーキの存在感が抜群で、靴も面白いですよ。
この三人組?どうして同居することになったかにも興味があります。